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1話 鑑定料は高い

かなり説明が長かなったので興味がない方は_________から下を読んでいただけると幸いです

5年前突如現れたダンジョン。

湖や海の上に浮かび出てきたダンジョンは世界中にあり、日本でも10のダンジョンが確認されている。


ダンジョンの中では特殊な能力が確認されており、ジョブとスキルの基本的なのは2つ。

ジョブとスキルの違いは、ジョブは主に剣士や武闘家、狩人など基本的にゲームであるようなものが多い。しかし、魔法使いは滅多にいなく魔法使いでも魔法を使える人は一部しかいない。

ジョブ型はスキルの代わりにその役職に適した強化がされ、練度が上がると武技が使えるようになる。


スキルは念動力や鑑定、瞬間移動など武技やジョブにつけない分強力な能力なことが多いが個人差がある。

スキル持ちは珍しく有用なスキルであれば国が保護し、ダンジョンで働いてもらうことが多い。


ジョブやスキル以外では称号持ち、上位職など呼ばれ、普通のジョブと違いスキルも使えるジョブもごく稀にある。現在確認できているところではエンチャンター、ウィザード、聖騎士などがいる。


ジョブやスキルを確認するには、ダンジョン内にある魔道具から確認できる。

スキルの使い方や詳しいことは、鑑定スキルを必要とする。ただし、かなり高額である。



__________________




「やっっっと、溜まった!」


通帳を片手に喜び叫んだ。

そう、ついに溜まったのだ鑑定料が。


長い長い道のりだった。初めはバイトで元手を増やしてお金になりそうなことはなんでもやった。もちろん合法だ。


早速鑑定予約をした。


「やっぱり鑑定してもらうなら、大手の店鑑定事務所がいいかな」


大手鑑定事務所のサイトページを開き、予約の手続きを進めていくと、最短2ヶ月先でしか予約ができないと分かった。


「やっぱり大手なだけあって人気なのか」


少しでも早く鑑定をしてもらうなら、立ち上げたばかりの個人事務所にすべきか。


悩んでスマホをいじりながら歩いていると、家の通りに見覚えのない個人事務所のポスターがあった。

ものは試しにポスターに書いてあった電話番号にかけた。


「もしもし、鑑定についてご相談なんですけど」


「お電話ありがとうございます。鑑定ですね、魔道具ですか?それともスキルですか?」


電話担当の人の声は若い女性の声だった。


「スキルの鑑定をお願いしたいと思い電話したんですけど、一番早くてどれくらいかかりますかね?」


「えーっと、三日後にご案内できます。」


その他にも値段や場所を聞き、値段も大手とあまり変わらないくらいのだったのでそこでお願いした。


「そうと決まればまずダンジョン滞在許可証とライセンス発行の資料まとめるか」


ダンジョンは1階が居住可能区間になっており広さはちょっとした市ぐらいある。地下1階からがモンスターがてら危険区域となる。


ダンジョン外ではスキルもジョブも使えないので、基本的には鑑定事務所は、1階のフロアのどこかに事務所を建てそこで鑑定してもらう形になる。


1階は鑑定事務所だけではなく宿泊施設、飲食店、練習場、はもちろんモンスターの解体場や換金所などもある。


準備が終わり3日後、ついにダンジョンへ向かった。






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