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16話:空想の金属

数日後

俺のステータスはこうなった



氏名:龍宮勝輝

年齢:21歳

職業:会社員


体力:198,511

魔力:∞

神力:13/31

力 :2,588

防御:2,589

知力:2,588

精神:3,030

速さ:8,900


スキル

全能

神喰い



ライトとステータスを共有して思いっきり遊んでいたらこうなった

身体能力だけ見ても他の能力者と桁が違いすぎるが、謎に神力が減っている

スキルについてはスッキリしたけど、表示されてるスキル名がヤバい


「何か色々と思い付いては試してたらこうなっちゃいました」

「あの時、自分の存在意義を見失っていたキミはどこ行ったんだろうね?」


総理は呆れている


「ですが、これでも勇者に勝てるかどうかは分かりません」

「お久しぶりです、諜報員のお姉さん」


いつもの秘書さんはいない、実はこの二人のお姉さんは姉妹らしい

つまり、両方くノ一だったりする


「お久しぶりです。早速ですがこちらをどうぞ」


そう言って一本の刀を渡された


「これは?」

「龍宮様専用に作り上げた物です」

「おぉぉー」


俺は刀を鞘から引き抜きながらその美しさに思わず声をあげてしまった


「君のステータスに耐えられると良いんだけど」


そう、あまりにも強くなりすぎて自衛隊の使用している武器では俺の動きに耐えられずすぐにボロボロになってしまうのだ


「相談を受けて作らせては見ましたが、いかがでしょうか」

「んーーー」


俺は軽く振ってみる


「すみません、ダメっぽいです」


数回振っただけで刀身にヒビが入っていた


「そうですか·····」

「そう考えると、勇者が使ってる武器って相当の代物なんだろうね」

「恐らくですが、今の人類では到底作り出すことは不可能なのでしょう」


八方塞がりだ

剣にたいして素手はさすがに厳しい

ましてや、挑もうとしているのは勇者

しかもステータス不明

怖さしかない


「あの、龍宮様はご自分で製作できないのでしょうか?」

「あー実は·····」


当然自分でも作ってみた

だが······


「俺の能力に耐えるように作ると重すぎて扱えなくて、扱えるギリギリの重さにすると武器が耐えられなくなるんです」

「なるほど····」


すると諜報員のお姉さんはある金属を取り出した


「これは、以前勇者が倒したファフニールの死骸から発見された金属片です。」

「鉄じゃないよね?」


その金属はうっすらと青く光っているようにも見える


「成分は不明、切断破壊不可、ですが恐ろしく軽いです」

「なるほど····、解析」


そこには『ミスリル』と表示されていた


「ま、まじかーーーーーー」


もう、何度目か分からないが·····


「もう、漫画だな····」

「龍宮様?」

「あ、ああ、ごめんなさい」

「何か分かったのかい?」

「ミスリルです」

「「は?」」


総理も諜報員のお姉さんも呆気に取られている


「ミスリルです。もう漫画な展開はなれたつもりでしたが、さすがにこんなの出てくるといまだに呆れます」

「「た、たしかに·····」」


しばらくの沈黙のあと


「とりあえず、ミスリルを精製して武器を錬成してみます」


そう言うと、解析した成分になるようにストレージにしまっている粗大ごみを錬成してミスリルを精製した


「成功かな、そのまま···」


ミスリルを武器に錬成する

先程見た綺麗な刀をイメージした

そして····


「出来たかな?」


そこには、吸い込まれそうな刃の刀があった


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