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~序章~
どこにでもある家のベランダで、ごく普通の日常すごしている少年の日常が崩れ去る
「わんわん」
ベランダから夜空を眺めていると後ろから子犬が走ってきた
「ライトはいつも元気だね」
笑顔で抱き止める少年
「夜も遅いからそろそろ寝ようか」
その時、誰もいにはずの空から声が聞こえた気がして少年が振り返った
「あれ?気のせいか・・・・・・・」
・・・・・・・バタン
少年はその場に倒れこんだ
薄れ行く意識のなか、愛犬の鳴き声だけが響いていた・・・・・
その後、少年と同じように突然倒れる人達が続出したため、世界各地が大混乱になっていた