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隻眼の獣王  作者: yasao
もう1人の序章
25/148

知り合いとの再会が嬉しいとは限らない

「いんや~ホント久しぶりだねぇし~ちゃん。」

「うっさい黙れ。だいたい何で越して来たんだよ。」

「まぁそー言うなって。おっ、そこにいんのは妹さんかい?」

「えっ、あの・・・・」

「可愛いねぇ。俺がオトナの世界を教えてやろうか?」

「ハイ!?」

「人の妹に何しとんじゃクラァ!」

「いーだろー、恋はいつでもハリケーンなんだから。」

「お前はサ〇ジか!」

知らねぇ読者いたらどーすんだ!

「あ、あの~。」

「「ん?」」

「その人知り合い?って言うか誰?」

「あぁ、こいつは、「これは失礼、挨拶が遅れた。俺は神風(かみかぜ) 豹牙(ひょうが)。冒険者ギルドに登録して、微力ながら社会に貢献してる者だ。」オイ!セリフをかぶせるな!だいたい「えっ!冒険者なんですか!?」オーイ水面ちゃーん殺されたいのかな~?」

「おいおい、そんな怒るなよ。」

「うッせぇ!誰のせいだ!」

「誰の?」

「はぁ、もういいや。だいたい何が「微力ながら」だよ。ランクHSS だろうが。」

「ええ!?お兄ちゃんと同じ最上位!?」

「そんな大したことじゃないよ~。」

「大したことじゃないねぇ、水面!その本棚にある冒険者名鑑のか行見てみろ。」

「う、うん。え~と・・・・」


神風(かみかぜ) 豹牙(ひょうが)

ランクHSSの冒険者で普段は温厚で礼儀正しいが、一度クエストに行くと対象の原形が分からなくなるまで徹底的に叩き潰す。

所持している武器は「神々の憂鬱(ゴッド・ナイブズ)」と名付けられた投げナイフだが、基本的に素手で戦う。 その戦闘スタイルとどんな傷を負っても笑いながら敵に向かう姿から「狂人」の二つ名で呼ばれている。


「な、酷いだろ?」

「う、うん。でもなんで大怪我しても戦えるんですか?」

「あぁ、それはね~。俺、痛覚神経ないから。」

「な~にが「ないから」だよ。お前が自分で取ったんだろ。」

「え?自分で取った?」

「ゴラ砕牙、お前が変なこと言ったから水面ちゃんが引いてるだろ。」

「知るか。第一素手で鉄を『砕く』んじゃなくて『切る』ような奴を人とは言わねぇ。「狂人」が妹に近付くな。」

「んだと?死にてぇのか!?」

「死にてぇのはてめえだろゴラァ!!」



2人が今にも殴り合おうとしている時、水面は冒険者名鑑のあるページを見ていた。それは・・・


獅子王(ししおう) 砕牙(さいが)

ランクHSSの冒険者で、神風 豹牙と並ぶ二大人間兵器と称される。特徴的なのはその風貌で、大きく抉れた左目で極東の「着流し」と言う着物を身に付けているその姿は1度見たら忘れない。

所持している武器は「邪刀(じゃとう) 狼爪(ろうそう)」という銘の極東の剣でその素材、作成方法共に謎、一説によると犯罪まがいの方法で作っているとも。本人以外が持つと死亡するという噂もある危険な代物である。

二つ名は「隻眼の獣王」。その由来は片目が潰れているからと言われているが真相は謎。

彼の謎を探ろうとした者は星の数に登るが今生きている者は1人もいない。


「どっちもどっちだよ・・・・。」

その呟きは2人の耳には届いてないようだった。

冒険者名鑑についてはつっこまないでください(苦笑)。

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