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適当主人公の冒険  作者: みかん!りんご!
22/25

☆22 グリーンアップルンのコート、光り輝く結界



 喫茶店で2時間、コートができるまでに時間を潰した。

 特に、何事も起きずに終わった。


 俺が、アニメの主人公だったら、この短時間の間に、かわいい女の子と出会いがあるんだろうなぁーって考えながら、喫茶店でアイスミルクティーを飲んだ。

 個室のある喫茶店を選んだため、2時間の間、結界の練習も行なった。 



 紋章の描かれたグリーンアップルンのコートをアグネーゼさんから受け取った後、自宅へと戻った。

 短時間で戻れるけど、不便だな。

 アグネーゼさん、王都でお店開いてくれないかな。

 




 ~結界の特訓~

 

「結界包囲」


  自宅へと着いて、アマリアとアシュリンちゃんと話をしたあと、結界の特訓を始めた。

  属性魔法を使えない俺、どうにかして、近いものを作り出せないかと考えた。


「フラッシュ」



 なんとなく、光ならフラッシュかな?と頭に浮かび唱えた。


『ピカピカッ』

 

 四角い結界が光りだした。

 えっと、


「結界、拡大」


 光り輝いている結界を拡大。


『ピカピカッ』


 うん。問題なし。


 次は、球体の結界。

 問題なし。


「電球色、昼白色、昼光色、温白色。問題なしか」


 温かみのあるオレンジ色~青白い光まで、自分が思う色に輝いてくれる結界。

 赤色や紫色なんかに光として、使用できるようだ。

 今後、イルミネーションにでも使えそうだ。




「玄関前にフラッシュ結界を設置して、家の中も改良するか」


 玄関をくぐり、家の中に入った。


 リビング、ダイニングキッチンを。電球色のフラッシュ結界の全体照明を設置。

 今後、書籍を置く予定の部屋、書籍部屋には昼白色こちらも、全体照明

 

 家の中に置いてある植物、絵画には部分照明(一部分だけ明るくする照明)のフラッシュ結界を設置。

 2階の寝室へと向かう部屋の階段、廊下、ベッド下にも暗めのフラッシュ結界を設置。

 

 

「時間指定」


 フラッシュ結界を時間指定してみた。

 時間指定できるのも庭で確認済みである。

 多分、分からないが、自動的に俺の魔力から使用されていくはずだ。





「こんばんはなのですわ」



 フラッシュ結界を家中に張り巡らせていると、第1王女様とその護衛の者たちがあらわれた。

 2階の窓から、第一王女様たちの馬車が見えていた。


 門に鍵かけていないから、自由に行き来できる。

 不用心だけど、誰も雇用していないからしょうがないよね笑


 っていうか、俺、子爵だけど、領地とかあるのかな?どうなっているんだろうか?

 

 それにしても、ですわーって語尾初めて聞いたよ。


 第1王女様の近くには女性騎士たちがたたずんでいる。

 俺のことを警戒している様子の女性騎士たち。


「こんばんは。初めまして、ユキト・モフモフ・コザクラです」

 

 第一王女様の名前は、ティアラというようだ。自己紹介を受けた。

 第一王女様の名前は、ティアラ、なんかかわいい名前だ。

 

 この部屋には6名しかいないが、その中の女性騎士のリーダーは、100名の女性騎士を束ねる女性騎士団長のララさんと言うようだ。アイサイトで確認。



「それで、ご用件は何でしょうか?」


「すごい結界魔法が扱えると聞いたのですわ」


「なるほど。それで、ティアラさんは見に来たんですか?」


「ですわー」


 立ち話もあれなので、とりあえず、リビングまで誘導した。



「どうぞ、おかけになってください」


「失礼しますですわー」


「お茶菓子などご用意しますので、少々お待ちください」


 メイドなど、この家にはいないので、自分で動く。


 アマリアは、部屋で、魔法書の勉強中。

 アシュリンも、同じく読書中。

 

 魔石を使用している冷蔵庫から、昨日の夜に、作っておいたプリンを取りだす。

 飲み物は、アイスレモンティーとかでいいかな?


「自分の分も持っていくとして8つでいいか」



「すみません。お待たせしました」


 結界で車輪を作り、とりあえず結界で、サービスワゴンを作成してみた。

 その上に、プリンとアイスレモンティーを載せている。


 サービスワゴン今俺のできるすべてを使っている。

 頑張った。

 どうせいろいろと聞かれるはずだ。

 それなら、先に見せておこうと考えた。



「全然、待ってないのですわ。大丈夫です・・・わ」


 びっくり顔の、ティアラさん。

 結界魔法の知識があるのだろう、護衛の女性騎士たちも驚愕の顔だ。

 面白い。


「結界が丸いですわ。車輪が全部で4つ。この時点で4つの結界。そして、置く場所が3段あるので、これで7つの結界。それをくっつける役割のしている結界が2つ。上部の持ち手部分は、くるんと丸みを帯びて、持ちやすくなっているですわ。それに色付き。びっくりですわ」


 興奮気味のティアラさん


「どうぞ、お召し上がりください」

 

 リビングのテーブルの上に、持ってきたプリンとアイスレモンティーの入ったグラス、スプーンを置く。

 






 

 


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