おむつのプロジェクト
MBSラジオ短編賞1
の為に書いた、一応、3話で完結するよ!
一応、完結ボタンは押したくないけどね。
〈〉あらすじ〈〉
ファミリー町のビクトルブランド社長の娘、城華フロレスバージェは、兄達が優秀である事で、女の子として生まれた、コンプレックスを持っていた。
それを、忘れたある日、二代目社長となり、CM作りに向けて、社員達と計画を練っていた。
そんな、ある日、れんいちと名乗る、ビジネスコーディネーターに、ある、提案を持ち掛けられる、……それは、
ジェントルボーイマスターといちと名乗り、タレントとして参加する事。
城華は……男装して、自らビジネス上でブランドの宣伝を始める。
〈ビクトルブランド編〉
「番組が始まるよ!」
「TVだよ!TVつけなきゃ!!」
「みんな!集まれ!!!」
TVのCMが流れる。
番組が始まる。
ビクトルブランドの初代社長の娘として、私は生まれた。
お父様は、娘より息子の方が、社会的に有利なので、娘には、あまり関心が無いようなタイプだった。
私としては、今、思うと娘にえこひいきして、それを必要以上に、美化する父親よりは、いいと思う。
だが、最初の頃は、結構、寂しく思った。
ビクトルブランドが生まれた、きっかけは、最初のエレボス兄様が生まれた時、父様が、「人が生まれる時、服を着てないのは、きっと、服を作らなければ、おかしいとゆう、この世の作者からのメッセージだ!」
と思ったのが始まりらしい。
最初に、生まれた兄さんの影響で、始まったので、メンズブランドからとなった。
お姉様達も、そんな、お父様の意向を高く指示していた。
「生まれた、息子が服を纏っていないので自ら作る……ロマンチックじゃない!?父様は最高よ!」
基本的に、家族はみんな、お父様を指示していた様に見えた。
「お父様は、世界一のお父様よ!私は、世界一のお母さんを目指すわ!」
こう言ったのは、ユウガお姉様だった。
その頃から、プライドの高かったお父様は、少しずつ変わった……
だけど、それが良かったとは、言い切れない、何故ならそれが、弱さとなったとも言える。
お父様はきっと、気づいたのでしょう……親として社会で勝ち続ける事がどれだけ難しいかを。
そう……娘の期待に応えられないなら、息子の期待に応えるのは、不可能に近かった。
お父様の息子……つまり、私の兄や弟は、お父様の期待通りに、さらに優秀だったのだ。
「お姉様達は、あいつを高く評価しているが……オレはそうは、思はない…今はまだ、オレも未熟だが、充分、今のオレで越えられる。…親父は大した事ないんじゃないか?」
そんな、風にお父様にライバル心を燃やすのは、デートリック兄さん。
若くしてTV局の社長となり、その影響で、ビクトルブランドのCMは、デートリック兄さんのコネで使われなくなってしまった。
私の兄や弟はみんな、優秀で……。
私は、娘である事がコンプレックスとなり、少し、男の子に生まれたかったと思う事もあった。
だけど、それを忘れそうになった頃、私はビクトルブランドの二代目社長となった。
10人兄妹、の中で私だけ、ビクトルブランドの社長になる、事ができた。
それは、他の兄弟がそれぞれ別の事情があったからだ。
私は優秀だけど、それが理由ではない。
私は、デートリック兄さんと仲がいいので、ビクトルブランドのCMも復活できるし、何より、私には、お父様にライバル心があった。
私なら、女性用のブランドとしても改革できると信じて。
私の社長就任式の時。
タキシードの新作発表もおこなわれた。
そこで、主役となったのは、社長となった私ではなく……
タキシードのデザイナー、八味問多だった。
「八味様ーこっち向いてー!キャーかっこいいー!!」
私の秘書である、薔薇秘さんと、乙女警察のドローザさんは、八味さんのファンとゆうか……まぁ、ファンね。
ドローザさんは、警備と称して、八味様の応援に来た。本当は部外者である。
私の就任式なのに……。落ち込む私を応援する人は誰もいないのだ。
とりあえず、私は、八味問多に文句を言うことにした。
「何で、あんたばっかり目立ってるのよ!」
「なんだ……俺はいつでも、やめていいんだが?元々、ビクトルの時代から俺しかデザイン出来なかったのがいけないんだろうが…本当は俺だって、フッたハズの、ドローザや薔薇秘がゾンビみたいに沸いて、キャーキャー言ってくるのは気持ち悪過ぎるから!早く帰りたい!俺は何故ここにいるのだ!!」
そう…ドローザと薔薇秘はフラれているのだ。
いや、それは、どうでもいいとして。
お父様が、社長だった時代から、表向きは、お父様が、デザインした、タキシードによって有名な会社になったが、
実は、全部八味問多がデザインしていて。…つまり、元々はゴーストライターの様な存在だった八味問多がついに表舞台にでたとゆう訳で…ある意味、彼こそが本当の、この会社の、作者の様な存在である。
「それより、お前、わかってるのか?今、俺と会話してることで、あいつら睨んでるぞ!?」
後ろを見ると、ドローザと薔薇秘がこっちを、恐ろしく睨んでた。
きっと、私を殺す事でも考えているのでしょう…。
これ以上、彼と会話すると、今日、私は死ぬでしょう…。
さっさと私は、彼から離れて、社長のなのに、まるで泥棒の様に逃げるしかなかった…。
私の会社の一番上の階は勿論、社長室があって、その、奥のエリアには、私が暮らせる様に部屋を作った。
私は思った。きっとよく社長達が清掃員のフリをして、会社を自分で掃除するのは、自分にとって、会社そのものが宝であり、自分で洗う事こそが、宝を愛でる行為なのだと……。
そんな、事を考えつつ、私は自分の部屋で眠りについた。
私にとってこの会社は、私の城……。私はその、上に住むプリンセス……。
次の日、私は、会社の社長として、スケジュール通りに日々が進むといいな…と思った…。だけど、そんなに甘くはない…そう…わかってる…わかっているけど、わからない…。
私は食事を終えて。次に何をするのか、考えていたのだ…。
その時だった!
バタン!と社長室の扉を開いたのは、お父様だった!それと……もう一人……。
「おむつだよ!」
その子は、喋る赤ちゃん、チョコアくんだった。
「そうだ!城華!!これからは……おむつの時代になる!オレを信じろ!!」
そして、おむつ会議が始まった。
社員達の前で、お父様が言う。
「みんなに紹介したい!ビクトルブランドの三代目社長となる!チョコアくんだ!」
「ぼく、チョコアくんだよ!」
「昨日、娘の城華が社長になったばかりだが……チョコアくんの意見を聞け!!これからは何の時代になるのか…」
「おむつだよ!」
「おむつだよおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉお!!!!!さぁ!!
みんなも叫べ!おむつだよオオオオオオオオ!!!!!」
みんなも叫んだ!
「おむつだよー!!」
「これからは、おむつを主軸としたベビーブランドとして開拓しよう!」
「ちょっと待ってよ!お父様!!私の意見は聞かないの?」
「お前には、アイディア無いだろう?」
「そんな事ないわ!」
「そんな事ないって言ってもな……」
そういえば、私は、社長になる前の仕事で、女性用ブランドを立ち上げようとしたけど。
結局、業績で、スペリオルブランドとゆう。
エレボス兄さんのお嫁さんが社長の会社に負けたのに、社長になったから、文句が言いにくい。
「おむつか……いいんじゃないか?」
意外にも、八味問多は賛同した。
「正直、メンズ服のデザインは飽きた!……だからといって、女性物をデザインしろと言われたら、俺はこの会社を辞める!
要するに……おむつはセーフだ!!」
私は、正直、頭にきた!みんな、お父様の意見に賛同する気配しかない……そこで私は、空気を読めずに、余計な事を言った。
「ブラジャーのCMよ!これからは、ビクトルブランドのブラジャーを作って!CMで、宣伝するのよ!私は、デートリック兄さんにCMの打ち合わせをしたのよ!そこで、おっぱいが大好きな兄さんは是非!おっぱいの!じゃなくて……ブラジャーのCMを…」
「ちょっと待てよ城華!お前……オレのビクトルって名前をそのまま、ブラジャーに使う、つもりか!?やめてくれ!!どんな罰ゲームだよ!」
「じゃあ…私の名前で、作るわよ…。それと、CMのヒロインはお母様にしましょう!きっとノリノリで、来てくれるわ♪「私のおっぱいは勝ち組よ♪」とか言いながらね♪」
「やめろおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!」
暴れながら、床で、のたうち回る、お父様……。
この時、私は、お父様を貶める事で、とりあえず、やつあたりしただけで終えるつもりだった。
だけど肝心な事を忘れてた。ジョーダンの通じないプライドの高い人がそこにいる事を。
「黙れ!!糞の極みが!!きしょいだろうがああぁ!!!」
みんな、緊張が走った。
「お前ら、忘れたのか!?俺がここに残っているのは本来、女性物とかゆう、スケベ臭い、きしょいデザイナーをやりたくないからだ!ホモでもないのに、メンズ服だけをやれんのはここだけだと思ったからだ!スケベもホモも俺の中ではアウトだよ!」
プライドの高い、八味問多が怒りだした!
「ちっ!!お前らの会話、きしょいからさ!!俺はこの会社を辞める!!せいぜい、ブラジャーのCMとかで、スケベな会社目指してろ!!」
私はつい、反論してしまう。
「ブラジャーは女性社員だけでチームを組んで、やります!それでいいでしょう。」
「でしたら、私も秘書を辞めます。私はレズじゃないので、八味様について行きます♪」
こうして、秘書の薔薇秘も辞める事になった。
重要な役割の人が二人辞めた。
でもまぁ…あの二人は怖いので、怖い人達がいなくなったとゆう、メリットはあるけど、……きつい、厳しい状況になる事は予想しちゃう。
とりあえず、おむつプロジェクトが始まった。
まず、お父様の秘書だった、ラルク夫妻に助けて貰う事になった。
奥さんのレグミさんが宣伝担当。
ご主人のラルクさんが店舗を作る計画担当。
まず実験的にうちの会社内に、おむつカフェを作って、おむつの商品をいろいろ用意してみた。
まず、期間限定として、エレメントおむつパフェとゆうデザートで客を引き付けた。
おむつパフェはのおむつの部分はウッフアラネージュで表現しました。
ウッフアラネージュはメレンゲを茹でて作るデザートです。
エレメントの部分は、パチパチキャンディーで、雷とか……まぁ、よくあるパターンで表現しました。
大人気で売り切れて、おむつのクッションとかの商品も売り切れ……これは、ヒットする……と思った、その時でした。
「俺の分が無いだと!?ふざけるな!!」
聞き覚えのある声が聞こえた。
八味問多が、また怒ってる……。客として現れた。後、ドローザと薔薇秘もいる。
デートにしか見えないけど、そうゆうとキレるんだろうな…。
ここにいるみんなが殺される。
「なんだ!お前……今、デートみたいとか思ったな!ふざけるな!!絶対に許さないぞ!!こいつらは、ストーカーなんだよ!フッたのに、ついて来るんだ!!被害届も出したのに!!」
被害届って……、そもそも、ドローザさん警察だから、きっとその、コネで消されてるんじゃない?
……ん?待って、そういえば……。
八味問多も?確か、……元々はビジネスコーディネーターとして、ビクトルブランドにやって来て。
社会を内部から調査するための、秘密警察の任務だったとか……。
それは、置いといて、その後、おむつは社会的にヒットした!
チョコアくんには、おむつを錬成する、不思議な力があって。
それを元にCMを作る事にした。
おむつを扱った洋服を、毛糸のおむつで編んで、作り出すとゆうCMです。
〈TV局編〉
私の兄であるデートリック兄さんは、TV局の社長でありながら、自分自身もTVのタレントとして参加しながら社員達に指示をするとゆうトリッキーな立場です。
今日も、カルピスザムライの撮影をしていた。
「おぉ!城華!久しぶり!!おっぱいのCM、誰がやるんだ!」
「ブラジャーのCMです……。」
「それで!ブラジャーのCMは誰がやるんだ?お母様か!?それとも、お姉様か!?」
「却下されました。」
「ちっ!!あの糞親父か!!相変わらず能無しだな!!」
「ところで、おむつのCMの事で、社員と打ち合わしたんですが、アイドルステージはどちらでしょう。」
「アイドルステージ!?なんで!?」
「打ち合わせの結果、おむつのCMでチョコアくんと共演するのは、心餅ぽこなさんに決まりました。」
「ぽこなさん!?……あの子か……そうか、…周囲にいる社員に聞いてくれ。俺は今、カルピスザムライの主役やってるから。」
確か、兄さんの息子のリフレックス君も撮影に参加しているんだった。
邪魔しちゃ悪いから、自分で何とかする事にした。
歩いていると、向こう側から歌声が聴こえてきた。
「ぽこなきゃぽこなきゃへんぽこりーん♪ぽこなきゃぽこなきゃへんぽこりーん♪ぽんぽこぽんのへんぽこりんのにゃん♪にゃん♪にゃん♪
ほにゃら☆こにゃらか★はらぺこりん♪」
この声は…TVで聞いた!
「ぽこな怒った!ぽこな怒った!!……宇宙終わる…宇宙終わるよ!!」
「お待たせしました。ビクトルブランドの社長、城華です。」
「お姉ちゃん!遅いよ!ぽこなさん怒ってるよ!!ぽこなさん怒ったら…本当に宇宙、終わるよ!!」
「ごめんね!ぽこなさんとコクルちゃん!」
ぽこなさんと、コクルちゃんはユニットを組んで、コクル&ぽこな、としてアイドル活動している、今大人気のアイドルです。
「お姉ちゃん!久しぶり♪コクルのよこく♪これからCM撮影ですね♪」
「そうだよ、コクルちゃん!」
「コクルも出演したかったです♪第2弾に参加予定ですが…」
コクルちゃんが今回参加しないのは、第2弾のCMの計画を作りやすくするためなの。
「とゆうか、城華さん……今回の主役は、ぽこなでも、社長であるあなたでもありませんよ……ぽこな……キレますよ?」
私より、年下の、ぽこなちゃんが、ぽこなさんと呼ばれるのは、時々、冷たく強烈な発言が飛び出す、危険な女の子だから、…ぽこな様と呼ぶ方もいる。
「うん……ちゃんとチョコアくん連れて来ましたよ!お~い…チョコアく~ん」
とりあえず、私はチョコアくんに助けを求めた。
「ぼく!チョコアくんだよ!よろしくね!」
チョコアくんは、背中のコウモリの羽で空中を飛ぶ事ができる。
「始めまして☆チョコアくん!へんぽこりんパワーの使い手★ぽこなだよ!」
「始めましてです♪私はコクル♪コクルの予告♪私は城華お姉ちゃんの妹です♪」
早速、CMの撮影が始まった。
チョコア&ぽこなさんは、歌ったり踊ったりして、シルクハットから手品でよく使う、握ると分裂する、綿を、分裂させたり、くっつけたりしながら、食品サンプルに使うアイテムで、洋服を作った。
CMが完成した後、
私は、プロデューサーの様な方に呼ばれた。
???「始めまして。城華さん、自分はれんいちと申します。」
「れんいちさん?」
「城華さん、も出演されてみては?自分で、ビクトルブランドの宣伝したいでしょう。」
「私は、デートリック兄さんみたいに、TVに出ても臨機応変に対応出来るか……考えるのは得意ですけど」
「行動するのは、考えながらじゃ、遅れますからね。常に考えるより先に、なってしまう。ですが、女性の場合、大抵、バランス型、一応、どちらも出来るハズです。
社会的に女性は中核を担っています。
底辺も上位も常に一番は男性。
マイナスもプラスも、常に一番は男性……ビクトルブランドは女性が、トップになった事で、今は、社会の中核になりましたね。」
そして、私は反論する。
「スペリオルブランドの社長のネグロアさんは、女性です。今は、彼女がトップです。」
私は、女性の持つ可能性と引き換えに、ライバルに負けを認めた。
「確かに、……でも、自分が伝えたい事は、それがテーマでは、ありません。どうでしょう。あなたも、過去のビクトルブランドみたいに、メンズとしてメンズ服を宣伝してみては?」
……………ん?
「ジェントルボーイマスター……といち。
新しいメンズ服の宣伝の形として、あなたが、男装し、自ら社長であり、女性である事を隠し、…新な可能性を見つけてみては?」
「……面白そうですね。あなたの名刺をください。」
「自分は、ビジネスコーディネーター……秘伝れんいちと申します。」
とゆう訳で私は、ジェントルボーイマスターといちとして、ビクトルブランドの面接に行き。
みんなにも、内緒で、プロジェクトに参加する事になった。
「ぽこちゃん!ぽこちゃん!新しい番組が始まるんだって!」
「うむ、うむ!この、ぽこな様が、納得する様な、へんぽこりーんな、面白番組じゃないと!おこだよ!コクちゃん!……このタイトルは……まさか!?」
「そうだよぽこちゃん!……ジェントルボーイマスターといち……あのキャラは確か……ぽこなさんが考えた、キャラですよね。」
「なるほどね……れんいち様でしょうね。ようやく、動きましたか……僅かにね!」
ジェントルボーイマスターといちの番組が始まった。
この番組は、ビクトルブランドの提供でお送りします。
「レディースエーンド!!ジェントルボーイ♪アイアム、ジェントルボーイ!!とい~ち~∮ぼくは、通り通りすがりのジェントルボーイ!!町のレディ達のお悩みを、素敵なハーツで解決さ☆」
早速、僕は、町のレディにインタビュー♪ドローザさんを見つけた!
「何ですか?いきなり?」
「僕は、この世のレディの悩みを知る存在!!君は、素敵な恋をしているね♪」
「何でそれを!!」
「君とその方の出会いを教えてプリーズ☆彼がこの番組を見ていたら、きっと思いがピザの様にお届けさ★」
「わかりました!彼との出会いはTVでした!TVで彼が写っていたのです!私は、彼の様な、優秀な警察になりたかったのです。
しかし、彼は、事情があって、ビクトルブランドのデザイナーでもあったのです!あぁー八味様!!私をお嫁さんにしてください!お願いします!!!」
……やはり、あの人は元々、警察だったの?
「あなたも好きな方がいるのですか?私に、ここまで言わせた以上、あなたも、何か言わなきゃ逮捕です!」
「コホン……僕の想い人は、ぽこなさ!!僕はぽこなさんと、いずれ必ずデートして、一途なキスでジェントルダンス★」
とゆう設定です。どうやら、このといち君は、そうゆう設定の様です。
僕はといちとして活動する中で、れんいちさんと会話する機会がありました。
「あなたは、何故、僕に、この提案を持ち掛けられたのですか?」
「自分は、この社会に、教科と職業の関連性とゆうアイディアの元、勉強と社会がより結び付きを明確化する事で、人それぞれに合った仕事がしやすい教育のコネクションを構築するため、ビジネスコーディネーターを始めました、その為にはまず、この、社会を内側から観察し、不純物を取り除く為の秘密警察としての立場が利用しやすかったのです。」
この時、私は、この人の正体がわかった。
「勿論、一人では、出来ませんでした。あなたが、城華であり、といちの様に。自分は、影武者の様に八味問多と交代しました。」
「では、ドローザさんの好きな方は、本当は、あなたなのでは?」
そこで薔薇秘さんが、現れた。
「だとしても、好きな方の命令は全て受け入れなければなりません♪例え、それが、自分と付き合うな、とか、別の人を自分として扱えとゆう命令でも。……八味様は本物の彼と似ているので私達はそれでいいのです♪」
「ドローザさんは、この事を知っているのですか?」
「この社会を動かす自分としては、いちいち、人の感情汲み取るのはさすがに荷が重いからね!!自分は他にもやるべき事があるし、ここは、お前らに任せるよ!」
「私はあなたの子分になったつもりはありませんよ!!」
「それでいい!!それでいいんだよ!!次に必要なのは、女尊男殺だからな!!」
「何ですか?それは!!」
「お前ら女性ごときが社会で勝つ為にはな!!男に対する怒りが足りないんだよね♪だからさ……嫌いになれよ?男を……そうすれば、少しは、社会をエスカレート出来るんじゃないか?お前の会社も少しはマシになるだろう?」
「何ですか?それは?馬鹿馬鹿しい!!もういいですよね!さよなら!!」
「これから、職業比較とゆう番組が始まる……お前の家族、無事だといいな?」
「職業比較?何でそれが、私の家族の安全に関係するんですか?」
「まぁ、医学殺人とゆう、テロリストがいてな…そいつらの計画なんだ。これからは、その影響で、医者の様に命を救う程の努力をしなければ死ななければならない。」
「……訳がわからない、あなたは、その、テロリストの調査をしているんですか?」
「そうゆう事だ、自分は確かに人を利用する事しか考えていないキチガイだが、これからも、ジェントルボーイとしての役割を果たしてくれるなら、情報をやろう!お前の家族は…人質と思え!!」
私は今まできっと、優しい人達の側で育ったのだろう。
だけど、その思い出の中で、確かに、悪意は、隠れてた。
この人が、警察の仕事で、悪人達に感化されたのだとしても。こいつ、自身が相当、危険な奴なのは、予想できた。
私は逃げたくても、こいつを見失う事で、家族を自由に背中から潰されるよりは、こいつを捉えられる方向性で挑む方がいいと思った。
「いいよ、わかった、この、といちとゆう姿であなたに挑みますよ。」
私はこいつに挑む事を予約した。
「そうか、ありがとう。……これ以上は気分が悪過ぎて、グロッキーだろうから、自分は下がるよ。だが、忘れるなよ。親友でもないお前ごときに、全ての力を見せる訳がない。つまり、自分は、手加減しても、ここまで気分の悪い人間。本気を出せば、お前の様な、弱いレディは、直ぐに自殺したくなるだろうな!……覚悟しろよ!!無限にな!!」
それから私は、帰った、どの様に帰ったか、気分が悪くて、あまり覚えてない。
ビクトルブランドの、おむつカフェは、大人気で。
新しく、ジェントルおむつアラモードと、パフェが出来た。
私は、食べながら思った。
私はが、本当に一人なら、こんなに家族を守ろうとは、思わない。
私は、一人ぼっちだと思う事があるけど……もし、あいつに負けたら、その時、本当に一人ぼっちになるだろう。
あまりにも、守るべき人が多すぎる……私は?
社長になって……弱くなったの?
「どうしたの?何で泣いてるの?」
チョコアくんが心配そうに聞いてくる。
私は、気を取り直して、また、今日のスケジュールに向かう。
愛すべき、仲間と一緒に……。
〈後書き、コメント〉
ここまで、読んでくれて、ありがとう!
まずは、一万文字くらいになったと思うよ。
キャラクターのデザインは、決めてあるから、採用されたら絵で見せたい気持ち。
本来、漫画家目指してたけど、やっぱり、自分の作品宣伝するまで労力が回らなくて、買い物しなきゃだし……。
トイレットペーパー忘れた日に、小説書いて、必要に応じて、絵を描く方向性に決めたりした。
それじゃ、アディオス、ぽこ~な~♪