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神魔物語  作者: 抹茶J
第3章闘技大会編
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第26話 皇子の依頼

ガスパーはとんでもない条件を突きつけられたという。それはウエストリア帝国軍を30万を打ち破った貴国の力を闘技大会で見せてみろと。それが嫌なら和平は望まぬというものだった。

ダイン『またとんでもねえ、話だなそりゃ。』

オーズ『従わせたたくば力を示せ。と言うことか。』

ガスパー『二人には申し訳ないが国を守ると思って、でてはくれないか?』

ダイン『勿論。異論はない。アヴァロンの為に闘技大会にでてやる。』

オーズ『俺にも異論はない。』

ガスパー『すまんな。二人とも。』

ダイン『国のためです。』

といって城内から中庭に出ようとしたところで呼び止められた。

兵士『お待ちください。アヴァロンの使者の方々で間違いないでしょうか?』

ダイン『ん?』

ガスパー『そうだが。』

兵士『さるお方から、あなた方をお連れするよう、仰せつかっております。ついて来てはいただけないでしょうか?』

ダイン『さるお方とは?』

兵士『ここでは申し上げられません。ですがあなたたちには、利益になるお方だとだけ申し上げておきます。』

ダイン『どうする?』

オーズ『胡散臭いな…。』

ガスパー『利益になると言っておるのだ会うだけ会ってみるのも手じゃが…。』

ダイン『よし会ってみよう。』

フローラ『いいの?』

ダイン『此方に利益になるって言ってんだ会ってみる価値はあるだろ?』

オーズ『そりゃそうだが…。』

ダイン『よしっ!決まりだ!決まり!兵士殿、そのお方の所まで案内して下さらないか?』

兵士『ありがとうございます。ご案内いたします。』

オーズ『面倒なことにならなきゃいいが…。』

ダイン達は兵士に案内され一室に通される。

兵士『ここでお待ちください。直ぐに参りますので。』

ダイン達が部屋でしばらく待っていると、コンコンッとドアがたたかれ、カチャッとドアが開かれる。そこにたっていたのは、身分が高そうな一人の少年だった。

???『お待たせして申し訳ない。』

ガスパー『あ、あなたは!シュルツ皇子!』

オーズ『帝国の第一後継者の!?』

シュルツ『あなたがたを呼び止めたのは、協力してほしい事があったのです。』

ガスパー『皇帝の後継者が他国の者に頼みごととは…。』

シュルツ『この国の者には信頼できないのです。』

ダイン『訳を聞かせてもらいましょうか?』

シュルツ『この国の現皇帝…つまり私の父には、弟がいるのですが、私と父、つまり皇帝陛下を亡き者しようと企んでいるのです。』

オーズ『つまり現皇帝である兄とその息子である、あなたを殺して、自分が皇帝の座につこうとしているのか?』

シュルツ『しかも、信頼できる情報筋ではもうすでに殺し屋を雇っているとか…。』

ダイン『ふぅん。で、俺たちにどうしろと?』

シュルツ『殺し屋が仕掛けてくるとすれば、闘技大会の会場でしょう…。闘技大会が終わるまでかげながら守っていただきたいのです。』

ダイン『近衛兵に頼めば?』

シュルツ『近衛兵は残念ながら叔父の直属なので、全く信用出来ないのです。もし、依頼を受けて下されるのであれば和平交渉の口利きを致しましょう。』

ガスパー『ふぅむ…。どうするかね?』

ダイン『和平交渉の手助けをしてくれるんだな…?』

シュルツ『できる限り、協力いたします。』

ダイン『……。分かりました。その依頼を受けよう。』

シュルツ『ありがとうございます。』

ダイン『で、俺たちはなにをすればいい?』

シュルツ『暗殺があるとするなら人が一番多い闘技大会決勝戦の日でしょう。それまでは父からの条件である闘技大会に出場してください。』

ダイン『分かりました。』

シュルツ『動きがあれば内々でお伝えします。今日は宿でも取り鋭気を養ってください。大会は3日後です。』

ダイン『分かった。何かあれば使いをよこしてください。』

そう言ってダイン達はその場を後にした。

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