表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
神魔物語  作者: 抹茶J
第3章闘技大会編
16/37

第34話 闇に魅入られた者・ヤムスキー 中編

フローラ『この邪気は間違いないわ。魔剣ネクロスの紛い物よ!』

ダイン『と、言うことはザガートも一枚噛んでる訳か。』

オーズ『奴はウエストリアの軍を率いていたんだ。まず間違いないだろう。』

ヤムスキー『ヒャハハハハ!ごたごた言ってんじゃねえ、こないなら、こっちからいくぞ!』

ダイン『気をつけろ!奴は早いぞ!』

ヤムスキーは猛スピードでダインに突っ込んでくる。

ガキィ!

ダインその突進を何とか剣で弾き返す。

ダイン『さっきよりも速い!?』

フローラ『多分、あの魔剣が身体能力を底上げしてるんだわ!』

ダイン『分かるのか…!』

フローラ『え、ええ剣からアイツに魔力みたいなのが流れているのが。』

ダイン『そうか。』

ヤムスキー『ひゃーはっはっはっ!俺の前で余裕じゃねぇか!これでも食らえよぉぉ!』

フローラ『まずいみんなよけて!』

ヤムスキーの持つ剣から魔弾が産み出される。

ヤムスキー『ひゃーはっはっはっ!コレデモクライナァ!』

ダインたちに向かって玉は飛んでくる!

間一髪何とか避けて、ダインはヤムスキーと切り結ぶ

キィン!ガキィ!

ダインの一撃がヤムスキーをかすめるが、その傷はすぐに再生し、何事もなかったようにヤムスキーは攻撃してくる。

ダイン『お前わかっているのか?このままだと壊れるか、灰になるかのどちらかだぞ?』

以前ネクロスの紛い物を持ったアシュトナーの息子、アシュトンは戦いの末アインの破邪の力を持つ剣アスラの犠牲とフローラの浄化魔法リザレクション

の効果により倒され最後には灰となって消えたのである。

ヤムスキー『そんなの信じられねぇな。』

ダイン『くそっ!』

フローラ『ダイン下がって!光よ邪なる魂をその力を持って浄化せよ!リザレクション!』

ヤムスキーを浄化の光が包み込む。

しかし…。

ヤムスキー『なんだあ?今のは。』

フローラ『そんな…。全くきいてないの?』

ヤムスキー『無駄無駄ぁ~!』

ヤムスキーは魔法が不発に終わり硬直しているフローラに襲いかかる。

ダイン『しまった!フローラ』

ヤムスキー『ひゃーはっはっはっ!あの方からの命令でなぁ。命は取らねえが暫く眠ってろ。』

フローラは覚悟を決めて目をつむる。

しかし…。

ドゴオ!

予想外の所からの攻撃でまともに吹っ飛ぶヤムスキー。

ヘイ『なんか妙な気を感じると思ったら、何だ?これは?』

ダイン『ヘイ!』

ヘイ『ダインか。何だ?あの禍々しい気は?』

ダイン『あ、ああ。あの剣を見てくれ。』

ヘイ『剣?ってなんだあの邪気は?』

ダイン『あれは、魔剣ネクロスって言っても紛い物の何だが、魔剣は魔剣だ。』

ヘイ『なる程。邪気か…何とかなるかもしれないぜ?』

ダイン『本当か!!』

ヘイ『ただ気を練るのに少しばかり時間がかかる。暫く時間を稼げるか?』

ダイン『どのくらいだ?』

ヘイ『5分。いや、3分あれば行けるだろう』

ダイン『分かった。3分だな。』

ヘイ『ああ。』

ヤムスキー『なにをするか知らねえが、相談はすんだか?』

ダイン『ああ。待たせたな…。』

ヤムスキー『ならば地獄に落ちろぉぉ!』

ヤムスキーは突進してくる。

ガキィ!キィン!

両者の激しい唾競り合いが続く…。

フローラも合間合間に援護するが、ヤムスキーの素早い動きでそれを交わす。

ダインも少なからずダメージを負っていた。

ダイン『ヘイ!まだか?』

ヘイ『もう少しだ。もう少し耐えてくれ!』

ヤムスキー『ひゃーはっはっはっ。何をするのか知らねえが、これで終わりだあ』

魔弾を作り出すとダインにむかって走り出すヤムスキー。

ダイン『ちっ!』

フローラ『プロテクトアップ!』

ダインに身体強化の魔法がかけられる!

ガキィン!ドオォォン!

ヤムスキーの一撃を受けたものの、魔弾の直撃を受けたダインだったがフローラの身体強化魔法が発動したことで何とか耐えた。

フローラ『ダイン大丈夫?』

ダイン『あ、ああ何とかな。助かったフローラ。』

ヘイ『待たせたな。準備が整ったぜ!』

ヘイ『名付けて、聖光拳!』

フローラ『凄い。聖なる力だけならアスラ以上だわ。これならやれるかも!』

ヘイ『はああああ!』

ヤムスキー『やめろ!そんな力でやめろぉぉ!』

ヘイ『聖光拳!雷旋一閃!』

雷をまとった破邪の拳がヤムスキーを貫く!

ヘイ技をまともに受けたヤムスキーはもがき苦しみだした。

ヤムスキー『グワアアア。体あついぃ!』

ダイン『魔剣に頼った者の末路だ。後は灰になるだけだ。』

ヤムスキー『グワアアア。た、たす、けてく、れ』

ザガート『クフフ。まさかまた失敗しましたか…。』

地面からすぅっと出てくるザガート。

ダイン『貴様はザガート!』

ザガート『おや、お久しぶりですね。』

ヤムスキー『ザガート様もう一度お力を…。』

ザガート『いいでしょう。』

すっとネクロスを持ち上げるザガート。

ザガート『このおもちゃにはもう少し働いてもらいましょうか…。』

ヤムスキーがふっと持ち上がる。

ダイン『何をするつもりだ!ザガート!』

ザガート『何もいたしませんよ。ただ、魔剣をこのようにするだけです』

ザガートはおもむろに魔剣をヤムスキーにつきさした!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ