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神魔物語  作者: 抹茶J
第4章 火の精霊龍編
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第51話 温泉宿 2

~孤児院~

子供『トッシュ兄ちゃんお帰りー。』

その少年はトッシュと呼ばれた。

トッシュ『おう。只今。ほら、今日の稼ぎだみんなで分けな。』

子供『ありがとー。』

?『トッシュ君…。』

奥から一人の少女が出てくる。

トッシュ『マリア。食料だ。しばらくは持つだろ。』

マリア『ありがと。』

マリアと呼ばれた少女は食料の入った袋を受け取り、奥に入っていく。

トッシュ『あんちゃんそこの椅子に座りなよ。』

ダイン『あ、ああ』

子供『トッシュ兄ちゃん遊ぼー。』

トッシュ『今からこのおっさんと大事な話があるから、また後でな。奥でおとなしくしてな。』

ダイン『おっさん……。』

子供『分かったー。』

トッシュ『さて…。おっさんが探してるのはこれかい?』

トッシュが懐から財布を取り出す。

ダイン『あーそれは!俺の財布!返せ!』

トッシュ『ほらよ。悪かったな…。』

ダインは財布をトッシュから受け取る。

ダイン『しかし何でこんなことをしてるんだ?スリは犯罪だぜ?』

トッシュ『俺だって好きでやってるんじゃねーよ。』

ダイン『だったら…。』

トッシュ『生きてくためには、スリや犯罪に手を染めるしかないのさ。』

ダイン『……。大人たちは何にやってるんだ?』

トッシュ『大人たちは俺たちのことは完全に見放してる。それどころか、汚いもの、ばい菌扱いだ。』

ダイン『……。』

トッシュ『俺は幼い妹や弟達を養うためにやってるんだ。あっちで今調理してるマリアだってそうさ。』

ダイン『…。役人には相談できないのか?』


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