第44話 ダインとヘイ
いよいよコラボ対決です!
~控え室~
会場整備中に二人は控え室に早めに入って、少し話をしていた。
ヘイ『いよいよだな。』
ダイン『ああ。』
ヘイ『お前との勝負がこうも早く実現するとはなぁ~!』
ダイン『手加減はしないぜ?』
ヘイ『当たり前だ!負けても恨みっこ無しってな。』
ダイン『所でお前の腕のけがは大丈夫なのか?それで本来の力が出せなかった何て言い訳するなよ?』
ヘイ『これか?そんなもん気合いで直したさ。お互い、いい試合をしよう。』
ダイン『ああ。勿論だ!』
コンコンッ
控え室のドアがノックされる。
ダイン『はい。』
???『ちょっといいか?』
ダイン『アイン団長!どうぞ入ってください。』
ドアを開けてアインが入ってくる。
アイン『久しぶりだな。ダイン。』
ダイン『団長が何故ここに?』
アイン『ガスパー大臣の報告書を見てな…。どうやら大変な事に巻き込まれたな。』
ヘイ『大変な事?』
アイン『君は?』
ヘイ『俺はヘイ。ひょんなことから、ダインたちと知り合った。俺がいない方がいいか?』
アイン『君が次の相手か。いや、居てくれ。協力を仰ぎたい。』
ダイン『ヘイにはまだ話してなかったな。俺達がこの闘技大会にでた理由。』
ヘイ『?』
ダイン『皇帝に言われたのさ。和睦を望なら力を見せろと。で、一つ条件が出された。』
ヘイ『条件?』
ダイン『この闘技大会で俺かオーズが優勝すること。』
ヘイ『何だって?じゃあこの試合に負けたら?』
ダイン『いや、もう一つ条件と言うか…。』
アイン『構わない教えてやれ。』
アインがダインを促すとダインは続ける。
ヘイ『?』
ダイン『皇子に頼まれてるのさ。ある計画を止めてくれって。』
ヘイ『計画?』
ダイン『イーストリア皇帝暗殺計画。』
ヘイ『!?』
ダイン『暗殺計画を企てているのは皇帝の弟。皇子にとっては叔父に当たる人だ。暗殺を実行されるのは恐らく明日。決勝戦当日。皇帝だけではなく皇族や貴族が集まるときに実行されるらしい。』
ヘイ『で、俺にどうしろと?負けてくれなんて言わないでくれよ?』
アイン『君にはこの計画の阻止を手伝ってもらいたい。負けてくれなんて言わないさ。』
ヘイ『つまり当日は決勝戦でアンタとやっているか、護衛してくれと。』
アイン『ああ。頼まれてくれないかな?』
ヘイ『……。乗りかかった船だ!分かった協力しよう。だが、今日の試合は手加減しないぜ?』
ダイン『分かっているさ!』
アナウンス『間もなく試合を始めます!両選手は入場ゲートへ!!』
ダイン『時間のようだな…。』
ヘイ『ああ。』
アイン『しっかりやれよ。観客席で見てる。』
ダイン・ヘイ『『ハイッ!』』
~闘技場内~
実況者『さあ、いよいよ準決勝も後一試合となりました!これで決勝戦進出者が決まります!両選手の入場です!!』
観客『『わぁぁぁーっ!』』
大歓声に包まれながら入場ゲートからダインとヘイが入ってくる。
闘技場中央に立つと審判から注意事項を受ける。
審判『お互い殺しや卑怯な真似は御法度。降参するか、気絶するかで試合終了となります!よろしいですね?』
お互い頷く。
審判『それでは、準決勝第二試合!ダイン選手vsヘイ選手!試合はじめ!』
試合が始まった。先に動いたのはヘイだった!
ヘイ『先手はもらったぜ!』
ダインに向かって速攻をかける!ダインは慌てず剣の鞘に闘気を流して剣の形を作る!
ヘイ『オラァ!』
ドゴォ!
ヘイのせいけんづきがダインにヒットする!そのまま数メートル吹っ飛ぶがダインは倒れない。
ヘイ『おまえ今わざと受けたのか?』
ダイン『お前が本当に本調子なのか確かめたかったのさ。どうやら問題なさそうだな。』
ヘイ『そんな余裕なんてかましてられないぜ!』
再びヘイが突っ込んでいく。
ダイン『ふっ。』
突進するヘイに対しジャンプで交わすダイン。そしてそのまま剣をヘイに向かってたたきつける!
ドォーン!!
そのままあたりは砂煙が舞い上がり二人の姿が見えなくなる。
そして……。
砂煙がはれてきた頃真剣白刃取りで刃をとるヘイの姿があった。




