傷ついて欲しくないのはみんな同じ
さっさとコメディ調のやつを書きたいです。
「アンタ何言うてんねん!?ウチ等を守る?アホ言うてんちゃうで!あんなんと1人で戦う気ィかいな!?」
「吹雪さんの言うとおりよ!ここは3人で協力して戦うべきでしょ!?」
2人が叫んでる。確かにその通りかもしれない。でもな・・・、
「コイツの強さはSSランクトップクラス、余計な奴が複数いても邪魔なだけなんだよ。」
「なんでやねん!ウチかてSSランクや!アイツと戦う権利はあるはずや!」
「吹雪、SSなりたてではコイツに勝てない。コイツはゴーレムとかと違ってHSSに限りなく近いレベルのモンスターだからな。」
「じゃあ私は!?遠距離射撃での援護だったら出来るじゃない!」
「フェレ、コイツと南瓜灯篭の圧倒的な違いはな、遠くの敵を気属性の魔法で攻撃出来ることなんだ。さっきまでと違って遠いから安全とは限らない。」
「「でも・・・!」」
「もういい・・・、強制束縛。」
魂までも縛り上げると言われる最強拘束呪文で2人を縛り、気絶させる。
「分かってくれ。元はと言えば来ることを頼んだ俺の責任。それで怪我なんてしてほしくないんだよ・・・。」
そうして俺は南瓜将軍に向き直る。っと、
『裂空弾』
「!?ぐはぁ・・・!」
いきなり大量の気を練り込んだ弾を腹に食らっちまった。ふぅ、この着流しがなかったら骨が逝ってたな。
「やってくれんじゃねぇか。お返しだ!核地震!!」
大地が震え、劇毒の火炎が相手を襲う。奴の苦手な炎と毒だ、これで・・・。
「ギョオォォォォォ!!!!!!」
まだ余裕か、なら、
「大津波!」
鋼をも叩き潰す水の壁、これで死ななきゃ化け物だ。
『御柱』
「ん何ィ!?」
嘘だろ!攻撃呪文しかないんじゃなかったのか!?
『大旋回』
「うおぉぉ!?」
ッチ、ラチがあかねぇ。俺は剣客だから魔法にも限界が・・・ん?『剣客』?
「そうだった!刀を抜けばよかったんだぁ!!」
もっと早くに気づきたかったーーーーーーーー!!
よし、じゃあまずはあの邪魔な触手を・・・、
「ギョシャァァァァァァ!!」
「切り落とす!流剣 花鳥風月!」
奴の伸ばした触手を刀が切り裂くと同時に無数の斬撃が残りの触手を切り落とす。するとその中に黒い石が見える。
「久しぶりで忘れてたぜ!確かそれが弱点なんだよなぁ!!」
『超能力爆発』
「何!?」
周りの空間が歪み、ありとあらゆる物質が塵に還って行く。本当は逃げた方がいいんだろうな・・・、
「でも無理だよな、逃げたらフェレと吹雪に当たるもんな。!?ゴフッ」
ぐ、そろそろマズイな、体が分解され始めた。
「だけど、もうそろそろ技の効果時間が終わる。もう少し辛抱すれば・・・。」
ヤバイ!意識が薄れ始めやがった!まだ時間来ねぇのか!
シュゥゥゥゥゥゥ・・・・・・
「終わった!!!」
奴の魔法の波動が収縮していくと同時に俺は反撃の構えをとる。外したら駄目だ。「この技」をこの威力で撃てるのはこの1発だけ・・・、
「返剣 燕返し!!」
当たれ・・・!
俺の放った斬撃が南瓜将軍に向かって飛んで行き、そして・・・、
「ッ!?ギィヤァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」
中央の黒い石を貫いた!
「やったぜ・・・。ウッ!?」
体に力が入らねぇ、防御もせずに攻撃を受け続けた代償か。まぁいい、アイツが倒せたんなら別に・・・
「グルルルルルルルルル・・・・・。」
「マジかよ・・・!?」
俺の目には、ゆっくりと立ち上がる南瓜将軍の姿が映っていた。
「もう・・・あんなのと・・・戦う力は・・・・ねぇ・・・・・・。」
意識も薄くなり、視界が白く染まっていく。・・・終わったな。
「魔滅 覇軍!!」
「火炎射撃!!」
意識を失う直前、俺は幻覚を見た。
それは、南瓜将軍にトドメをさす、2人の戦女神の姿だった・・・。
いつまでシリアスやってんだろ・・・。




