下ネタと茶番とカレー
やってもうた・・・。
「う~ん、アニキの好きな料理ね~・・・。」
砕にぃが一生懸命考えてくれてる。さっきまで嫌がってたのに、なんでだろ?
「いや、アニキのプライバシーよりも幼子の頼みでしょ。」
「・・・・・そっか、ありがと。」
よく分からなかったけど、多分私を大切に思ってくれてるってことだと思う。だったら嬉しいな。
「あ、そうだ。アニキがメッチャ好きな物があった。」
「・・・・・何?」
どんなのだろ?豹にぃの好きなお料理。
「女た「核射撃!」「魔滅 覇軍!」「竜砲!」「首狩り。」「兜割り!!」ぎぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!?」
でも、砕にぃが何か言う前にフェレねぇ達が攻撃して黙らせちゃった。
「アンタ子供に何てこと教えようとしてんのよ!」
「ウチでも流石にそこまでせぇへんで!?」
「お兄ちゃんも豹牙さんの仲間なの!?」
「まぁ、大体の予想はついていましたが・・・。」
「お仕置きが必要みてぇだなぁ、オイ師匠!!」
で、みんな凄い剣幕で砕にぃを怒ってる。そんなに悪い物だったのかな?
「・・・・・ねぇ、さっき言ってたのって何?」
「「「「「まだ知らなくていいから(いいです)!!!」」」」」
「・・・・・・・・分かった。」
怖い・・・。
「スイマセン。マジで調子のってました。もう言いません・・・。」
砕にぃも震えてる。かわいそう。
「・・・・・大丈夫?」
「あぁ、大丈夫だ。ミンクは優しいな・・・。」
そう言って砕にぃは頭を撫でてくれた。気持ちいい・・・。
「・・・・・ふにゃあ・・・・・。」
「ハハハ、小動物みてぇ。」
でも、やっぱり豹にぃの手の方が気持ちいいな。砕にぃと違って手のひらに傷痕なんて付いてないから。
「茶番はいいからさっさと考えなさい。」
「「ハイ。」」
またフェレねぇに怒られた。何でだろ?
「そーだなー。アニキは好き嫌い少ねぇから何でも食うんじゃね?」
「・・・・・それじゃダメ。」
「何故に!?」
驚いてる。やっぱり砕にぃは女の子の心が分からないんだ。
「『何でも』じゃアカンねん。折角好きな人に食べてもらうんやったら女の子は『1番』を食べてほしい物なんや。」
「そーゆー物かねー。」
「そーゆー物や。」
・・・フェレねぇ達大変そう。
「じゃあ、アニキは辛い物が大好きだから『カレー』なんてどうだ?」
「・・・・・カレー?」
「何やソレ?」
「どんな料理なの砕牙?」
「聞いたこと無いですけど・・・。」
聞いたこと無いお料理の名前。数世紀生き続けた私が知らないお料理。
「あれ?お前ら知らねぇの?ダークウルフェンの植民地だったインディア連邦の料理なんだけどな。いろんなスパイスを入れて辛くして、とろみを付けたスープ、になるのか?をご飯にかけて食うんだ。」
「・・・・・それが豹にぃは好きなの?」
「多分な。」
「・・・・・そっか・・・。」
聞いたことも無くて、想像もつかないお料理だけど、豹にぃが喜ぶなら、ちゃんとお料理したご飯を食べるようになるんなら・・・、
「・・・・・それ、作る。」
私は頑張る!
「そうか、じゃあ頑張れ。俺も持ってる知識は少ねぇけど、教えれるだけ教えてみるよ。」
「私達も使ってね!お料理は出来ないけど・・・。」
「まぁ野菜ぐらいは切れるから任せろ!!」
「どんな料理かは分からないけど、砕牙の言った味になるように味付け工夫するわよ。」
「まぁ、安心しとき!こんだけ居ったら大丈夫や!!」
「一緒に頑張りましょう。」
「・・・・・ありがとう。」
こうして、いろんな人の助けと共に、未知のお料理への挑戦は始まった。
まさか、カレーの完成まで書けないとは・・・。
次で終わらすつもりでしたが、もう少し続きます。




