いちわめ
「ここはどこだ?」
視界には木しか映らない
「これはなんだ?」
視界に映る木は見たこともない、いや地球には存在しないだろうことが素人にもわかるほど、奇妙な木
俺はそれを観察して気づく
「視点が低い?」
最初は木が大きいのかとおもったがちがう体が小さいのだ
「なんで…」
ここで俺はやっと気づいた声がやけに高いことにも気づき、そのまま体を見ると俺は女の子になっていた
…とりあえずいろいろと訳がわからない一つづつ整理していこう
俺は名前川村 楓 歳は19 趣味はMMORPGで彼女はいない
そこまで考えて自分をよくみてみると体は女だし見覚えはないが着ているものなどには覚えがあることにきずいた
「これって那由多の装備だ」
MMORPG那由多の果て 楓がはまっているゲームだ
「ならもしかして…」
腰にかかっていた両手剣をゆっくり抜き、剣を横に鏡のようにして自分の顔をのぞくとそこには、那由多の果てで使ったいたキャラクター メイがいた
「…これは最近はやりの異世界転移ってやつなのか?」
俺は少なくとも自分が全く知らない誰かになっているのではないと気づき、少し安心した
「いやまて俺、ゲームキャラになっているんだ、いくらなんでも安心するとかおかしいだろ」
この状況になってから冷静にいるよう心掛けてたけど、冷静じゃないな
ははっと小さく疲れた笑みを浮かべ少し休むかと地面に座り木に腰をかけた