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『言えないままで、そばにいて。』【読むマンガ】  作者: ひろ+編集者ルナ(AI)


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第5話 「夏の流星群」








いえないよー いいたいよー\

ぼくと きみと そばーにいてー♪






第5話 「夏の流星群」






ボクはそぼろ。そぼろだからそぼろ。自分で付けたわけじゃない……。


今ユウジが少し、おセンチなんでねボクが喋ってる。




今回は前回の続き、そう海さ。 なんでかって?そんなのボクも知らないよ。


別に長くなったから2話にしようなんてことはない……と思う。


こんな時にユウジがナレーターじゃないなんて…人生は本当に酷さ……。


もうボクったら……楽しいこと考えなきゃね。ふ、ふう!




カナさん?だっけ……。 メチャ可愛かったなあー。 ミホさんも凄くプリティレイディだったし。


ユウジはなんであんなにモテるんだろ?


あいつ……全然、苦労人ちゃうやん……。








夕方。


ビーチーー






ザーーーーーッ ザーーッ




3人「…………」


ユウジ「……ん?」


ジュン「……あー。 あそこでなんかやってんなー」


そぼろ「みにいく?」


トコトコ…






司会者「皆さーん! そぼろ丼大食い大会のエントリー締め切りまであともうすぐですよー!」


ワアワア…。 ガヤガヤ…。


そぼろ「うわあ……よりにもよってそぼろ丼…」


ユウジ「そぼろ……」




ブツブツ… ブツブツ…


そぼろ「…ぼ…ろ丼は…くり食え…そぼろ丼はゆ…くり食え……」


そぼろ「そぼろ丼はゆっくり食え!」


そぼろ「ユウジ!」


ユウジ「は、はいっ!」


そぼろ「ボクが自分に勝つところを見せてやる!見てて!」


タッタッタッ…




ユウジ「お、おい!そぼろっ!ってまさか…」








司会者「さあ!始まりましたー! そぼろ丼大食い大会! 出場者一斉にガッついておりますっ!」


司会者「私、アイアンメイデン三田が司会を務めさせていただきます。」


わーー! いけ!


くえくえ! わー!




ガツガツガツッ! ドンッ!


男「んっほかわりっ!」


メイデン「おおーっと前回チャンピオンの①番『肉体改造し過ぎた男』さんが一歩リードです!」




解説者A「早いですねー」


解説者B「これは凄い」


解説者C「肩にダンプカー背負ってんぞっ!ナイスマッソー!」




メイデン「チャンピオンに負けじと他の出場者もペースが上がってくるぅ!」 


メイデン「んんー? ㊾番の『そぼろ』さんは何故かゆっくり食べております。 ここを定食屋かと間違えているんでしょうかぁ?」




観客「おーい!なーにチンタラくってんだよー!」


観客「そぼろって名前のくせによー!」


観客「お行儀がよろしくて……」


観客「お行儀なんてカンケーねえよー!」


観客「おだまりっ!」


わーー! わあわあー! 




パクッ………パク……


そぼろ「…………」




パクッパクッ…パクッ…


そぼろ「……んっ?」




パクパクパクパクッ!


そぼろ「……う……うまひっ!!」






メイデン「さあ!あと生き残っているのは僅か3名! 前回2位だった②番の『御朱印集め大好き』さんがトップです!」 


メイデン「そしてなんと定食屋スピードだった『そぼろ』さんがまだ生き残っており、もう少しでトップと並びます!! ……す、凄いスピードですっ~!!」




解説者A「凄い!破竹の勢いですね~!」


解説者B「がんばれっ!あともう少しだっ!」


解説者C「肩に御朱印帳乗ってんぞっ!ナイスお参りー!」




バグッヴァグッバグッカカカッ!!


そぼろ「うまひっ! ほかわりっ!」






……ねえ、ユウジ……見てくれてるかい? 人間は変われるんだ……。


……自分のモラルなんかに負けんなよ……。


……ボクが優勝して。 それを証明してやる……。






観客「うおお!そぼろが並んだ…」


観客「アイツこそ真のそぼろだ!」


観客「ホレみたことですかーほほほ」




御朱印集め大好き「……も…もう…ムリ……」


パタッ…




みんな「うおおおお!!!」


そぼろ「……や、やったあ!! ブーーーーーーっ!!」


キラキラ… キラキラ…




みんな「!!!!!」






ボクはそぼろ。本名じゃないよ。 何度も言うが、ニックネームさ。


1話を観てくれたならお察しだよね?うん。 そうさ、またあの現象さ。


あれだけ自分でゆっくり食えって言ってたのにね、マイバットさ。 


みんながボクを見てる……。 正確には鼻だね。ごめん。 


夏の夜空とそぼろが宙に舞って、まるで綺麗な流星群みたい☆ 




……あー4にてえー






観客「お、おい…そぼろが鼻からそぼろ出したぞ…」


ざわざわざわざわ…。




そぼろ「いやーーん♡」


……もじもじ。 トンッ…。




メイデン「あっ!なんとここで㊾番の『そぼろ』選手が箸を置いてしまったあ!」


メイデン「まさかのご馳走様スタイルですっ!!」




そぼろ「…………」


あ…




メイデン「おおっとここで『そぼろ』さんの記録を抜かした出場者が!!」


メイデン「優勝はエントリーナンバー㊿の『俊足のラーメン店員』さんですううう!!!」


しーーーーん。




ガヤ…。


ガヤガヤガヤガヤ。


観客「う、うおおおおおお!!!」




ジュン「ま、こんなもんよっ☆ゲフッ…」








その頃ユウジは……。




ユウジ「ん?オレの50円玉どこいった? あれ?ないっ!え…なんで!?おーーい50円さーーん。 もしもーーーし!!」






観 て な い。  それがユウジ。


次回につづく。


次回 「発展」 


お楽しみに。






ミホ「……頭いてて……トルコに植毛しに行かないと……」





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