表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
39/45

第39話 彼、ミッションコンプリート

いよいよ、2回目のプレゼンの日だ。

昨日、終電ギリギリまで頑張って作成した資料を確認をしてから、客先へ向かう。メンバーは前回と変わらず課長と中原さんと自分の3人だ。前回の進行が良かったということで、またもや中原さんに同行してもらう事になった。

最初は単にサポートだったはずだが、完全にプロジェクトのメンバーになっている感じがするな。

中原さん自身もそんな気になっているのが感じられるぞ。

これはいいことだ。お客さんに合うメンバーが当事者意識があるというのは、相手にもメンバーに不満を抱かせない、そしてそれが相手の満足度や安心感につながるはずだ。


いよいよ、自社の順番になりプレゼンとなった。

「本日はお忙しい中、お時間をいただきましてありがとうございます…」

今回のプランを説明し、自社のアピールポイントを理解してもらい、質疑を受け、自分のプレゼンは終わった。

あとはお客さんからの返事を待つだけだ。

感触としては悪くない。今後進めるうえでの具体的な話も質問された。ということは、先に進む相手として、現実的に見てくれていると言うことだろう。

ただ、他社がどのようなプレゼンをしているかはわからないから、どの様になるか、予測ができない。


帰社して課長とともに部長へ報告をした。

なぜか中原さんまで一緒だ。まあ補助とはいえプレゼンに参加していたから、当然か。

状況報告、見通しや感触、今後のスケジュールなどを報告したところ、なんと今日は部長が一席設けてくれる事になった。いや、気を遣ってくれるのは嬉しいが、面倒なんだよ。部長と直接話をしながら飲むなんて、気が重い。何を話せばいいんだ?部長の趣味とか聞きだして、持ち上げるしかないのかな。

何とか逃げられないかな~?みんなでの飲み会と違って限定されたメンバーに声をかけられているのだから、さすがに無理だよな。

中原さんも同じだろうと見ると、なんか嬉しそうだ。相手は部長だぞ、どう考えても一緒に飲む相手としては面倒だろう。

「ありがとうございます。今夜楽しみにしてます」

えっ?中原さん本当に楽しみなのか?

社交辞令というか、上司を立てる会話というか、社会人としての普通の態度なんだろうが、それにしても、上辺だけでなく、本当に楽しみにしている雰囲気がある。最近ずっと一緒だったので、本当かそうでないか、なんとなく感じ取れてしまう。

まあ、面倒事が嫌いな自分と違うってことだろうな。


そして仕事も終わり、部課長と飲む時間となった。




美味しい酒と料理は気兼ねなくいただきたい。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ