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Dream5 たわわみ

妖艶で白く肌けた身体が美しい。白い子狐のように見透かされた眼に映る青い瞳がたまらなかった。


……という妄想を抱いて部屋に入ったが、特に何もなかった。


『山姥』として包丁を切りつけながら追いかけてくる様子もなく、化けた狐が誘惑するように、欲情を掻きたてる事もなかった。


ただ垂れた乳が2、3回ほどちら見で見えたほど。


月の明かりで湖面に見える富士山の影を見ているほうがよっぽど良かった。



一泊し、民宿を出ようとしたが、おばちゃんが幸運のたわわみがあると言って、ぶよぶよした二の腕をもませてくれた。腕をもむことによってお金が舞い上がるとか……信じる気にはなれず、体裁を繕い、言う通りにした。



そして雪の広がる山脈を見上げながら、俺は歩いた。


行く先はなかったが、何故か白い巨塔……富士山へ魅かれながら。


身体が妙に軽く、少しジャンプをしたら、身体が宙に浮き上がり、その場で止まった。


俺はおばちゃんのおかげで舞空術を覚えた。


現在のオレ

HP:100

MP:100


舞空術を覚えた。

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