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‘あ・り・す’  作者: みやしん
■Channel 4 Nergal:
31/52

■Scene 30 報復【Retaliation】

 爆音と華蓮の悲鳴とタローマティの声。

 エーコは真っ先に‘あ・り・す’の玉座に飛び込んだ。続いてマナフが、次にトールとネルガルの兵士の足音が聞こえる。

 それぞれがみなベールの向こうにある黒こげの何かに驚き、目を見開いて華蓮を見るのだ。

「捕らえろ、この者が‘あ・り・す’様を!」

 タローマティの声に衛兵が抜刀し華蓮ににじり寄った。

 エーコは華蓮の楯になるように立ちふさがる。そのすぐ横にマナフも並んだ。

 二人の剣はまだ鞘の中である。

「違う、わたしは何もしていないわ!」

「姫、ここは……」

 エーコはそう言ってヴァ・ルオラに手を添えた。手を添えながら目の前がややゆがむのを感じた。

「なぜ、わたし、ホントに何もしていないのに!」

「そんな理屈が通じる相手ではありません、ひとまずここは逃げましょう」

 確かに目の前のタローマティにしても、衛兵にしても華蓮の言い分を聞くようには思えなかった。

 問題はどうやってここから逃走するかだ。

 自分たちはホールの中央に居る。それを衛兵にぐるりと取り囲まれていた。

 今のところ相手は八人ほど、時間がたてばたつほど人は増えるだろう。

 どうする、突破口がなければ逃走することすら難しい。捕らえられれば極刑は免れないだろう。

 言い分は聞かないだろうしまともな裁判制度があるかどうか疑わしい。

 それに……エーコは自分の背後の消し炭となった人型を見た。

 ‘あ・り・す’殺しにどれほどの罪状が重なるか想像もつかなかった。

〈裏口に向かう方向へ斬りつけるか? 殺傷は姫の好まないところだが……〉

 エーコもその覚悟を決めかねていたとき、華蓮の右手の中の赤い水晶がぱあっと発光した。

 そのすぐ後に……ついさっき‘あ・り・す’のベールの中で起きたような真っ赤な爆発が衛兵の中で発生した。

 とっさに目を細めたおかげで視界が遮断される事は無かったが、熱風がエーコの肌を焼く。

 チャンスはここしかない。

 エーコは華蓮の手を取りそして駆けだした。マナフがそれに続いたが、トールは腕を取り損ねた。

「トール!」

 華蓮の声が響く、しかしエーコはそれを無視して走った。

 爆発炎は思いの外時間を稼いでくれる。ホールを抜けることができ、背後でタローマティの声を聞きながら神殿を駆け抜けた。

 うまい具合に目の前に舟がある。

 御者はいない、ラクダもどきは二頭つながっている。

 荷台は幌がないがその方が速度が出るかもしれない。

 エーコは座り込みそうな華蓮をひょいっと持ち上げ荷台に放り込んだ。

 不敬は承知だ、あとでいくらでも罰をうける覚悟はある。

「エーコ!」

 荷台にマナフが乗り込むと、華蓮が叫んだ。

「罰はあとで受けます」

「違うわ、カズミとトールが居ない!」

「今は逃走することが第一です。もうしゃべらないでください! 舌を噛みます!」

 エーコは御者席に飛び込みラクダもどきにムチを入れた。ネボの双角獣と同じはずだ。

 二頭のそれが悲鳴をあげ、前足を大きくもたげた後全速で駆けだした。

 あまりの加速にエーコが振り落とされそうになったが、手綱を握り締めてそれに耐えると、街の外にむけてラクダを操った。

 双角獣とは比べ物にならないほどの速度だ。人がまばらな大通りを疾風のごとく駆け抜けていく。

「マナフ、追っ手はあるか?」

「いえ、ありません!」

 エーコは再度ムチを入れた。加速はしなかったものの目の前に街の門が見えてくる。

 うまい具合にそれは開いたままだ。だが、徐々に閉まりつつある。

 何度もムチを入れる、入れる! 声を上げて、手綱を操った。

 舟はぎりぎりで門を駆け抜け荒野へと躍り出た。

 目の前の風景が単調になり、街の気配が消えていく。

「……マナフ」

「追っ手はありません、衛兵長」

「いや……代わってくれ」

 エーコに呼ばれマナフは御者席に近づいたが、その瞬間手綱がゆるみ彼女が急に倒れた。

「エーコ!」

 遠くで姫の声が聞こえる。

 大丈夫ですよと答えたかったのに彼女は自分の意識が暗闇の中に落ちていくのを感じた。


  §


「あなたは逃げ遅れたのね、マルドゥックの婢さん」

 タローマティは‘あ・り・す’の居城の中、兵士の集会所に居た。

衛兵をふくめネルガルのほとんどの兵士はこの隣のもうひと周り大きな部屋に集まりつつある。

 ネボの‘あ・り・す’討伐のためだ。個人主義のネルガルの民がかろうじて集団で生活できているのは、そこにネルガルの‘あ・り・す’が存在するためである。

 その女王が他の世界の‘あ・り・す’に殺されたとあっては収まりがつかない、兵士はみな追跡を主張したがネルガルのトールであるタローマティはそれを許さなかった。

 砂嵐が接近しているというのだ。

もし、こちらから討伐にでれば犠牲者もでる。それにろくな案内人も居ないのに荒野にでた‘あ・り・す’たちも、野営地に泊まる以外手はないだろう。

 砂嵐が収まり次第討伐を開始。

 それまでは‘あ・り・す’様の弔いをするということになったのだ。

 言い分は全くだが兵士がそれをおとなしく聞き入れたのは、相手がタローマティだからだ。

 彼女に逆らったら腹を焼かれかねない。

 腹を焼く……ネルガルの兵士であれば一番避けたいタローマティの拷問である。

 人差し指をへその穴に押し込み指先から高熱源を発生させる。するとどうなるか? 攻撃をうけた者は生きながらにして内蔵を焼かれるのだ。

 同時に血が沸騰する。ところがその熱は心臓まで達しないために即死はしないのだ。

 息絶えるまでの間、ずっと激痛におそわれる。

 タローマティはその最期の瞬間まで笑ってみているという。

 そんな彼女が目を向けているのはマルドゥックの召使であるカズミ――こと、ドゥルジであった。

 ドゥルジは目を細める。

「やめて、その言い方は」

「あら、これが逃げ遅れていたから気を遣ったつもりだったんだけど」

 と目を配るとそこには直立歩行の白ウサギ、ネボのトールが居た。一応、後ろ手に縛られている。

「……彼ならわたしの正体は知っているわ」

「へえ……それで自分の主には黙っているの?」

 タローマティが視線を向けるとトールは垂れていた右耳をぴんとたてて見せた。

「いろいろとございますから。それがお判りなら縄を解いていただけますかな?」

「まあ、いいわ」

 タローマティは結び目に人差し指を当てそこを焼いて縄を解いた。

 トールは縄目を気にしているようだが白い毛はすぐさまそれを消し去ったようだ。

 その仕草を笑いながら視線をドゥルジに戻した。

「……身元がばれているんならその服を脱いだら? イツまでもそんな服を着ているとここの兵士にも誤解されるわよ」

「着替えは持ってないわ」

「ここの呪術師のでよければ用意するわよ。剣士は男用しかないからね」

 もともとタローマティは表情が読みづらい。

 無表情ではなく基本的にいつでも笑っているように見える。

 そんな彼女は今、心から喜んでいるように思える。

 机の上にはネルガルの街近辺を描いた地図が広げられていた。

 とはいっても特に高低差も無い地形だ。描かれているのは流砂と野営地の位置である。

「ネボの‘あ・り・す’の逃走経路はだいたい判るの。舟に乗って外にでたとしても土地勘がある訳じゃないから、まっすぐ進んでこの野営地に入るはず」

 タローマティが指さしたのは街から三番目に近い二重丸だった。そのすぐ横に×印がかかれていた。

「そばに流砂があるし、かなり大きめの砂嵐が近づいているから、そこで足止めね」

「あなたたちはそこで‘あ・り・す’を討つつもりなの?」

「砂嵐が収まったらね。いずれにせよ、逃げる場所はないわ。それにネボの水晶はこの土地では役立たずだし、チャンネルを開くことも不可能よ」

「本当に?」

 ドゥルジがそれを尋ねたさきはウサギのトールである。

「はい、確かにそうです。たぶんネルガルの荒野で‘あ・り・す’様が水晶を使うことは不可能でしょう」

「なぜ」

「ここには水が無いからですよ」

 恐らくこの事をネボの‘あ・り・す’は知らないはずだ。

 ネルガルに来てから自分はずっとあの四人のそばに居たが、トールがそういう忠告をしたことは無い。

「ですが、‘あ・り・す’様はネルガルの水晶をお持ちです」

 トールである。

「判ってるわ。盗まれたものでしょ。でも、それを使いこなせるとは思えないけど」

「左様ですか……ですが、あのお方も‘あ・り・す’様ですから」

「肝に銘じておくわ、ウサギさん」

「トールです」

「タローマティ」

 ドゥルジが机に近づいて挟んで向かい合わせになった。

「なに? 着替えなら用意させるわ。剣士のものにするの?」

「ネボの‘あ・り・す’を討ち取ることはならないわよ」

 タローマティは小首を傾げて微笑んで見せた。

「……どうしたのドゥルジ?」

「いい、これはマルドゥックの‘あ・り・す’様の勅命よ。ネボの‘あ・り・す’はそのままマルドゥックに誘導するわ」

「ごめんね、聞こえなかったわ」

 タローマティは机の上の地図をじっと見ていた。

「それならあなたに聞こえるまで何回でも言うわ。マルドゥックの‘あ・り・す’様はネボを生きて連れてこいとわたしに命じたの。だから、この砂嵐にじょうじてわたしがマルドゥックに運ぶわ」

「討伐隊はすぐにでもでれるのよ。位置も判っているし」

「タローマティ、これは勅命なのよ!」

「そんなの関係ないよ!」

 タローマティは平手で机を叩いた。そして髪と同じような顔色でドゥルジを見たのだ。

「わたしはそちらの‘あ・り・す’からネボを討ってもよいと許可を得たのよ」

「状況が変わったの。だから、‘あ・り・す’を討つことは許されないわ」

「たとえマルドゥックでそう決まったとしてもわたしたちネルガルがそれで済むと思っているの? わたしたちは自分の‘あ・り・す’を殺されたのよ!」

 タローマティはそう言ってもう一つの机に近づくとそこにかけられていた布をはぎ取った。

 そこには、‘あ・り・す’であろう黒こげの死体があるだけだった。

 ドゥルジはうめき声もあげず、目も逸らさずにそれをじっと見ていた。

 タローマティは布を元に戻す。

「自分たちの女王を殺されて、それで他の世界の女王から『生きて連れ出せ』と言われて、はいそうですかと言えないわ! それぐらい判るでしょう?」

「でも、あなたは‘あ・り・す’様に忠誠を誓った戦士なのよ?」

「ここはマルドゥックではないわ。ネルガルだと言うことを教えてあげましょうか?」

 タローマティが口笛を鳴らすと一人の兵士が部屋に入ってきた。

 タローマティの弟、アバオシャであった。

「どうしたの、姉さん」

「ここにマルドゥックの婢が居るわ。礼儀もわきまえずにわたしに無礼を働いたから監禁しておいて」

 アバオシャはうなづいてドゥルジに近づこうとする。

「タローマティ!」

「別に逆らっても構わないわ……あなたの立場が悪くなるだけだから。彼に連れられてしばらく休んだら? ネルガルの牢屋はあまり居心地がいいとはいえないけどね」

「……久しぶりに来てみるとかなり大騒ぎになっているな」

 その部屋の中に響き渡るもう一人の男の声に、だれもが身を硬直させた。

 特にタローマティとドゥルジはほぼ同時に声の方向を見たのである。

「タルウィ……」

 声を発したのはタローマティだった。

 確かに戸口に立ってじっと中の様子を見ているのは、マルドゥックの剣士の甲冑を身につけたタルウィだった。

「……久しぶりだな、タローマティ」

「タルウィ!」

 彼女は彼の名をもう一度叫び、そして彼の胸の中へと飛び込んだ。タルウィもタローマティの身体をしっかりと抱き留めた。

「タルウィ、記憶が戻ったの?」

「まだ全てではないけど‘あ・り・す’様のおかげでね」

「タルウィ、本当に記憶が……」

 つぶやくように囁いたのはドゥルジだった。

「……なんだドゥルジ。そんな格好をしているから判らなかったよ」

 彼はそう言ってドゥルジを見てまた微笑んだ。

 本当なら今のタローマティのように我を忘れて彼の胸に飛び込むはずなのに――それをタローマティに取られたからというのではなく、ドゥルジの足は一歩も動くことができなかった。

 タローマティはタルウィの顔を自分に向けさせた。

「ねえ、タルウィもわたしと一緒に行動してくれるんでしょ、ネボの‘あ・り・す’を討伐するの!」

「討伐? どういう事なのかな。俺は‘あ・り・す’様に言われてタローマティの様子を見に来ただけだよ」

「そう……いいわ、詳しく話してあげる、こっちに来て」

 タローマティがタルウィの腕を引っ張って部屋を出ようとしたが、それをアバオシャが止めた。

「姉さん、この女はどうするんだ?」

「……そのまま放っておいていいわ。このウサギと一緒に個室に入って貰って」

「タローマティ!」

「平気よ、ちゃんとした個室だから……今日は気分がいいの。それはあなたも同じでしょ」

 そう言うタローマティの笑顔に、ドゥルジはどこしれぬ薄ら寒さを感じていた。


  §


 ネルガルのトールという要職についているタローマティには、兵士宿舎の個室の他に神殿の中にも個室が割り当てられている。

 どちらも部屋の構造そのものに差異は無いのだが、こちらの方が四方の壁がしっかりしているせいか、他人に姿を見られる事が少ない。

 例によって扉に鍵は無い。窓も開け放たれているので誰かが覗こうと思えば簡単に覗けるが、ネルガルの民であれば他人の目は気にならない。

 その部屋の中でどんな事をしていてもだ。

 タローマティの部屋の寝床は木組みにわら状のクッションを敷き詰め、それに布を何重にかかけただけの粗末な物だ。

 それでもネルガルの中では柔らかい部類に入る。彼女がそれを選んだのは相手の事を思ってのことだ。

 タルウィが居る、その上に覆い被さるようにタローマティが居た。

 掛け毛布は彼女の腰の位置まで隠しているが、二人とも素肌を合わせていた。

 タローマティはその顔をタルウィの胸に押し当てていた。そして数度、鼻をこすりつけるのだ。

「くすぐったいよ」

 タルウィは彼女の赤毛を指ですきながらそう言う。

「お兄ちゃんの匂いがする」

「……それはそうさ」

「覚えている? わたし一度記憶をなくしたお兄ちゃんに逢っているんだよ」

「それは判らないよ……今でも全てを思い出したわけじゃないんだし」

「でも、わたしの事は思い出したんだよね」

「ああ……」

 タローマティは身体をずらして顔を彼に近づけた。

「良かった……わたしの事なんか二度と思い出さないと思った」

「全て‘あ・り・す’様のおかげさ」

 ‘あ・り・す’の名前が出たところでタローマティの表情が曇っていた。

「タルウィも‘あ・り・す’様の事が大事?」

「それは‘あ・り・す’様に忠誠を誓った戦士だからね」

「わたしと‘あ・り・す’様を比べたら?」

 その答えに黙っているタルウィ。

 その唇が動き出す前に、タローマティは自分の唇で塞いだ。

 そのままお互いの口をすい合い時間がゆっくりと流れる。窓の外は永遠の黄昏、ふと口を離したタローマティが窓の外を見た。

「……砂嵐が来るわ。そしたらもう一人の‘あ・り・す’も居なくなるの」

 タルウィはそれに答えずタローマティの身体を抱き寄せるだけだった。


  §


 同じ時刻、ドゥルジは彼女に当てられた個室から窓の外を見ていた。

 ‘あ・り・す’への来賓用の一室である。部屋の作りは悪くないが居心地は良いものではない。

 それでもタローマティの部屋と同等の寝床にこしかけ、手をついてその柔らかさを感じていた。

 そして黄昏の空を開け放たれた窓から見ている。

 タローマティの部屋で二人が何をしているか想像つく。

 タルウィの記憶が戻ったとしたらなおさらのことだ。

 女から誘われたら肌を合わせるのはネルガルでの礼儀の一つである。

 ましてやタローマティと彼の仲だ。

 彼女の言うところの兄妹である。一つになるべく運命の間柄。

 こんな時マルドゥックの女は不利だと思う。原則、男の言いなりになるしかない。

 男に何か言い聞かせるとしたら、剣士として実力を見せるか、もしくは‘あ・り・す’という立場になるしかない。

 後者は無理だ。だから自分は剣士の道を歩んだ。

 幼い頃からその背中を見続けたタルウィと肩を並べるために。

 だから……今着ているこの服はたとえ‘あ・り・す’の命令とはいえ着たくなかった。

 自分の全てを否定されたような気がするからだ。

 ただ、気分が落ち着かないのはそれだけではない。

 タルウィは記憶を取り戻した……しかし、それは本当だろうか?

 長い間――といっても数年でしかないが、久しぶりに見た彼に戸惑いを感じている。

 シャマシュと他の世界では時間の流れが異なるとマルドゥックの‘あ・り・す’は説明した。そのためタルウィは草薙剛史としての時間が長く、その影響は簡単に取れないだろうと。

 それにしても、草薙剛史と出逢ったときにそれほど感じなかった違和感を、今のタルウィに覚えるのは何故か?

 ドゥルジの疑問は容易に晴れそうにない。

 彼女のすぐ横でうたた寝しているトールもそうだ。

〈これからどうなるのか……〉

 とりあえず、自分に課せられた任務を遂行するしかないだろう。

 それがタローマティからネボの‘あ・り・す’を守ることになるとは何とも皮肉なことだと、寝床に横になりながら思った。

 それ以上に。

 なぜ自分のすぐ隣にタルウィが居ないのか……寂しさに胸が詰まりそうだった。



■Scene 31 砂嵐【Storm】に続く

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