表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/17

ななわめ

護衛の男達の後をある程度離れながら歩いていると、これから行く街については何も知らないことに気がついた

ちなみに私達が後ろの理由は前を歩くと後から短い悲鳴が聞こえて怖いので変えてもらった、トラウマになっちゃったかな?

「これからいくフィールズ?ってどんな街なの」

隣を歩くマリーに聞いてみる

「そうですねフィールズは別名冒険者の街ともいわれているんです」

「冒険者の街っていうと?」

「近くに未踏破の迷宮があるのと毎年2回大きな武芸大会が開かれるので多くの冒険者が集まるんです」

迷宮!迷宮は男のロマンです!

「迷宮には誰でも入れるの」

「えっと、ギルドに所属している冒険者なら誰でも入れるはずですよ」

「ギルドか、フィールズについたらまずいって登録しないとね。」

そういえばお金ってどうなっているんだろうか、手にアイテムポーチから金貨を一枚出してたずねる

「この金貨ってつかえるかな?」

「金貨ですか…そうですね基本的に街で普通に使えるのは銀貨までです、金貨だと多分ほとんどのお店でお釣りが出せないと思います」

少し難しそうな顔をして、金貨みる。

するとマリーはいきなり驚いたように体を震わせた 

「あの、この金貨手にとって見せてもらってもよろしいですか?」

「ええいいけどどうしたの?」

そう聞くと金貨を手に取り絞り出すように声をだした

「この金貨はおそらく神聖金貨です…」

私はマリーの様子より那由多の果てでの金貨が存在していることに衝撃をうけた

その様子をみて話すのを待っていると思ったのかマリーは口を開いた

「神聖金貨は1枚で金貨100枚と同じ価値を持っているそうです」

「もしかして価値が高すぎて普通には使えないとか?」

「当たり前です!金貨ですら使えないのに無理に決まってます!」

となぜか怒ったようにジト目でみられた、なぜ…

「メイさんがここまで常識がないなんて」

そんな呆れないでくれ、俺はまだこの世界にきてから1日も経ってないんだ

「ごめん…私もそう思うだからいろいろと教えてくれると嬉しい」

全力の笑顔を作りマリーを見つめる

「うっそんな顔されたら断われないですよ」

勝った!しかし何かを失った気がする

しかし、これでこの世界のことをいろいろときけるな

「とりあえずこの神聖金貨?を金貨にしたいんだけどどこにいけばいいかな」

「普通なら大きな商会で買い物をすればいいんですけど…このあとギルドにいくんですよね、ならその時ギルドの受付にきくのがいいとおもいます。私より良い方法を教えてくれるはずです」

「わかったありがとう。崩せたら一緒にご飯でも行こうか」

「そっそんな、悪いですよ!」

「街を案内してくれるんだろう?そのお礼だそれに私はここらに知り合いがいなくてね、友達になりたいんだよ」

と少し恥ずかしそうに言うとマリーはまた顔を真っ赤に染めて頷いていた

その後も疑問を聞いたりマリーをからかいながら進み何事も起こらずフィールズについた

実際何か起こるほうが珍しいらしいが

フィールズには入り男達と別れマリーと2時間後冒険者ギルド前で待ち合わせて別れると、多くの視線を感じた。

どうせこの容姿に見惚れてるんだろうと思い、視線を無視して教わった冒険者ギルドに向けて歩きだす、視線を向ける者のなかに物騒な目付きをした者が混ざっていることに気付かず

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ