第六話「掃除だ掃除だー!」
そんなこんなでアリアちゃんと共に買い取った建物がある所へと向かう
結構近いんだけどね(笑)
たぶん徒歩2分くらいかな
歩いて行くうちに、だんだん建物が見えてくる
「あ、あれかな」
「多分そうだと思います!」
え、何か思ってたのと違う・・・いや、写真で見たのと違うんだけど
「汚っ!!」
「こ、これは凄いですね・・・」
「よし、掃除するか!」
「切り替え早いですね!?」
「やることはちゃちゃっとやった方が早いでしょ?」
「ま、まぁそうですけど・・・」
よし、どこから掃除したらいいんだ?
とりあえず外壁に絡まったツタをどうにかするか!
「うお!?何だこのツタ!?超硬ぇ!」
「多分放置されてからかなりの年月が経ってるんでしょうね・・・」
素手じゃちぎれそうにないな・・・だが!
俺には剣がある!
「おお!さっきまでの硬さが嘘みたいにちぎれてく!超爽快!」
こうして、アリアちゃんの手伝いもあって、10分くらいでツタはほとんどなくなった
「いきなり疲れたわ・・・」
「同感です・・・」
しかもまだ2階の方のツタ残ってるし・・・どんだけ生えてんだ、このツタ
「2階のツタは後回しにして、先に中の掃除をしよっか」
「は、はい・・・!」
よし、中の掃・・・じ!?
何このドア!?汚い!蜘蛛の巣まみれじゃねえかー!
「こういう時は・・・」
あ、あった。木の棒。ナイス、木の棒
「木の棒?何をするんですか?」
「まぁ見てな!」
俺は木の棒でとにかく蜘蛛の巣を絡めていく
「おおー!木の棒でそんなことが出来るんですね!」
え、逆に知らなかったの!?
「これでよし!蜘蛛の巣は全部とれた!」
それじゃ、今度こそ中に突撃だー!