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隻眼の獣王  作者: yasao
習うより慣れろは横暴だ
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遠回しな告白は多分伝わらない

「よ~し、それでいい。やれば出来るじゃないか。」

「あ、うん。ありがと・・・・。」

「なんだその微妙な返事。嬉しくないの?」

全く失礼な奴だ。

「あのねぇ・・・・。」

「ん?」

「もう5時間も点と線しか書かせてもらえなかったら不満にもなるでしょ!!!」

ワガママだなぁオイ、たかが5時間くらいで。

「あのなぁ、点と線(それ)は書道の基本で、それが書けなかったらいい書を書くなんて夢のまた夢だぞ。」

「だからって5時間もやる意味ある!?」

「分かったから、もう終わるから黙れ。次からちゃんとした書を書かせてやるぞ。」

「やった!よろしくお願いします!」

なんか最近フェレのキャラが変わってきたような・・・・、まぁおもろいからいいか。

「いいか?書ってのは漢字で書く訳だが、何を書いてもいいわけじゃない。それを組み合わせた言葉を書くんだ。しかも、その言葉も何万とある。今からお前がすることは、その数多の言葉から書くものを決める作業だ。そこにある辞典使ってやれ。」

「ええ!?こんな分厚いのから!?砕牙は助けてくれないの?」

「あー俺そろそろ生活費ヤバいからクエスト行ってくるわ。」

「ちょ、ちょっと砕牙!?」

「決まったら書いていいから。」

バタン

ふぅ、さーてゴーレム(ランクSS )でも殺るか、楽しいし!


あ~あ行っちゃた。にしてもこんな分厚い本で探すなんて無理だよ。

・・・にしても私何してるんだろ。今回の休暇で砕牙との距離を縮めたかったのに、結局お出かけもできず、お泊まりでも何もイベント起きなかったしこのままじゃ水面ちゃんや吹雪さんに取られちゃう・・・。

「うん、落ち込んでちゃダメ!」

私だって砕牙を想う気持ちは誰にも負けないから!今日で一気にリードしてやる!・・・でもどうやって?そうだ!このシュウジで・・・。


「ただいま~書けた~?」

「ゴーレム討伐1日で帰って来るって・・・相変わらずね(苦笑)。書けたわよ。」

「マジで!見して見して~!」

『我愛仁』

「いや、上手いけどさ・・・これチャイナ公国の言葉だよな、なんて意味?」

「この言葉はね、あなたにあげたいの・・・。」

「俺に?」

「うん、この言葉の意味はね・・・・」

氷柱刀(フライングカッター)!!」

な、なんだぁ!?

「こらー!何勝手にお兄ちゃんといい雰囲気になってるの!」

「ええ!?水面ちゃん!」

「こら水面!てめぇ何窓ガラス破壊してんだ!」

「だって、お兄ちゃんの危機だったんだもん!」

「何訳わからねぇこと言って・・・!」

「も、もう帰るね!さようなら!」

「あ、おいフェレ!」

あーあー帰っちまった・・・、まだ意味聞いてなかったのに。

「ハイお兄ちゃん!」

「何これ?」

「お土産!!」

「いや、何で土産がチューリップ?」

「私の気持ち!」

う~ん、訳わからん。何なんだ?




我愛仁(ヴォーアイニー)=Ilove you

桃色のチューリップの花言葉=誠実な恋

花言葉ってよく知らないけどあってるかな?

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