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処刑された悪役令嬢、三年前に死に戻ったので王国ごと選び直します  作者: ピラビタ


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5/10

裏切りの準備

社交界は、噂がすべてだ。


「最近のルシア様、冷たいらしいわよ」

「宰相に取り入っているとか……」


聞こえている。

すべて、聞こえている。


それでも、止めない。


私は、あえて人を遠ざけた。


親しかった令嬢の誘いを断り、

助けを求められても首を横に振る。


「ごめんなさい。今は、余裕がないの」


それは嘘ではない。

未来を変える余裕など、どこにもない。


ある夜、エドガー王太子と顔を合わせた。


「最近、君の噂を聞くよ。大丈夫かい?」


心配そうな声。

三年前も、同じだった。


私は微笑み、距離を測る。


「お気遣いありがとうございます。でも――」


言葉を選ぶ。


「これ以上、親しくするのは控えた方がいいかと」


一瞬、エドガーの目が揺れた。


「……どういう意味だい?」


「誤解を招きたくありませんから」


それが、最初の亀裂。


私は、未来で私を切り捨てた人間から、

先に距離を切った。

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