表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
隻眼の獣王  作者: yasao
One more smile
111/148

「強姦魔殺し」と「狂王」と「骸神」

怒らせたら怖いベスト3?

蹴破られた扉が、音を立てて地に落ちる。その瞬間、凍り付いていた場も音を立てて動き出した。

「き、『狂王』・・・・・・・・神風・・・!!?」

悪漢共が青ざめた顔で呟く。そう、そこに立っていたのは・・・・・。

「テメェラァ・・・・!!!オレノみんくニ手ェダシテ、タダデ済ムトハ思ッテネェヨナァ・・・!!?」

ドロンとした目を異常に鋭く光らせた、『狂王』神風 豹牙その人だったのである。

「・・・・・豹にぃ・・・。」

こちらは少し嬉しそうだが・・・。

「う、嘘だろ・・・。あの、王都大決戦で最も多くの被害者を出した二大人間兵器の片割れが・・・。」

「こ、このガキの・・・・保護者ぁ!!?」

こちらは顔面蒼白で怯えていた。まぁ、当然ではあるが。

その時、男がもう1人蹴破られた扉から入ってきた。

「ハイハイ、取りあえず落ち着けアニキ。そんな恐ろしい面でミンクに会う気か?」

そう言って現れたのは黒い髪を紐で1つに括り、着流しを身に纏う隻眼の男。そう・・・・。

「せ、『隻眼の獣王』獅子王 砕牙ぁ!!!?」

「悪夢でも見てんのか!!?何で二大人間兵器がこんな所に揃うんだよぉぉ!!!?」

今度こそ顔を蒼を通り越して真っ白にした2人の悲鳴に、砕牙が振り向き、

「五月蠅い。」

一太刀で手前の男の頸を撥ねた。

ゴプ・・・!ブシャアァァァァァァァァァァァァァァ・・・・・・・・・・・・・・!!!!

一拍置いて胴から噴水の様に鮮血が噴き出る。その血を浴びながら、砕牙は残った者に言う。

「俺が豹牙の事何て呼んだか分かるよな?『アニキ』だ。俺は神風 豹牙の義兄弟なんだよ。だったら、そのアニキが大切に育ててる女の子を攫った連中を、許すワケにはいかんでしょうよ。」

そう言って笑う砕牙。その顔は、知ってる者は知っているだろう「強姦魔殺し」の顔だった。

「あ、あぁ・・・・・。」

今や最初の勢いがすっかり消えて逃げ腰の男達だが、それを逃がさないのがこの男だ。

「オイ逃ゲルナ。キッチリブチ殺シテヤルカラヨ。」

そう言って振り上げた腕を振り下ろす豹牙。

ゴチャ・・・・・。

嫌な音を立てて頭が潰れ、上を失ったからだが力無く崩れ落ちた。

「う、嘘だろ・・・?何でたかがアームハンマーで・・・。」

「馬鹿!!神風の伝説を知らねぇのか!!?手刀で鉄を斬り、蹴りで山脈を砕き、地盤を持ち上げると謳われる怪力の化け物だぞ!!!?」

刹那、途轍もない熱量の炎が叫んだ男を包み、男は一瞬で灰も残ることなく消えた。

「「うわぁぁぁぁ!!!?」」

怯えて後ずさる男達。

「ン?今ノ、砕牙カ?」

炎を使うような奴が1人しかいないこの状況、豹牙の問いはもっともなのだが・・・。

「いや、俺は何もしてねぇけど・・・?」

当の本人ですら起こった事態に唖然としていた。

「エ・・・?ジャア誰ガ?」

2人が目を向けたその先には・・・。

「・・・・・もうこれ以上、豹にぃを化け物って呼ばないで!!」

凄い形相で杖を構えるミンクの姿があった。

「・・・・・あれ?ミンク?」

思わず目が点になる砕牙。まぁ、ソレが普通だと思う。

「・・・・・どうしたの砕にぃ?」

「オ前、気属性ジャナカッタノカヨ・・・?」

豹牙はやはりどこかずれていた。

「・・・・・それは、骸神リッチだったから。私は本当は火と、その進化属性炎の魔法を使うの。」

そう言ってドヤ顔するミンク。元骸神(リッチ)だったからか、殺人への躊躇はなさそうだ。

そのあまりにも間の抜けた光景に、思わず豹牙も「狂人モード」を解除した・・・。

「あ~・・・。そうなの・・・。エライね~・・・。」

そう言って頭を撫でてやると嬉しそうに目を細めるミンク。それはとてもほのぼのした良い光景だった。

「は~い、どこ行こうとしてんだ~?キッチリ死んでもらうぜ~♪」

「「ちょっ!?待って・・・!!」」

「うるせぇよ♪」

ザス・・・・!!!

後ろで砕牙がこんな事してんければ・・・・・・。

次回は、大晦日ですね。

投稿出来たらいいけど・・・。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ