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隻眼の獣王  作者: yasao
アニキにだって・・・
113/148

絶対に調子乗った輩は存在する

お久しぶりです。

本日から再開します。

「すんませ~ん。この依頼(クエスト)受けたいんですけど~。」

読者のみんな、あけましておめでとう!今年も「隻眼の獣王」をよろしく!!




俺、砕牙じゃねぇけどね!!!




ゴメンね初っ端から主人公じゃなくて。

実は作者はお正月ネタを書くかで悩んだらしいんだけど、面倒になったんだって。

そこで前から考えてた(らしい)俺の話になったんだとさ。


さて、メタ話はこれくらいにして・・・。


「えっと・・・、ゴーレム討伐、ですか・・・?」

あ~、コレ決まった反応だ。フェレちゃんの窓口行けば楽なんだけど、生憎今日はオフらしいからなぁ。

まぁ、しょうがないよな。俺は砕牙と違って顔が隠れる防具で依頼クエストを受けてるけど、楽なヤツだったら私服で受けるもんな・・・。

「えぇ、駄目でしょうか?」

「えっと・・・、この依頼クエストのランクはSSなのですが・・・。」

いや、知ってるに決まってるじゃん。掲示板で確認してきてるし、間違える訳もない。

「そうですね、俺も確認しました。これはSSの依頼クエストです。」

そう言うと、受付嬢の女の子は露骨に嫌な顔をした。まるで「うわぁ・・・、命知らずが来たよぉ。」とでも言いたげな顔。

俺がその顔にいささか不満を感じていると、後ろから笑い声と言うか馬鹿にするような声が聴こえた。

「オイオイ、馬鹿じゃねぇのか!?どこの馬の骨とも知らねぇガキがSSなんざ受けられるワケねぇだろ!!?」

うわぁ、面倒臭そうな奴が来た。最近、チームランクがSSになって有名になった「鬼頭衆」とかいう冒険者集団か。リーダーは若い奴だって聞いたから、今話したオッサンはリーダーではなさそうだが、部下の管理くらいしっかりやってくれよ・・・。

「ん?君らは確か、『鬼頭衆』だったな。噂によると全員が影縫だって言う。」

「そうだ!そして俺は、鬼頭衆副長の半蔵!ランクはAだ!!!」

何だよ、Aか。所詮チームランクがSSなだけだとこんなモンかな。

「いいか!?俺らでも最近ランクがSSになったとこなんだ、お前のような名も知られてねぇ奴がゴーレム討伐なんざ出来る訳ねぇだろうが!!!帰って寝てな!!!」

影縫だったら「能力探知」のスキル使えばいいのに。そしたら俺のランクが分かるのに。所詮は自分の職業と名声に胡坐書いてる甘ちゃんか。だったら・・・。

「ちょうどいいや。受付嬢さん、俺がこいつ等全員倒したらそのクエスト受けていいですよね?」

「え!?えぇと・・・、まぁ大丈夫ですけど・・・。」

あ、いいんだ。気が変わった時の為に録音しておこうと思ってたのにアッサリ許可でたから録音する暇なかったじゃん。

「オイ!まさかさっき言ったのはマジじゃねぇよな・・・?テメェ1人で俺ら全員に敵うとでも本気で思ってんのかオイ!!?」

オッサンは激昂してるよ。気持ちは分からなくもないけど、血管切れるよ?

「思ってないならあんなこと言わねぇよ。怒ってねぇでかかってきな。」

ランクAと喧嘩とか壊さないか不安だけど、錘も身に着けてきたから大丈夫だよな。

「上等だぁ!!後悔するなよぉ!!!?」

その言葉と共に数名まとめて飛び掛かってきた。う~ん、半蔵って名乗ったオッサンが1番マシな動きしてるかな?

「でも、雑魚を比べてもドングリの背比べだな!連撃 乱!!」

俺の出した拳は、面白いくらい正確にアイツらの顔面を捉え、オッサン達は一瞬で地面に倒れた。

「よし、終わった。これで依頼クエスト受けても大丈夫ですよね?」

「・・・・・・・。」

って、受付嬢固まっちゃってるよ・・・。困るな~そんなのじゃ、フェレちゃんくらいの度胸が欲しいぜ。

「お~い・・・。」

「あ!!は、ハイ!大丈夫です!どうぞお受けください!!」

ん~・・・。許可もらえたのは嬉しいが、何でそんなにビビってるんだ?

まぁ、気にしたら負けか。さっそく依頼クエストに出発だ!!

俺が街を出ようとギルドの正門を出た時、

「待ちな。」

誰かが俺を呼びとめた。

因みに、自分が「狂王」とバレないように、豹牙が使ったのは狂戦士バーサーカーのスキルです。

どーでもいいか・・・。

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