お決まりだな
やっとメインキャラ登場。
「で、泥棒の居場所分かった?」
「もう少しお待ちください。今探してますので。」
「あ、そうなの。なんかゴメンね犬みたいに使っちゃって。」
今考えたらこの人猫じゃん。って言うかそれ以前に獣人も人間の仲間じゃん。それに匂いを嗅がせて人探しさせるって、ないわ。いくら俺がSでもこれはないわ。そんなことを考えて謝ったらこの人は、
「いえ、お気になさらず。むしろあなたになら飼われてもいいです。」
な~んて爆弾発言を吐いてきやがった。そんなんしたら俺がブタ箱にINされて、この小説が18禁にINされることを知ってるのだろうか?
あと、後ろで暴れてる水面をブロックしてくれてる豹牙、ありがとう。あなたは最高の義兄だ。・・・ニヤけてさえいなければな。
「で!泥棒どこ?」
「探す必要はありません。向こうの方から来ていますので。」
「「「はい?」」」
俺ら3人がアイの指差した方を見ると、
「俺の刀返せテメェェェェ!!!」
さっきの泥棒がすごい勢いでこっちに突っ込んで来た。んで俺の前で急ブレーキかけて止まり、
「勝負だ!!」
・・・はい。意味が分かりませんね。なんでそうなる?アイといいコイツといい、最近こんなのばっかじゃねぇかよ。まぁ、やるか。
「じゃあハイこれ。」
「え?これって・・・。」
「そう、お前の懐刀。ハンデは無しでいきたいんでね。」
「へ!上等じゃねぇか。行くぜ!!」
~30分後~
勝ちましたが何か?だって弱かったんだもん。忍術スキルばっか多用して、接近されたら焦る始末。よくあれでランクS取れたと思うよ。
「あ~あ、思いっきりやっちゃったねぇお兄ちゃん。」
「ホントだよ砕牙。死んでたらどうすんの?」
「いくらなんでも、やりすぎだと思います。」
ほら分かるだろ相手の雑魚さ。「あの」3人がこんなこと言ってるんだぜ?でもしょうがない。ケンカ吹っかけてきたのは向こうだしな。うん、しょうがない、と思う・・・。
「いててて・・・。」
「「「「生きてた!?」」」」
なんと!しかも吹っ飛ばされて1分くらいしかたってないのにもう意識が戻ったのか?!ランクSどころかHSSもびっくりの打たれ強さだぞオイ!
んでアイツはこっちを向き、嬉しそうに笑って、
「さすがに強いな。久しぶり、師匠。」
「はい?」
何言ってんのこのガキ?俺は弟子なんてとってねぇぞ?
「オイ坊主。お前何言ってんだ?第一俺らは初対面だろ?」
そう言うとガキは一転して悲しそうな顔になり・・・
「やっぱり覚えてなかったんだな・・・、まぁしょうがねぇか。まず言っておく事が2つある。1つ、俺は女だ。」
「えぇ!?」
うそー。だって「俺」とか言ってたし、男だと思うじゃん。
「で、もう1つ、俺の名前は暗道 琥珀。忘れたのか?アンタが俺にくれた名前なんだぜ?師匠・・・。」
「暗道・・・?ッ!?まさかお前!?」
あの時の、アイツか・・・?
「思い出したんだな。あの時の約束を果たしに来たぜ。師匠。」
さぁ、一体「約束」とはなんなんでしょう?・・・なんてね。




