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神魔物語  作者: 抹茶J
第3章闘技大会編
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第45話 激闘!ダインvsヘイ! !

ダインが起こした砂煙が収まったとき、姿を現したのは、真剣白刃取りをしたヘイの姿だった。


ダイン『くっ!この攻撃を受け止められちまうとはな。』

ヘイ『大した馬鹿力だ!力だけじゃ俺には勝てないぜ!』

ダイン『ふっ。分かっているさ。まだまだこれからだぜ!』

剣を一度弾くと蹴りを繰り出すヘイ。

ダインは後ろに飛んでそれを交わすと再び接近して横に凪払う。

ヘイは難なくガードして飛び退き一度距離をとる。


ヘイ『これは受けきれるかな?』

ヘイの周囲りの石が宙に浮かぶ。

実況者『お~っとそれは三龍選手が使った技だぁ~!ダイン選手はどう受けるのか~!?』

ダイン『!それは三龍(さんろんの!』

ヘイ『その通り物体移動の力だ!いくぜ!ダイン!』

ダインは回避行動にでる!飛んでくる石を、右左によけまたは飛んで回避しながら反撃のチャンスを窺う。

ヘイ『へえ。これを交わすとはな。でも、いつまで持つかな?』

ダインは交わしつつヘイとの距離をとる。

すると飛んできていた石たちはボトボトと地面に落ちる。

ダイン『やはりな。射程圏外に逃げれば力を失って落ちるんだな。』

ヘイ『それが分かったところで、どうするつもりだ?近づかないと攻撃も出来ないだろ。』

ダイン『そりゃあそうだが…。俺も試してみたいことがあってな。』

ヘイ『ほう。見せてもらおうか!』

ダイン『ああ。今見せてやるよ。いくぞ!』

ダインはヘイに向かって突進する。

ヘイ『何度来ても同じだぜ!射程圏内に入れば礫の餌食だ!』

再びダインを力を持った石が襲う。

ダインは降り注ぐ石礫てを交わしつつ機会をうかがう。

実況者『再びダイン選手を石礫が襲う~!ダイン選手どうでる~?』

ヘイ『いつまで逃げてるつもりだ?此方からも動けるんだぜ?』

ヘイも物体移動の力を解いて、ダインに速攻をかける。

ダイン『待ってたぜその時を。食らえ!』

ダインは剣をヘイに向けた。

ダイン『はあっ!』

ダインが気合いを入れると剣が放出され、ヘイに向けて飛んでいく!

ヘイ『!?』

バシュー!

ヘイはよけきれずまともにそれを受けて、数メートル吹っ飛ぶ。

ヘイ『まさかその剣にそんな機能があったとはな。』

ダイン『成功するか、賭だったがな…。』

ヘイ『まさか、一発勝負だったのか?』

ダイン『そのまさかだぜ。』

ヘイ『はははっ。お前のそういうところ好きだぜ。』


フローラ『今の技はなに?剣の機能なの?』

オーズ『闘気を剣に流して、一気に放出したんだろう。遠当てに似てるな。』

フローラ『遠当て?』

オーズ『気を練って、気弾を作り上げ相手に向けて放つ技さ。達人になれば大きな石ぐらい一撃で粉砕できると聞いたが。流石に其処までの威力はないみたいだな。』


ヘイ『びっくりはしたが、その程度じゃ俺は倒せないぜ!』

ヘイは突進を開始する!

ダイン『ちっ!』

ダインは距離をとりつつ闘気を練り上げる。

ヘイも徐々に近づきつつ気を練る。

ダイン『次の一撃が最後になりそうだな…。』

ヘイ『ああ。この一撃で決めさせてもらう!』

ダイン『楽しかったぜ。おまえとの勝負。』

ヘイ『ああ。俺もだ!』

ヘイはダインとの距離を一気に詰める!

ヘイ『いくぜ!烈拳(れっけん!』

ダインはそれを読んで上に飛び上がる。

そして上空で練った気を剣に流して大剣の形にしてヘイにたたきつけた!

ダイン『ハアアアッ!』

ドーーン!

叩きつけた事で再び当たりに砂煙が舞い上がる。そして舞い上がった砂煙が収まり見えてきたのは片腕を押さえたヘイとその横に立つダインだった。

ヘイ『いてて。全くたいした馬鹿力だぜ。片腕が折れちまった。』

ダイン『まだやるのか?』

ヘイ『いや……。この腕じゃ満足に戦えねーわ。審判!降参だ。』

審判『……。ヘイ選手が降参を選びました!よって準決勝第二試合は…。ダインの勝ちです!』

実況者『決まった~!激闘を制したのはダイン選手だぁ!これで決勝戦のガードが決まったぞ~!決勝戦は…ダイン選手vsアイン?選手だぁ!』

ダイン『ヘイ、大丈夫か?』

ヘイ『あ、ああ。』

ダイン『楽しかったぜ。おまえとの勝負。』

ヘイ『ああ。俺もだ。またやろう。』

ダイン『もちろんだ!またやろう!』

実況者さて、本日の試合は終了となります!いよいよ明日決勝戦となります!また明日この闘技場でお会いしましょう!』

いよいよ明日は決勝戦。しかしこの決勝戦がとんでもないことになるとはまだ誰も知る由もなかった。










~城内の一室~

メルス『どうやら決勝戦のガードが決まったようですな。』

皇帝『しかし、貴方もお人が悪い。国老でありながら我々の許可なく闘技大会にお出になられるとは…。』

メルス『ほっほっほっ。弟子の成長ぶりをみたくてな。陛下も本当は闘技大会の是が非ではなく本当は和平の件はお受けなるおつもりでしょうに。』

皇帝『いや、アヴァロンの力を見極める必要がありました。』

メルス『ではやはり……。』

皇帝『ええ。世界中でいま大戦の気運が高まっています。隣国との小競り合い、各地で起こっている反乱……。思い過ごしであればいいのですが…。』

メルス『ふぅむ……。』

皇帝『結果がどうであれアヴァロンとは同盟国になれればと思っております。この対戦の気運を止められるのはアヴァロンの騎士だけかもしれません。』

メルス『……。思い過ごしであれば…か。』

いよいよ決勝戦が始まる。

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