第一話 異能力
魂京都
この物語の舞台で、物凄く発展している都会。
魂京学院
優達が通う学校。優達は高校生3年生。
粒杏子
みこの友達で情けない。
先生の声が聞こえる。
先生「なのでここは~」
優の意識が戻る。どうやら寝てしまっていたらしい。
授業が終わるチャイムが鳴る。
先生「んあ?じゃあ今日はこれで終わりだ。」
生徒「起立!礼!着席!」
放課後になった。
優は帰る準備をしていた。
すると周りに男友達3人が集まって来た。
男子生徒A「なあ優、今日カラオケ行かね?」
優「おう!行く行く~」
正哉「だよな!」
男子生徒B「んじゃ~どこのカラオケにする?」
男子生徒A「いや普通にいつもん所でよくね?」
優達が楽しく会話している一方で、みこの方は。
杏子「みこ~今日シュガバ飲みに行かない~?」
シュガーバックス、この世界人気のチェーン店。
みこ「いいよ~」
優達はカラオケに、みこ達はシュガバに向かった。
カラオケ店とシュガバはとても近い。
すると街から人の声がする。
市民「うわ~!!助けて~!!」
殺人鬼「う、動くな動いたらコイツをこの刃物で殺す!!」
殺人鬼が市民を人質に取っていた。
殺人鬼「ほら、いいのかよ!嫌なら金だせよ!!」
周りの市民「大変警察はまだかしら?…。」
周りは大騒ぎしていた。そして警察が到着する事もなくただ時間が過ぎる。
するとそこに、みこが向かう。
杏子「み、みこ?」
周りの市民が声を挙げる。
周りの市民「お嬢ちゃん危ないよ!!」
みこ「はあ、この能力あんま人前で使いたくないけど仕方ない。」
そして優達が走って到着した。
優達は驚いた。
「月守!?」
みこに力が集まる。
みこ「浄化して”月夜見”」
【月守みこの異能力、”月夜見”夜の力を借りて相手を睡眠状態にする。しかし今の時間帯はまだ太陽が昇っているためこの能力は1分しか使えない。】
みこ「1分あれば十分。」
殺人鬼の意識が朦朧になる。
殺人鬼「あれ....なんか、急に体が....。」
殺人鬼が倒れる。
周りの人間が口を開く。
「な、何が起きた…?」
人質に取られていた市民が解放された。
市民「あ、ありがとう助かりました....。」
みこ「礼ならいらないですよ。杏子!来て!」
杏子「もう~よく分かんないけど!分かった!」
みこ達は逃げるようにその場を去った。
周りの市民「あ、嬢ちゃん名前は....。」
そしてすかさず優達が寝ている殺人鬼の体を押さえつけ、刃物も取り上げた。
優「ったく、月守の奴無茶な事を....。」
そして無事警察が到着し、事件は幕を閉じた。
ゆっくり更新していきますのでよろしくお願い致します。