メインキャラが出ないってどうよ?
で、その後・・・え?何の後かって?前の話読め。
それはともかく、財布をパクられた後、俺たちはと言うと・・・・・。
「あんのクソガキ!ぶっ殺してやる!!」
「ホントよ!地獄を見せてあげるんだから!」
「あ~スゴイスゴイ。でもそのやる気をもっと前に出して欲しかったなぁ。」
泥棒を追いかけていた。なんか2人変なのがいるけど無視しよう・・・・。っていうか、
「ランクSの忍を闇雲に探しても見つかるわけないじゃん!」
「「あぁ!!」」
なんでそんなことに気付かなかったんだ俺達はぁ~~~!
「あ、大丈夫だよ!私、人探しの魔法使えるからそれで探せばいいよ!」
「「いや無理。」」
「えぇ!?なんで2人そろってダメ出し!?」
そう言えばハモってたなぁ、胸糞悪い・・・・。
「だって水面ちゃん。その呪文って空属性でしょ?」
「忍は属性魔法を感知するスキルをランクBで覚えるから、使っても探し終わるまでに別の場所に逃げてる。」
「そんな!?じゃあ、どうすればいいの?」
「「そんな事聞かれても・・・・・。」」
あぁ!またハモった!しかもアニキニヤニヤしてるし、ワザとだな畜生!!
でも実際どうしたもんかねぇ、魔法使ったら居場所がバレるし、かと言って闇雲に探して見つかるわけないし・・・・。っとそんなとき、
「あれ?どうしたんですかこんな所で?」
「ん?あぁ、よう!ア・・・・イ・・・・。」
そこには、野良猫に交じって昼寝をしている猫耳少女、アイ・C・ヘッジの姿があった。
「おめぇこそどうしたよ?そんな所で昼寝か?」
「えぇ、ここは日があたって心地良いんです。」
「そうか・・・。」
あかん。この人だんだん猫化してきてる。このままじゃいつか本物の猫に・・・って、猫?
「なぁ、お前って猫の獣人だよなぁ?」
「えぇ、父が猫ですから。」
「だったら、耳とか鼻とかいい?」
「えぇ、純粋なヒトよりはいいと思います。」
真顔で言ってるけど、耳が「すごいでしょー」とでも言うかのように大きくなってる。自慢なのね。
「じゃあさ、それで特定の人を見つけるとかは・・・?」
「可能です。」
よっしゃぁぁ~~~!!これで財布戻ってくるぜ~!
「じゃあ、お願いなんだけどさ、『琥珀色の閃光』探してくれない?」
「あぁ、最近出てきて泥棒ですか。なにかあったのですか?」
「実はかくかくしかじかでさ・・・。」
「・・・分かりました。あなたの財布をそいつが盗んだと。・・・なんてことを、私が欲しいくらいなのに・・・。」
ん?アイツ今なんか言わなかったか?・・・イカン、考えたら寒気が・・・考えないことにしよう。
「では、そいつの匂いを探りますので、何か奴の匂いのついた物を。」
「はい。」
そう言って俺が見せたのは、アイツの武器「懐刀 珊瑚」。
「オイオイオイオイ、ちょっと待てよ義弟よ。なんでお前がそんなもん持ってんの?」
「いや、簡単なことだろアニキ。」
俺は自慢げに言う。多分ドヤ顔になってるだろう。
「俺がアイツからパクったんだよ。」
その頃、
「や、やられたぁ~~~~~!!!!」
1つの叫びが街にこだましたのだった。
全然出れないメインキャラ・・・。
今だ名前すら出ていない現状をどうしよう・・・?




