第16話 彼女、ショッピング
藤井さんとショッピング来ちゃった。
洋服を見て、好みの感じを教えてもらおう。
どんなのが好きなんだろう?
大人の女っぽいセクター系か、可愛い系か、清楚系か?何がいいのかわからないなぁ。
服を見たら、小物やアクセサリーも見ちゃおうかな。バックも見たいわ。でも、藤井さんはあきちゃうかな。全部行ったらただ引っ張り回すだけの迷惑な女よね。
まずは洋服ね。
「どの店で見るんだ?お気に入りのブランドやショップはあるの?」
「特に決まってるのは無いです。いつも色んな店を眺めて、いいのがあったら買ってます」
「どんな服を探してるの?」
「会社に着ていくけど、あまり固い感じではなく、帰りにちょっと寄り道もこなせそうな服ですね」
「じゃあ、このフロアが女性の服を置いているみたいだから、適当に歩いてみようか」
「はい」
まず近くにあった店に入ってみようかしら。
オフショルワンピースがマネキンに着せてあるし、スカート短かったり、露出多めの服が多いわ。会社に着ていくのは無理かなぁ。
それでも何着か体の前に当ててみる。
「この店は会社に着ていけるのは少なそうですね」
「そうだな、プライベートならともかく、ちょっと会社にはあわなさそうだね」
「藤井さん的にはプライベート用だったらどうですか?」
「悪くはないと思うよ」
露出多め好き?
次に来た店はフェミニン系な服が多い店。
「この店は良さそうですね」
「そうだな、会社でも大丈夫だな。プライベートでどうかって言われると、俺もよくわからないけど」
「好みとしてはどうですか?」
「さっきよりもいいね。今日着てるのも雰囲気は同じ感じだよね」
今日の感じが好みなのね。
「私もこっちの方が好きですね」
「ちょっと試着してみますけど、いいですか?」
「もちろんいいよ」
白のアランニットと黒のロング丈のチュールスカートを試してみようかしら。
着てみて、悪くないと思う。カーテンを開けて藤井さんに聞いてみる
「どうですか?」
「似合ってるよ。さっきの店より、こういう感じの服が合ってると思うよ」
やった、いい評価だわ。
これはキープとして、他も見てみましょう。
次はコンサバ系の店。会社に着ていくには合うわね。でも、プライベート用も兼ねると少しかっちりし過ぎかしら。
ここでも何着か当ててみる。
「こういう感じの服はどうですか?」
「会社にはいいと思うよ。いつも中原さんが着てるのは、こんな感じが多いよね」
「そうですね。無難に仕事用にと考えると、こんな感じになりますから」
「いいと思うし似合うと思うけど、帰りに寄り道っていうと、もう少し違う方が好きかな」
まあ、会社で私が着ているいつものって感じよね。
さて、次はどこにしようかな。




