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じゅういちわめ

実験が終わり男二人を開放し宿に戻る

回復魔法の実験をするにはまずダメージを受けないといけない、きちんと回復してやったとはいえやったのは拷問紛いのことだ、あいつらに仲間がいるなら私に手を出したらこうなると言うことを広めてくれるといいのだけれど

そしてその実験結果だか最下級だからかそれとも現実となったからなのかえらく使い勝手がわるかった

まず小さな切り傷などは普通に回復するが指が切断されている場合に掛けると再生などはせずにただ切り口がふさがった

おそらく減った血はそのままなのだろう

だが切断された指をくっつけて回復した場合は元通りになった

しかし回復部位の指定は出来ない、傷が1箇所なら効果がそこに集中するようだが増えると傷の大きさに関わらず効果が分散するようだ

これは完全に予想外なのだが疲労も回復する

この効果に気づいたときは思わず飛び跳ねそうになってしまった

何故なら、この世界で私に傷をつけられる者は少ない

警戒するのは持久戦による消耗だったのだ

私は実験の成果に満足しもう一度布団に潜る

今度こそおやすみなさい…


「ふぁっ」

今度はよく寝れたな

布団から勢い良く出て体を軽く動かす、すると食欲をそそる香りを感じた

あぁ確か朝食は宿泊費に含まれているんだったな

と朧気な記憶を引っ張り出す

そのままギルドに行くため装備を付け食堂に向う

「すみません朝食をお願いします」

そう宿屋の亭主に告げ近くの席についた

5分程度で料理が運ばれる

ソーセージにサラダとスープとパンだった正直余り期待はしていなかったのでつい、ほぅ、と声に出してしまった

そう言えば昨日の夜は何も食べていなかった、どうりで腹がすくはずだ

少し速く食事をすませて席を立つ

すると近くに座っていた男も席を立ちこちらに向かってきた

またか、めんどくさい

顔は明らかに色欲を孕んでいる

周りに私をどうにかしようとまで思っている人がいないことを確認し威圧を発動させる

男は動きを止めたしかし、動きを急に止めたため顔から床に受け身も取れずに激突した

全く威圧は便利すぎるな

少し気が晴れた私は足取り軽く宿を出てギルドに向かった

「何故だろう今日は何かいいことがある気がするよ」

そうつぶやきながら

実はステータスの運が1番チートです、運50でイカサマなどをされなければギャンブルで総合的に必ず勝てるレベルです

メイの場合は装備スキル補正込みで100程度あるために直感はほぼ予知レベルになっています


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