☆22 グリーンアップルンのコート、光り輝く結界
喫茶店で2時間、コートができるまでに時間を潰した。
特に、何事も起きずに終わった。
俺が、アニメの主人公だったら、この短時間の間に、かわいい女の子と出会いがあるんだろうなぁーって考えながら、喫茶店でアイスミルクティーを飲んだ。
個室のある喫茶店を選んだため、2時間の間、結界の練習も行なった。
紋章の描かれたグリーンアップルンのコートをアグネーゼさんから受け取った後、自宅へと戻った。
短時間で戻れるけど、不便だな。
アグネーゼさん、王都でお店開いてくれないかな。
~結界の特訓~
「結界包囲」
自宅へと着いて、アマリアとアシュリンちゃんと話をしたあと、結界の特訓を始めた。
属性魔法を使えない俺、どうにかして、近いものを作り出せないかと考えた。
「フラッシュ」
なんとなく、光ならフラッシュかな?と頭に浮かび唱えた。
『ピカピカッ』
四角い結界が光りだした。
えっと、
「結界、拡大」
光り輝いている結界を拡大。
『ピカピカッ』
うん。問題なし。
次は、球体の結界。
問題なし。
「電球色、昼白色、昼光色、温白色。問題なしか」
温かみのあるオレンジ色~青白い光まで、自分が思う色に輝いてくれる結界。
赤色や紫色なんかに光として、使用できるようだ。
今後、イルミネーションにでも使えそうだ。
「玄関前にフラッシュ結界を設置して、家の中も改良するか」
玄関をくぐり、家の中に入った。
リビング、ダイニングキッチンを。電球色のフラッシュ結界の全体照明を設置。
今後、書籍を置く予定の部屋、書籍部屋には昼白色こちらも、全体照明
家の中に置いてある植物、絵画には部分照明(一部分だけ明るくする照明)のフラッシュ結界を設置。
2階の寝室へと向かう部屋の階段、廊下、ベッド下にも暗めのフラッシュ結界を設置。
「時間指定」
フラッシュ結界を時間指定してみた。
時間指定できるのも庭で確認済みである。
多分、分からないが、自動的に俺の魔力から使用されていくはずだ。
「こんばんはなのですわ」
フラッシュ結界を家中に張り巡らせていると、第1王女様とその護衛の者たちがあらわれた。
2階の窓から、第一王女様たちの馬車が見えていた。
門に鍵かけていないから、自由に行き来できる。
不用心だけど、誰も雇用していないからしょうがないよね笑
っていうか、俺、子爵だけど、領地とかあるのかな?どうなっているんだろうか?
それにしても、ですわーって語尾初めて聞いたよ。
第1王女様の近くには女性騎士たちがたたずんでいる。
俺のことを警戒している様子の女性騎士たち。
「こんばんは。初めまして、ユキト・モフモフ・コザクラです」
第一王女様の名前は、ティアラというようだ。自己紹介を受けた。
第一王女様の名前は、ティアラ、なんかかわいい名前だ。
この部屋には6名しかいないが、その中の女性騎士のリーダーは、100名の女性騎士を束ねる女性騎士団長のララさんと言うようだ。アイサイトで確認。
「それで、ご用件は何でしょうか?」
「すごい結界魔法が扱えると聞いたのですわ」
「なるほど。それで、ティアラさんは見に来たんですか?」
「ですわー」
立ち話もあれなので、とりあえず、リビングまで誘導した。
「どうぞ、おかけになってください」
「失礼しますですわー」
「お茶菓子などご用意しますので、少々お待ちください」
メイドなど、この家にはいないので、自分で動く。
アマリアは、部屋で、魔法書の勉強中。
アシュリンも、同じく読書中。
魔石を使用している冷蔵庫から、昨日の夜に、作っておいたプリンを取りだす。
飲み物は、アイスレモンティーとかでいいかな?
「自分の分も持っていくとして8つでいいか」
「すみません。お待たせしました」
結界で車輪を作り、とりあえず結界で、サービスワゴンを作成してみた。
その上に、プリンとアイスレモンティーを載せている。
サービスワゴン今俺のできるすべてを使っている。
頑張った。
どうせいろいろと聞かれるはずだ。
それなら、先に見せておこうと考えた。
「全然、待ってないのですわ。大丈夫です・・・わ」
びっくり顔の、ティアラさん。
結界魔法の知識があるのだろう、護衛の女性騎士たちも驚愕の顔だ。
面白い。
「結界が丸いですわ。車輪が全部で4つ。この時点で4つの結界。そして、置く場所が3段あるので、これで7つの結界。それをくっつける役割のしている結界が2つ。上部の持ち手部分は、くるんと丸みを帯びて、持ちやすくなっているですわ。それに色付き。びっくりですわ」
興奮気味のティアラさん
「どうぞ、お召し上がりください」
リビングのテーブルの上に、持ってきたプリンとアイスレモンティーの入ったグラス、スプーンを置く。




