表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
バンドマンとの恋愛(仮)  作者: 粕茶
高校1年生
2/6

高校一年生

外は薄暗く、周りには私服の個性豊かな人だらけ。


今日は高校の入学式だ。

夜間高校なので入学式は17時から始まった。

座り心地の良くないパイプ椅子に腰かけて

真新しい体育館シューズを履いた。


私は同じ中学校だった人はこの学校には居ないので

少しドキドキしていた。



「同じクラスだね!よろしくね!」


隣に座ってきた女の子が声をかけてくれた。


「よろしくね。」


私もそう返すと、その子は自分の名前と

フィリピンと日本のハーフだということを教えてくれた。


きっと普通はこういう子とどんどん仲良くなって

やがて親友と呼べる存在になっていくのが定番なんだろうけど

私はこの子よりも仲良くなりたいと思ってる人がいた。



同じ中学校の子がいないのに誰だよ・・ってなるだろうけど

このご時世はSNSでつながりを広げることができる時代だ。

中学校を卒業してから同じ高校になる人たちと繋がれる

LINEグループに私は入っていた。


ツイッターで〇〇高校一年生になる人繋がろう!

みたいなツイートを見て入ったのである。



そう。私の会いたい人はそのグループで出会った人だ。

クラス発表の時点で分かってたことだが、その子とはクラスが違ったため

入学式のあとに会う約束をしていた。




長い長い校長先生の話を聞いて、

LINEのグループでも個人でもメッセージをしたことのある男の子が

1年生代表のあいさつをしているのを聞いて

やっと入学式が終わった。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ