知り合いが強いとテンション下がる
今回も1000字はいってません。
'大海原'、数多の海竜種が生息し、「竜の溜まり場」の異名を持つ危険なフィールド。
「なのに、何でお前がいんだよ!?」
「いやいや、アンタ1人やとHSSは辛いやろ?」
「それ以前に、お前が冒険者?ウソだー。」
「嘘ちゃうわ!ちゃんとギルドカードも持ってるSランクの冒険者や!二つ名知ってるやろ!?」
「いや、‘雪の名工’は鍛冶屋としての二つ名だと思ってた。てゆーか、Sランクだったらどのみちラーファンは無理だろ。」
あいつのランクHSSだし。
「それはまぁそうやけど・・・、大丈夫や!武器もトッテオキ持ってきたし、それにもし危なくなったらアンタが助けてくれるんやろ?」
「そりゃぁ努力はするけど、どーなっても知らんぞ。」
アイツ強いからな・・・・・。
‘亜神龍’、世界に10種しかいないHSSのモンスターの一体で(ちなみに最弱)、生息場所から分かる通り水の魔法を操る、いわば動く天災だ(まぁHSSはみんなそうだけど)。
ソイツの心臓は水の魔力に満ちているので、水属性魔法使い達がこぞって入手したがるんだが、いかんせん入手が困難ですっごい高価だからめっちゃ強い冒険者かアホな金持ちしか持ってない。
「で、そのお前の身長(150)くらいありそうな武器があの‘大刀 鮫牙’かい?」
「そうや!見てみこの姿が映るほど磨き上げられた大王鮫の牙(ランクA)でできた刀身、真ん中に輝く死鮫の碧眼(ランクS)、完璧な外見やろ!」
「確かにカッコイイな・・・。で、職業はなんだ?」
「この刀見て分からんか?退魔士に決まってるやん。」
「武器カンケーないじゃん!!はぁ、もういいや・・・・・・・。」
いちいちつっこんでたら疲れるだけだし・・・・・・・・・。
「強いの?」
「それは、これ見てから決めや!退魔 絶!!」
「ギョプア!?」
悲鳴の聞こえた方を見ると、大王鮫(ランクA)が大穴あけられて死んでた。
「一撃かよ・・・・。」
「どや!この防具‘女狐の薄布’も退魔士用の防具やから『空魔法up』の防具スキルが付いてんねんで。」
そう言えば、退魔士って空の魔法に特化した魔法使いだもんな。しかし、俺のまわりはチートばっかか・・・・・・・(泣)。 ん?
「おしゃべりはここまでだ、来るぞ!!!」
次回、亜神龍との戦闘開始。




