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第四話 最も近くて遠い距離




 生者の人と話とかできたらいいのになー、と何気なく考えていた俺だけど、それが本当に実現するとは思っていなかった。何より、本当に誰かと話が出来るようになったとしても、その相手はユイカちゃん以外であることを俺は望んでいた。


 話ができるのなら老若男女誰でもカモンだったが、彼女にだけは俺のことを知られたくなかった。もちろん俺だって、彼女と話はしたい。俺自身の手で手助けができるのなら、喜んで彼女を支える。もし彼女以外の人に俺が見えたのなら、手助けするためにあれこれその相手に要求だってしただろう。だけど、俺自身の存在は秘匿してもらうように頼んでいたと思う。


 俺は彼女を手助けしているのだから、その相手に知ってもらっていた方がいいのはわかる。お互いに得だし楽なことも理解している。自由に動き回れる俺の存在は、聖女として努力をしている彼女にとっても、悪いものではないと思う。何よりも俺は、彼女への協力を惜しまない。


 だけど、損得鑑定だけで済む問題じゃないことが一つだけあった。


「ごめんっ、なさい……」

「な、泣く必要なんて、本当にないからな! よくわからないけどこうして俺はここにいるし、異世界とかに来ることもできたし、凄い知り合いとかもいっぱいできたから! ユイカちゃんは一つも悪くないし、だから、えっとなっ……」


 こうなることが当然予想できたから、俺は彼女にだけは知られたくなかった。三ヶ月間見守ってきた俺には、彼女の性格なら俺のことを知ったらどうなるかがわかっていたからだ。俺の存在は、下手したら彼女を潰しかねない。


 苦し紛れの土下座のインパクトで、不法侵入と一緒に俺のことも有耶無耶にできないかと願ったが、やはり駄目だったらしい。落ち着きを取り戻したユイカちゃんは、俺の顔を見てすぐに気づいてしまった。


 こんなことなら、俺のことを彼女が忘れてくれていたらよかったのに。彼女との邂逅なんて、本当に数秒だけだった。忘れられたら俺もちょっとはショックを受けるだろうけど、こんな風に本来は必要なかった罪悪感を、彼女が背負う必要なんてなかった。


 俺が死んだことに関して、彼女に落ち度は何もない。彼女に恨みすらもないし、この世界の人たちだって誰も悪くない。トラックの人には言いたいことはあるけど、俺が死んだのは自分の行動の結果だ。逆に俺が飛び出さなければ、トラックの人だって人を死なせずに済んだ。このあたりは本当に堂々巡りなことなのかもしれないが、俺自身はこの三ヶ月で割り切ることができていた。



「だけど、私がいなかったら」

「それだったら、俺だってあそこにいなければよかった。飛び出さなければよかった。ほら、そんな問題なんだよ、これは」


 とにかく彼女を刺激しないように、俺は笑みを浮かべながら話す。だけど、どれだけユイカちゃんに非はないと言っても納得してはいないだろう。もし俺が彼女の立場だったら、間違いなく自分の所為でって思う。死という現実の壁は、それだけ大きい。


 試しに彼女と手を合わせてみたが、見事にすり抜けたので、俺が幽霊なのは変わっていない。そして俺がユイカちゃんを助けようとして死んで、幽霊になって巻き込まれ召喚をしてしまった事実も変わらない。俺は頭を掻きながら、必死になってない頭で考える。


 彼女の罪悪感を拭い去ることは、きっと難しい。だけど、その罪悪感の所為で彼女が不幸になることだけは、絶対に認められなかった。自分は幸せになってはいけない、なんて思われたら、俺の存在は害以外の何ものでもなくなってしまう。


 今は時間がない。俺は悩み、結局これしかないと考えた。聞き方によっては脅しになってしまうかもしれないけど、回りくどい言い方をして誤解されたら本末転倒だ。だったら、今は自分の気持ちを正直に彼女に伝えた方がいい。それから罪悪感なんていらない、って俺が本気で思っていることを少しずつ伝えていけばいいんだ。


「えっと、自分の所為って思わなくていい、って言っても納得できない……か」

「それは、だって」

「うん、わかった。なら俺は、ユイカちゃんの思いを受け取るよ。その代り、俺のお願いを一つ聞いて欲しいんだけどいいかな」

「お願い……ですか」

「そうそう。ユイカちゃんにしかできないこと」


 真っ赤になった目で、真っ直ぐに俺を見る黒い瞳。このままだと、俺と彼女の思いはずっと平行線のままだ。目の前の女の子は涙を拭き、決意を込めたように俺のお願いにうなずいている。罪悪感のあるユイカちゃんには、俺の要求を断ることができない。なら、ちょっとズルいけど先手を打たせてもらおう。


 俺の思考力じゃ、そんな大層なことは思いつかない。今から言う言葉だって、すごくありきたりだし、二番煎じもいいところだ。だけど、これ以上に俺の思いを表した言葉はない。カッコ悪いなぁ、と苦笑しながら、俺は明るく笑ってみせた。



「俺さ、もう死んじゃったし、三大欲求とかも意味がないし、幽霊って結構暇だったりもする」

「えっ、はい」

「だからユイカちゃんには、……俺の分まですっごく幸せになってもらいたいんだ」

「へ…?」


 彼女は俺の言葉に目を見開き、茫然と口を開いた。


「つまりさ、ユイカちゃんには俺の分まで生きてほしいってこと。俺にはもうできないことを、いっぱい受け取って欲しい。たくさん笑って、たくさんおいしいものを食べて、たくさん楽しい思い出を作って、たくさんの人と触れ合って。素敵な恋とかもしてみてさ。もう思い残すことがないぐらい幸せになってもらわないと、俺の人生の割に合いません。俺も守護霊として見守るのなら、悲しい顔よりも笑顔の女の子を応援したいからね」

「……待って下さい。それって」

「待ったなし。俺にこれ以外の願いはありませーん」


 自分でも頭の悪そうな、気持ち悪いニヤニヤした顔を作りながら、彼女の戸惑いをバッサリ切る。ここは空気を一切読まないで、俺の意思を示さなければならない。強引と言われても、結構だ。


 そんな俺の意図を悟った彼女は、唇を小さく噛み締める。ユイカちゃんには俺の願いを覆すことはできないので、俺の願いを受け取る他ない。視線を落とし、俯く彼女に脅迫まがいな願いを告げた自覚はある。


 死んだ俺に残ったものなんて、ほとんどない。死んだことで、だんだん倫理観も緩んできている。空気を読まずに好き勝手やるし、プライドとか世間体も放り投げられるだろう。だけど一人の男として、一度決めたことは真っ直ぐに貫き通すぐらいはしたい。


「私には、あなたにそこまで願われるだけの資格なんて…」

「あるね。俺が君を応援したいって思った。幸せになって、笑ってほしいと思ったんだ。先に言っておくけど、俺はそんなにいい奴じゃないぞ。リア充には呪いの言葉をかけているし、面白半分で他人の黒歴史を幽霊情報網で探って腹抱えるし、神官長で実験してついおちょくっているし」


 第一印象は最悪だった神官長だけど、仕事以外のプライベートはいかに聖女様のために最適な氷枕を作り出せるかを真剣に研究するような、純粋な聖女バカだった。生暖かくもなる。



「だいたい、俺は資格がいるような上等な存在じゃないさ。男として、頑張る女の子を応援するのは当然だろ。俺はただユイカちゃんに幸せになってもらいたい。あの時ユイカちゃんを助けようと思ったことを、俺は後悔していない。それだけは、ちゃんと覚えておいてほしい」


 ここまでなんとか言い切り、俺は小さく胸を撫で下ろした。とにかく俺のペースで話を進めるために、強引に持っていかせてもらった。さっきまでの会話を思い出しても、たぶん彼女は自尊心があまり高くないような気がするのだ。彼女の思いを無視して言い募る、俺の理不尽な要求にだって言い返すことができない。そこをわかっていて利用するあたり、俺も結構卑怯だろう。


 はっきり言って、これで彼女の心が晴れたとは思っていない。それでも、少しでも負担が軽くなってくれていたらいい。俺への気持ちをちょっと有耶無耶にできたぐらいで、今は上々だろう。何より、これから先は堂々とユイカちゃんを手助けできるのだから。


 俺のマシンガントークの所為か、どこか放心していた彼女にラップ音気付けをして覚醒させ、とりあえず頷いてはもらった。考え込む彼女に疑問はあるが、いきなり幽霊が見えたりしたら混乱も当然あるだろう。押し強く行き過ぎたことを直接謝ることはできないが、心の中で謝罪しておいた。



「……よし、辛気臭い話はこれでお終いな。とりあえず、俺のことは一真でいいよ。えーと、数字の『一』に真実の『真』って書くんだ。あと、すごく今更だけど名前を勝手に呼んでいてごめん」

「あっ、私は気にしていません。私も今更だけど……結ぶ花って書いて結花(ゆいか)って言います。その、一真君って呼んでもいい?」

「もちろん」


 改めての自己紹介に、なんだか不思議な気分だ。思わず頬を掻いた俺と、気恥ずかしそうにする彼女は、こうしてお互いを認識し合った。


 今までのことや、見えるようになった原因や、これからのことを話し合ったりする必要はあるが、休憩時間が終われば結花ちゃんはマナー講座のお時間である。そのためあまり時間は取れないので、俺たちはお互いのことや、地球や異世界のことを雑談して、時間まで過ごすことにした。



 ちなみに、スパルタマナー講座が始まる時間になったので、「街をふらふら漂って来まーす」とのほほんと言った俺に、ものすごく恨めしそうな視線が突き刺さったことは言うまでもない。




******




「なるほど、さすがはユイカ様です。まさか神の使いである精霊様と意志を交わされるようになるだなんて」

「えーと、そうですねー」

「あぁ、さぞかし神々しいお姿なのでしょう。私も一度でいいから、そのお姿を拝見したいものですね…」

「あの、結花さん。そのものすごく何か言いたげなジト目は辞めてください」


 結果から言えば、俺の声が聞こえたり姿が見える様になったのは、やはり結花ちゃんだけだった。確認のために街をぶらぶらしてみたが、俺に気づいた人はいない。最後の一押しにと結花ちゃんに神官長を連れてきてもらったが、彼もやっぱり俺が見えていなかった。


 つまり、俺自身に何か変化があった訳じゃない。あったとしたら、彼女の方という訳だ。霊感に目覚めたのか、と思ったが俺以外の浮遊霊は一人も目撃していないらしい。あの野次馬幽霊共が目に映らない訳がないので、その線も消えた。


 確証はないが、俺と彼女の予想では聖女の最終段階の訓練が原因じゃないかと思っている。どうやらお風呂場で続きを指導してもらっていた結花ちゃんは、身体の奥にある何かと繋がった感覚を覚えたと言っていた。その変化もあり、早めに湯浴みを終えたらしい。


 聖女の力が増したことで、精霊と近しいらしい俺の存在に気づけた。まだ本物の精霊様が見えた訳ではないが、この理由が一番しっくりと来る。俺も巻き込まれ幽霊だが、女神の召喚陣を通ったのだから。


「なんとなく気配だけですが、このあたりでしょうか?」

「あ、はい。そこの上らへんにいます」

「この気配、やはりそうですか。最近どうも夜中に身体が動かなくなったり、変な風に襲われたり、子どもの笑い声のようなものが聞こえたり、触った覚えのない物が動いていたり、いきなり扉が開いたり閉じたりしたり、壁ドンの音が聞こえて神聖な神殿でけしからんと向かったのに無人だったりしたのは、精霊様が私に何かを伝えようとしていたのですね。私がまだまだ未熟者だったばかりに……」

「俺が色々悪かったので、その呆れ果てたようなジト目は辞めてください」


 俺に向けて深々と頭を垂れる神官長と、その神官長を襲った数々の怪奇現象を知った結花ちゃんの視線が辛いです。敬愛心マックスの神官長の賛辞に、さすがの俺も反省した。暇つぶしと出来心の実験だったという真実は、成仏まで持っていこうと思う。


 神官長を連れてきてもらったのは、俺のことを彼にはばらすつもりだったからだ。俺の姿が見えたら巻き込まれ召喚のことを説明しなければならないが、幸い彼は俺がわからない。それなら今日賢者さんに教えてもらった精霊要素を利用させてもらった。


 神の使いとされる精霊様なら、神殿や神官長も俺の存在を無下にできないだろう。聖女である彼女にしか話せない見えないという怪しさ満点の存在だけど、神官長はなんとなく気配がわかるみたいなので一通りの証明はできる。他の神官には、神殿の裏事情を結花ちゃん経由で話したり、ラップ音を聞かせてやればいい。


 とにかく今必要なのは、結花ちゃんの味方になりえる権力者だ。その中で彼は、幽霊の俺が驚くぐらいの――仕事人間だった。真面目な神官だった。ただの聖女バカだった。


 イケメンでお偉い職に就いているのに、この三ヶ月で俺が見たのは、女も金もない生活。真剣に聖女様のために氷枕の研究や、自ら厨房に立って日本食の研究や、彼女の部屋を飾る用の花の世話を毎日していた。今更だけど、何をやっているんだ神官長。何でそんなにエプロンが似合うんだ神官長。


 色々ツッコみたいところはあるが、今は置いておこう。大事なのは、結花ちゃんの旅の選抜メンバーである。精霊と聖女の希望なら、向こうだって切って捨てることはできないはず。無理やり押し込んできそうな権力者には、俺の情報網と幽霊技を駆使した嫌がらせで、神官長経由で黙らせてもらおう。



「結花ちゃんは、メンバーに希望とかある? 女の子に囲まれたいのなら、騎士団長経由で情報はいっぱいあるよ。俺もそっち希望」

「ぜ、前面に押すね…。えっと、私も女の人がいてくれたら嬉しいけど、みんなそうだと旅って大変だと思うかな。男の人の手もいると思う」

「……そうでしょうね。男性がいない旅は、国も神殿も認めないでしょう。逆に、男性のみの旅になることもありません。ユイカ様の心配もわかりますが、旅の道中の心配もあります」


 この二人、やっぱり真面目だった。確かに女の人だけの旅なんて、傍から見たら盗賊とかに襲って下さい、って言っているようなもんだ。国の思惑の心配もあるが、結花ちゃんだって気を引き締めている。そうなると、どういう人選にするかが問題だな。


「結花ちゃん、神殿からは何人ぐらい人を出せそうなのか聞いてみて」

「うん、神官長さん。神殿からは、選抜者は何人ぐらい選べそうなんですか?」

「神殿からは、術者や補佐を輩出するつもりです。人数は一人か二人でしょう。国からは、騎士や魔術師といった外敵の危険から守る人材を選んでくれます。癒しの術はユイカ様が主に使えますので、それをサポートでき、旅の補佐ができる人材ですね」

「旅の補佐ですか?」

「えぇ、私の方で国に要請しておきました。ユイカ様の体調が崩れるなどあってはなりません。健康を維持するための食事管理や体調管理、戦い以外での人との交渉術。何よりも不慣れな異世界で、いきなり知らない者たちに囲まれるというのは精神的にもお辛いでしょう。馴染みのある者が一緒にいるだけでも、ご負担は軽くなると思います」


 さすがは、異世界の聖女様を預かる神殿。国の人たちとは、聖女を守るベクトルが違う。あっちは聖女を身体的に守って、悪い根源までなんとしても連れて行くって方針だった。だから逆に神殿は、聖女を精神的に守ることに重きを置いたってことか。


「だけど、そんな便利すぎる人材なんて神殿にいたか。結花ちゃんを一番に考えてくれて、食事管理も体調管理もできて、交渉ができるだけの強かさを持っていて…」

「私の術のサポートもできて、顔見知りで話しやすくて、こちらの事情も把握してくれている人…」

「安心してください。必ず旅の期限までには、人材を準備してみせますから」


 優しく微笑む神官長に視線を向け、次に俺と結花ちゃんの視線が合った。どうやらお互いに思っていることは一緒らしい。俺と結花ちゃんの心は、見事に一致した。



「すみやかに神官長を確保ー! 裏神殿ランキングで、オカンにしたい人堂々の一位を逃がすなァー!」

「神官長さん、お願いします。私の旅についてきてください。毎日私のために氷枕を作って下さい!」

「えっ、あの、私? しかし、私は神殿の長であり、ここで役目を終えられたユイカ様の足場作りをしておかなければ……、って身体が動かないっ!?」

「精霊様(仮)のご意志です」

「私、もう神官長さんの作った味噌汁がないと旅ができる自信がありません!」


 快適なる旅のためなら、遠慮はしない。足場作りは確かに大切だが、それは代わりの人間でもできることだ。オカンスキルがカンストしているのは、彼しかいないためこれだけは代わりがいない。


 俺の全力の金縛り&結花ちゃんのプロポーズまがいな切実な訴え。普段は押しの弱い結花ちゃんでも、さすがは食の日本人。聖女業で忙しい彼女からレシピをもらい、日々弛まぬ調理をし続けた神官長への信頼は厚い。結構本気で必死っぽい。


 そんな結花ちゃんの日本食と氷枕への欲求の声と、俺のラップ音三三七拍子による応援が響き渡る中、疲れた顔の神官長をなんとか説得することに成功した。初めての共同作業の達成に、思わずノリで舞い上がって俺と結花ちゃんはハイタッチ……しようとしてすり抜けてしまって、聖女様壁に顔面強打。幽霊なのを忘れていた。


 背中が煤けていたはずの神官長がすぐさま彼女を抱き起し、診察から治療までを流れるように一瞬で行った。次には、勢いだけで行動してはいけません、と精霊(仮)と聖女に説教するオカンという構図が誕生した。



 こうして、聖女様による救済の旅のメンバーが、まずはここに三人決定したのであった。



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第3話にもありましたが、辞め→止めでは。
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