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第三話 風邪
あれ・・・?
いつの間にか私、寝ちゃってたんだ。
って手握ってる!?なんで!?
「・・・ん?あ、美姫おはよ・・・」
「あ、おはよう長沢君」
「よいしょっと・・・」
といって私を持ち上げて、ベットの上に投げた。
「いったーいっ」
「よし、こっち来い」
いや、全然良くないですけど・・・って、え!ちょっ!
「よしよし」
だから全然良くないって!
啓介は頭を撫でて微笑んだ。
「ほんっと可愛いよなー美姫ちゃんって」
「え!そんなことないよっ」
「いやマジで可愛いって」
「え?本当に?」
「うん、本当に」
ってえぇぇぇぇぇっっっ!?長沢君、私のことそういう風に思ってたんだっ!
「・・・てか、なんかフラフラする・・・」
「ちょっ、顔赤いよっ!・・・って熱あるじゃん!寝たほうがいいよ!」
「う、うん・・・」
「じゃあタオル持ってくるから待ってて!」
私は急いで部屋を出て、職員室に向かった。
「失礼します。一年の真下です。岡島先生いますか?」
「あ、真下さん。どうしたの?」
「あの、タオルありますか?」
「・・・はいっどうぞ」
「ありがとうございます」
私は部屋に向かって全力で走った。
続く