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神魔物語  作者: 抹茶J
第3章闘技大会編
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第42話 覆面の正体

~闘技場~

闘技大会は決勝トーナメント第2日目を迎

えていた。準決勝はシュヴァルツvs謎の覆面、ヘイvsダインのカードとなっている。準決勝となると場の雰囲気も最高潮になっていた。

実況者『さあ、闘技大会も後2日となりました~!残った4人は~!まず、帝国大将軍シュヴァルツ選手!そして、謎の覆面選手!アヴァロン王国騎士団、ダイン選手!格闘家ヘイ選手!以上四人によって闘技大会の優勝が争われることになります!本日の第一回戦は~、シュヴァルツ選手vs謎の覆面選手の対戦です!』

ダイン『いよいよだな…。』

オーズ『ああ。』

ダイン『この試合、どっちが勝つと思う?』

オーズ『さあな。実力はほぼ互角と見た。でも…。』

ダイン『お前も感じてたか…。』

フローラ『?』

ダイン『あの覆面の剣術な~んか見覚えが有るというか、懐かしいような?』

オーズ『始めて見たときから、他人とは思えないんだよな。』

ダイン『そうだよな~…。』

フローラ『二人の知ってる人ってこと?』

ダイン『さあな~…。違和感はある。』

実況者『さあ!いよいよ両者入場です!』

入場ゲートから二人が入ってくる。闘技場中央までくると距離をとり対峙する。

審判『殺しや卑怯な真似は御法度。どちらか一方が気絶もしくは降参するかで試合終了です!よろしいですね?』

両者うなずく。

審判『それでは!決勝トーナメント準決勝、第一試合!シュヴァルツ選手vs謎の覆面選手!試合……始め!』

実況者『開始のゴングが鳴った~!先に仕掛けるのどっちだぁ~?』

覆面は剣を構え、シュヴァルツは槍を構える。

仕掛けたのは……。

仕掛けたのはシュヴァルツだった!槍を構えた後、覆面に速攻を仕掛けた!

覆面は慌てずそのまま迎撃に出る。

ダイン『!シュヴァルツが攻撃を仕掛けた!』

ヘイ『カウンターばかりだったのに?』

シュヴァルツは覆面に向かって素早い突きを繰り出す!しかし、覆面は動じることなくその槍捌きを交わしていく。

ダイン『さ、さすがと言うか…。これほどの使い手か。シュヴァルツは。』

ヘイ『覆面も…メルスの時もそうだったがかなりのやり手だぞ。』

シュヴァルツの槍を捌くといったん飛び退きシュヴァルツと距離をとる。

覆面『流石、帝国の大将軍。槍捌きは健全だな。』

シュヴァルツ『貴様もな。この私の槍捌きをかわすとはな。さすがわが師を破っただけある。』

ダイン『へ?わが師?ま、まさかシュヴァルツの師匠って…。』

オーズ『メルス…。』

シュヴァルツ『ふふ…わはははは!お前の素顔、是非とも見たくなったわ。その覆面なんとしてもはがさせてもらうぞ!』

シュヴァルツは再び槍を構え直すと、覆面に突進する!

覆面『何度来ても私には通用しないよ。』

覆面もまた剣を構える。

しかシュヴァルツは覆面の前で姿を消す!

覆面『……。』

ダイン『シュヴァルツが消えた!?まさかこれは…』

オーズ『縮地!』

覆面は動じることなくシュヴァルツの気配を探る。

そして再び覆面の前に現し、強烈な突きを繰り出す!

不意を突かれる形になったが、覆面は槍を剣で捌きまたは体を動かしかわす。

ダイン『リーチが違いすぎる。』

そう。槍を使うシュヴァルツに対して、覆面は片手剣。リーチの長さに違いがあり、一方的になりつつあった。

実況者『おーーっと、シュヴァルツ選手の槍捌きの前に手も足もでないかー?一方的な展開になってきたぞー?』

シュヴァルツ『さっきまでの威勢はどうした?防戦一方ではないか。』

覆面『……。』

覆面は一度飛び退こうとするが、シュヴァルツが縮地を使用し直ぐに追いつく。

そして……。

遂にシュヴァルツの槍が覆面を捉える!

シュッ!

覆面は辛うじて、身を翻し何とかかわすが顔の部分が裂けてしまっていた。

シュヴァルツ『次で覆面を剥がさせてもらう!』

再び縮地を使い姿を消す。

実況者『おーーっと再びメルスの時の用に姿が見えなくなったぞー?』

覆面『この覆面はまだとるわけにはいかないんでな。』

覆面が今度は姿を消す!

実況者『あーーっと!今度は覆面選手も姿がきえたー?』

ダイン『ま、まさかあれって……。』

キィィン!

ガキィイン!

と、剣と槍がぶつかり合う音は聞こえるが二人の姿は見えない。

実況者『激しくぶつかり合う音は聞こえるが、二人の姿が見えないぞー?』

そして…。再び姿を現したとき…。二人が交錯した。

そこには兜がが取れ、長い髪を束ねた一人の女性がいた。そして、覆面がビリビリと破れて覆面の素顔が露わになる。

ダイン『って…。シュヴァルツって女だったのか!?』

オーズ『って覆面の正体はま、まさか。』

そこには、アヴァロン王国騎士団長アインの姿があった。

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