【第一章】第四部分
ある日、またもこの女子は赤い魔法少女モンスターとして、フィールドに召喚されていた。
「今日こそは、モンスターを倒してやる。今回は金を積んで、武器を買ったからな。クチャクチャ。」
一度バトルした魔法少女モンスターは、対戦したジャッジに遭遇しやすくなる仕組みがある。
男は拳銃を手にしていた。拳銃はグーのプレイ中にのみ使えるアイテムであり、一般社会に対する危険はない。
「へへん。武器があっても平気だもんね。」
赤い魔法少女はすでに麻酔を投与していた。
『ダン、ダン、ダン。』
3発の銃弾が刹那に彼女のからだを貫いた。
「ほら。痛くないよ。血も出てないし。」
赤い魔法少女は口元を緩めて、余裕の表情を見せた。
「あれ、なんだか、スースーするよ。」
「おお!これだよ、これ。なかなかいい乳してるじゃねえか。」
「はあ?いったい、何言ってるの?」
男は赤い魔法少女の言葉にはまったく耳を傾けず、眼に力を集中している。
「何を見てるのよ?この辺りに目線がねっとり来てるわ。」
赤い魔法少女は胸の周辺に目をやった。
白いものと薄い桃色が可憐な瞳に投影された。
「きゃああ~。あたし、裸な魔法少女になってる~!」
コスチュームを纏わない女子は魔法少女とは呼べない、ただのストリッパーである。
「うほほほ~。これが魔法少女モンスターを倒した時の特典か。素晴らしいぜ。」
赤い魔法少女の姿はすぐにその場から消えた。
「このゲーム、やめられないぜ。」
勝利時の賞品も高く評価されて、魔法少女モンスターグーは急速に広まっていった。




