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5話:ステータス

翌日、会社には昼から出社した

昨日の出来事は大きく報道され為、会社からは休んでもいいと言われ、朝はゆっくりしていたが、落ち着かないので昼から出社した

その日は仕事以外の会話は一切せず帰宅した


数日後···

ほとんど立ち直り、いつもの日常が続いた

そうそう、俺の能力は何故か鑑定出来ないらしい

どうでもいいが、そんな通知が届いていた


そんなある日のこと


「龍宮さん、ゴミが溜まっているから回収業者に連絡してくれない」

「分かりましたー」


普段は事務職の俺だったが、いまだに復帰できない人の変わりに現場に出ることも増えていた


「スクラップも溜まってるな、これ材料の鉄板に戻せたら節約できるのにな」


そんな事を考えながらスクラップに触れた

すると、突然スクラップがドロドロに溶け、材料の鉄板の形になった


「な、何これ?」


周りにいた人達も口々に色々と言っていた

とりあえず、居づらくなったのでその日は早退させてもらい市役所へ向かった

市役所に能力の相談窓口があるのだ


「すいません、自分の能力の相談ってどこ行けばいいんでしょうか」

「右手の階段を下りて、正面の部屋へ進んでください」

「ありがとうございます」


早足に教えてもらった部屋に駆け込んだ

受付を済ませ待合室へ

相談待ちの間、会社での事を考えていた

自分の能力が発動したことに、少し興奮していた

順番になり、担当の人に経緯を説明した

その後、いくつかの実験をし、スキルであることが分かった


「『錬金術』ですね」

「いや、錬成陣とか、某漫画みたいに手を叩いたりしてませんけど?」

「漫画の見すぎですよ、これは現実のスキルなんで、そんなの必要ないですよ」

「おいおい、どっちが漫画か分かんなくなるよ···」


拍子抜けしたとどうじに、少し呆れてしまった

その後、受付を済ませて自分の能力を登録し帰宅した

以前の鑑定は、能力を国に登録するための検査だったのだが、俺の場合は測定不能の為、能力が発覚する度に要録しなければいけない

面倒だ


「漫画みたいにステータスとか言ったら見れたらいいの······に?」


目の前にはステータスが開いていた



氏名:龍宮勝輝

年齢:21歳

職業:会社員


体力:1101

魔力:∞

神力:30

力 :57

防御:91

知力:180

精神:210

速さ:50


スキル

思考加速

全属性魔法(初級)

全武術(初級)

付与魔術

時空魔法(初級)

解析

錬金術(初級)

神喰い




「お、おぅ······、魔力以外は高いのか低いのワカンネエ」

翌日、市役所でステータスを登録して出社した



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