第二話 やめるべきだった?!
さて、何故こんなことになったかを遡ることにしよう
自分は確かに内政チートや軍略チートなんて出来るわけもないが現代日本人としての一般教養はあるつもりだ。そしてその結果備中鍬や千歯扱のことを言ってみたらこれがまた大成功してしまい村ではこの子は天才だ~みたいなことになってしまいもう大変。
その後もなにかとあれば俺のところに相談に来る来るそして気付いた時にはもう遅い。領主が噂を聞きつけ直接会いに来てしまったのだ。しかも内容は地域別での農業やらなにやらだ、とりあえず輪作と囲い込みについて教えてあげた。
そんなあるときこの領主事もあろうに俺に賊のことで相談に来やがって内容はいくら賊を討伐しても無くならないと言うものだった。
しかし、俺は答えてしまったのだ。
ならば、討伐した賊を殺すのではなく仕事を与えてみては?と
その結果賊は次第に数を減らしていきこの領主の領地では見られなくなっていき、賊が減り、農業に余裕ができた結果少しずつだがこの村だけでなく領地その物が発展していったのだ。