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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

異世界七草粥~おせちもいいけどカレーもね~

作者: ヒロモト

『セブングラスセンチュリースープ』


通称『七草粥』は全ての病気や怪我を治す伝説の食べ物である。

何千何万という冒険者達が素材を求め旅立ち散っていった。

ある若者は病気の妹を救う為この七草粥の素材集めの旅に出た。


その旅路は辛いものだった。

七草粥の素材を手に入れる為には『七つの大陸にいる七匹の龍』を倒さなくてはいけない。

龍達の捕獲レベルは1000を越える。

だが若者は全ての龍を倒し七色に光る七草粥を完成させた。


片腕と片眼を失い満身創痍だが後悔は無い。

これで妹の病気がなおる。


「妹よ。口を開けろ」


妹が七草粥を食べた瞬間に妹は元気になった。

そして自分の為に命懸けの旅をした兄にこう言った。













「パンのが美味しいわ」








男は妹の首をはねた。


七草粥食えよ!

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