嫌い という感情
「愛の反対は憎しみではなく、無関心」
この言葉はマザー・テレサの名言として知られていますが、作家のエリ・ヴィーゼルの言葉だともいわれています。
無関心ということは恐ろしいことであり、大きな罪である。
このようなことを多くの有名人が発言しています。
僕はこのような言葉について、少し思うことがあります。
確かに無関心は悪いことかもしれません。ですが、完全に憎しみより悪いことだとは思いません。
例えば、自分の大切な友達を殺した殺人犯がいます。その殺人犯に対する感情は間違いなく憎しみでしょう。
さて、自分の家の前を通る名も知らない自分とは全く無縁の男性がいます。その男性に対する感情は無関心です。
その二人の人間に対して愛があるのはどちらでしょうか。
助けを求められてどちらか一人しか助けられないとなったらどちらを選びますか。
僕なら必ず後者の男性を選びます。
これはかなり極端な例です。屁理屈に感じる人もいるかもしれません。
憎しみは2種類あると思います。
上↑のような絶対的な憎しみと、嫉妬などからくる、羨望的な憎しみです。
「愛の反対は憎しみではなく、無関心」という名言の憎しみも羨望的なものなのではないでしょうか。
意見があれば教えてください。