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始まりの日④


「ふ〜、たくさんアイテムゲットできましたね〜」


「そうだね!今日はこのくらいでいいんじゃないかな」


お!そろそろ今日の探索終わりみたいだな・・・


よし、ここで今日の収穫を確認してみようかな。



えーと、『三日月の闇』に入って、約5時間・・・

ブルーウルフを100匹、レッドウルフを20匹討伐。


正直モンスターとの戦闘時間より、探す時間の方が長かったくらいだ・・・


ちなみにアイテムのドロップ結果は

『水のコア』がFランク30個とEランク20個とDランク15個

Cランク10個とBランク5個

ブルー毛皮35枚レッド毛皮5枚、


ドロップアイテムの買取金額にすると・・・・・約50万円かよ!!



普通はCランクパーティーが一回のダンジョン探索で

こんなにモンスターを討伐するなんてありえない!!


今まで、荷物持ちしたパーティーの一日のアイテム買取合計金額は

今回みたいに5時間探索したとして3・4人パーティーで

Fランクパーティーだと5万円くらい

Eランクパーティーだと10万くらい

Dランクだと15万くらい

Cランクだと25万くらいだ。


なので今回は俺の経験上・・・平均の2倍の額だ!!



あともう一つ・・・今までの荷物持ちでは命の危険がつきものだった!!


それは、予想外のモンスターによる襲撃や奇襲、パーティーの連携ミスによる

戦闘でのパーティーメンバーの負傷などがあり

荷物持ちだろうがモンスターに襲われることが多々あったからだ!!

その度に俺は逃げ回ったが・・・・・


でも、今回のダンジョン探索では終始安定していて

正直、モンスターをそれぞれが蹴散らしていた。


Cランクなのが考えられないくらいだ!!



俺も、今までたくさんのパーティーの荷物持ちをしてきて

色々なパーティーを見てきたが、本当にここまで一人一人が強いパーティを

Cランクパーティーで見たことがなかった。



それで、先ほど歩きながら

『明日への希望』のみんなに失礼でなければ教えて下さいとお願いし

それぞれのスキルを聞いてみた!!


まとめるとこんな感じだ・・・


まず、茜さんのスキル【炎帝】炎を自在に操る最高位スキル。


静華さんのスキル【気配危機探知】状況にもよるが

最大、周囲200メートルの敵意のある気配を探知できる上位スキル。


花蓮さんのスキル【祝福】治癒・回復・バフ系の上位スキル。


最後になんと言っても、花音さんのスキル【水神】

水を自在に操り、さらに回復もできる神位スキル。


希少スキルのオンパレードだな・・・スキルのバーゲンセールでも

あったのかと、スキルを聞いた時の俺は耳を疑ったが

今までの戦闘を振り返り、納得・・・これは強いわけだ!!


ここでまた一つ疑問が出てきた・・・それはなんでまだCランクなのかだ。


・・・よし・・・聞いてみるか。



「あのー・・・花音さん!!聞いてもいいですか?」


「ん〜、時空さんどうしたの〜」


「どうして『明日への希望』は現在Cランクなんですか?

俺・・・色々なパーティーを見てきましたがここまで強いパーティには

初めて会いました!!」



「ああ〜、それはね〜、私たちまだハンターになってから

1ヶ月くらいなんだよ〜・・・皆んなスキルも最近覚醒したんだよね〜

だからね〜まだスキルを使いこなせていないんだよ〜」


「そうなんだよー!私も、花音ちゃんも花蓮ちゃんも茜ちゃんも

昔からの付き合いなんだけどね、最近覚醒して皆んな良いスキルだったから

皆んなで相談して仕事や学校やめてハンターになったんだよー!」


「あ!そうなんですね。お答えいただきありがとうございます!!

・・仲良くてすごく良いですね!」


花音さんと話していたら、静華さんも話に入ってきて答えてくれた!



なんか、本当にそんな関係いいなー・・・俺も覚醒しないかな・・・

そうしたら、母さんも雪華も今後苦労させずに生活させてあげられるのにな・・・。



「時空さんも〜そのうち覚醒すると思うから〜その時はがんばってね〜・・

それじゃあ〜みんな〜かえるよ〜」


「ありがとうございます!その時は頑張ります!」


花音さんの掛け声と共に全員がダンジョンの出口へと動き出した。



相変わらず花音さんはなんかゆるいなー・・・

よし!じゃあ俺も行くか。


俺もみんなの背中を見ながら出口へと歩き出した

その時、急に頭が割れそうなくらいの痛みがきた・・・


「ああああああああああああああ」


あまりの痛みに立っていることができなくなり

膝をつき倒れ込んだ。

尋常ではない叫び声を聞き『明日への希望』の

みんなが駆け寄ってくるのが見えた・・・

この時ばかりは、普段のんびり話してる花音さんも

普通に声をかけてきており、必死さが伝わってきた・・・


「どうしたの?」


「大丈夫?」


「何があったの?」


「ねぇー大丈夫なのー?」


「頭がーー・・・・ああああ割れるーーーーー・・・・」



俺はあまりの痛みに

みんなの心配そうな顔を最後に意識を失った・・・・・

ここまで読んでくださりありがとうございます!読者様のご期待に添えるよう、全力で頑張らせていただきます!


【ヒカリからのお願いです】


・面白い!

・続きが読みたい!

・更新応援してる!


と、少しでも思ってくださった方は、是非いいね!ブックマーク!をお願いします。


皆様の応援がヒカリの原動力になります!

何卒よろしくお願いします!


また、日々私自身でも読み返し、分かりづらい箇所がありましたら編集いたしますので

ご容赦をお願いします。

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