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第40話 彼、上司との飲み会にて

部課長とお店に来た。部長までいると、いい店になるな。絶対に自分だけなら入らないような店だ。

料亭とまではいかないが、個室の高級居酒屋といった感じだろうか。


「藤井くん、中原さん、お疲れ様」

部長が声をかけてくれた。

「ありがとうございます。いただきます」

「では、乾杯!」

「乾杯!」

「今回は大変だったね。ずいぶんと頑張ったと聞いてるぞ」

「まあ大変でしたけど、やりがいはありました。これで受注できれば最高ですね」

「ここまで来たら結果を待つしか無い。話を聞く限りでは感触は悪くないから、期待して結果を待とう」


「今回は藤井くんも毎日遅くまで残業したり、休日まで出勤したり、かなり大変だったと思います。それだけに、良い結果になってほしいですね」

課長が部長に、さり気なく頑張りををアピールしてくれている。

「そうだったな。GWも大分出勤してたみたいだし、大変だったな」

「まあ仕事ですから。一旦落ち着いたから代わりに休みはいただきますし、問題無いです」

「今回は仕事量もあったので、サポートを付けた形だったが、どうだったかね?」

「助かりました。と言うか、サポートがなければ出来なかったですね」


「中原さんはどうだったかな?」

「私はお手伝いだけなので、悩んだり考えたりは無いので、業務量以外は大変ではなかったです」

いや、そんなことはなかったはずだ。

「中原さんはそう言いますけど、資料は考えて作ってくれたので、とても助かりました」

「そうか、今までは担当一人にに任せるやり方だったが、こういう仕事のやり方もいいかなと考えていてね」

「大きな案件の時は、いいと思います」

「では、またこのような案件があれば、このふたりで頼むよ」

「えっ?私達ふたり指定ですか?」

「まあ、案件の担当や業務の山積みがあるから必ずそうではないけど、いいチームだったと聞いたから、同じ人がいいかと思ってな」

「はい、私は同じようにやらさせてもらえたら、嬉しいです。藤井さんは色々教えてくれますし、私としては仕事が進めやすいです」

「そうか相性がいいチームなんだな。普段も仲が良さそうだしな」

「そうなんです」

ん?何か変な方向の話になってきたし、中原さんも簡単に頷いてるのはなぜだ?

「仲がいいのは、仕事でもプライベートでもいい事だ」

「仲の良さはこのまま続けるように頑張ります」

「そうか、藤井くんも同じように頼むよ」

「は、はい」

何を頼まれてるんだ?

そうして仲が良い認定を部長までされているうちに飲み会は終わった。




部長まで会社公式認定。


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