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神魔物語  作者: 抹茶J
第3章闘技大会編
23/37

第41話 ダインvsオーズ 幼少の約束!

ダインvsオーズ


~闘技場入場ゲート~

ヘイ『い、いつつ。烈拳の連続使用は流石にきついぜ。』

烈拳の連続使用はその絶大な威力の反動で気と肉体的に大きなダメージを受ける。使用は1日に一度きり。連続して使うとしばらくは気をうまくコントロールできないなど制約が課せられる。

フローラ『ヘイ!』

ヘイ『フローラか。ダインとオーズは?』

フローラ『もう控え室にいるわよ。』

ヘイ『そうか……。いよいよだな。』

???『この、バカもんがあぁぁぁ!』

ヘイ『!?』

ドカッ

ヘイに向かって跳び蹴りが飛んでくる。

フローラ『お、おじいちゃん?』

ヘイ『て、し、師匠!?な、何でここに???』

師匠『倭仔山(わこざんを勝手に出て行った上に、それから音沙汰なしとはどういう了見じゃあ!』

ヘイ『師匠に連絡すれば連れ戻しにくると思って……。それに腕試しに闘技大会に出てみたくなった。』

師匠『当たり前じゃ!それに、烈拳を無茶に使いおって、お主にはまだ早いわ!あの一撃で相手が沈んでくれたからよかったものの。』

フローラ『えっと……。こちらは?』

ヘイ『倭仔山(わこざんに一緒に住んで修行をつけてもらってる、師匠だ。』

師匠『自己紹介がまだだったの。このバカ弟子を連れ戻しに来たんじゃが…。』

ヘイ『待ってくれ!もう少しで優勝なんだ!最後までやらせてくれ!』

フローラ『私からもお願いします。このままじゃ彼も不完全燃焼だと思うの。』

ヘイ『フローラ…。ありがとう…。』

師匠『…。本来なら即刻連れ帰るところじゃが…。ここまできたなら、やれるところまでやってみい。帰ったらみっちりしごいてやるからの。』

ヘイ『すまない。師匠。』

闘技場内から歓声が聞こえる。

ヘイ『おっいよいよ始まるみたいだな。ダインとオーズの試合が。』

師匠『観客席に行こうとしようかの。』

フローラ『ええ。』



~闘技場場内~

実況者『さあ!決勝トーナメント第一回戦も後一試合となりました!ベスト4決める最後のカードは~!アヴァロン王国より二人の騎士ダイン選手とオーズ選手の対戦だぁ!いよいよ両選手の登場です!』

ダイン『いよいよだな。』

オーズ『ああ。』

ダイン『お互いあれから色々あったな~……。』

オーズ『ああ。』

ダイン『15年前の約束だ。お互いやるときは全力で。』

オーズ『どちらが勝っても悔いを残さない。』

ダイン『ああ。全力勝負!』

闘技場場内にアナウンスが流れる…。

ダイン『時間みたいだな。』

オーズ『行くか。』

二人は試合会場に向かって歩み始める。

そしてゲートを潜ると大歓声が二人を包む。

実況者『さあまもなく試合が始まります!両者とも同じ国の出身!どんな試合を見せてくれるのか~!間もなく試合開始です!』

二人とも試合会場の中央に集まる。

審判『殺しや卑怯な真似は禁止です!どちらか参ったと言うか気絶したら試合終了となります!』

審判の声にお互い頷く。

審判『それでは…。決勝トーナメント第一回戦第四試合、ダイン選手vsオーズ選手!試合…………。はじめ!』

両者とも剣を構える。オーズはアントリオンの牙から作り出したリオンブレードをダインは名工メルスから受け取った闘気の剣を。

オーズ『こっちからいくぞ!』

ダインに向かってダッシュで向かっていくオーズ。ダインは身じろぎせず、それを受け止める。

キィィン!

鍔迫り合いになるがすぐにダインが蹴りを繰り出し距離をとる。

オーズ『少しはその剣になれたのか?』

ダイン『ああ。何となくな。』

オーズ『それを聞いて安心したぜ。そのせいで全力を出せなかったなんて、言い訳にならないからな。』

ダイン『それはこっちのセリフだぜ!』

今度はダインがオーズに向かって突進する!

オーズは勢いでつっこんでくるダインをひらりと受け流して、その勢いのままダインに斬りかかる!

すかされたダインはその勢いのまま振り向くとオーズの一撃を受け止める。

ガキィイン!

オーズ『昔はよく後ろが見えてないって注意されてたなぁ。よく団長に後ろから頭たたかれたっけか。』

ダイン『そうだったよな。二人とも早く一人前になりたくって、無茶もしたぜ。』

昔話を語り合いながら激しく切り結ぶ二人。

実況者『おーーっと、二人の剣の腕は互角だぁぁ!これは、どちらが勝つかわからないぞぉ!』

ダイン『ハァ……。ハァ……。さ、流石だな。』

オーズ『ハァ……。ハァ……。お互い手の内は知り尽くしているんだ。そうそうやられはしないさ。』

ダイン『それもそうだな…。』

オーズ『だがまだ俺はお前に見せていない技があるんだぜ?』

ダイン『『ほお?奇遇だな。俺もだ。』

と言うとオーズは剣を前に突き出すように構えた。

ダイン『あまり見ない構えだな…。』

オーズ『使うのは今日が初めてだからな…。』

ダイン『ぶっつけ本番か…。』

オーズ『ああ。』

じっと構える両者。

ダイン『こないのか?こっちからいくぞ!』

ダインは再びオーズに向かって突進する!

オーズは慌てることなく構えをとかずダインの接近を待つ。

そして、ひらりと右によけて突きを繰り出す!

ダイン『ゴハッ』

ダインは自分の勢いと思わぬ方向からの突きをまともに脇に受け、倒れてしまう。

実況者『ダイン選手ダウーン!起きあがれるのかぁ!?』

オーズ『おいおい、嘘はよしてくれそんな攻撃で倒れるほどやわじゃないだろ?』

倒れているダインに話しかける。

ダイン『さすがだな。カウンター技か。』

ダインは立ち上がる。

ダイン『い、イテテ…。』

オーズ『本来は槍技なんだがな。本来の威力の10分の1も出てない。』

ダイン『そうか。じゃあ俺も見せようか…。新しい技を。』

ダインは剣に闘気を込めて、剣を作り出す。

ダインは再びオーズに向かって突進する!

オーズ『バカの一つ覚えか…。容赦しないぜ!』

オーズは再びよけて真横から突きを繰り出す!しかしそこにダインの姿はなく…。

オーズ『ど、どこに?』

ダイン『上だ!』

オーズ『しまった!』

ダインはよけられることを予測して上に飛び上がっていた。そしてそのまま剣に闘気を流して剣を大剣の形に変化させ、オーズにたたきつけた!

ドーーン!

オーズとっさにガードするが間に合わずまともに受ける!そして砂煙な舞い上がり……。

砂煙が収まるとそこには倒れたオーズの姿があった。

審判がオーズの状態を確認する。そして……。

審判『オーズ選手戦闘不能!よってこの試合ダイン選手の勝ち!』

実況者『決まったああああ~!第四試合同国対決はダイン選手の勝利だあああぁ!』

観客『『わああああ~!』

ダイン『大丈夫か?オーズ。』

担架で運ばれる頃には気がついたオーズ。

オーズ『何とかな…。全くたいしたバカ力だぜ。準決勝頑張れよ。』

ダイン『ああ。』

実況者『本日の試合はすべて終わりました!明日からはいよいよ準決勝となります!残ったのはこの4人!帝国大将軍シュヴァルツ選手!謎の覆面選手!拳法家ヘイ選手!そしてアヴァロン騎士団ダイン選手!以上の4人で争われます!また明日この闘技場でお会いしましょう!』

決勝トーナメント第一回戦の試合が終わった。いよいよ準決勝が始まる!

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