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 視界がぼやけてる。

 部屋の中がぼんやりと青い。

 目覚まし時計をたぐり寄せた。極度の近視でも何となく見えるように、アナログ式の目覚まし時計。もっとも、あんまりデジタル表示の目覚まし時計って見たことないけど。

 午前四時、ちょっと前。

 変な時間に寝たから、こんな時間に目が覚めたんだ。

 喉が渇いていた。夕食は麻婆豆腐だった。おいしいんだけど、ちょっとしょっぱい。ついでに猛烈に辛い。どっちが先かっていうと、私はチャキに「辛み神経が麻痺した人」と呼ばれるくらいだから、まずしょっぱさが先。夕食のあとで歯を磨いたんだけど、なんとなく吐息が麻婆豆腐の余韻を含んでた。

 私はなんとなくかぶっていたタオルケットを丸めて、ベッドから降りた。床が冷たかった。ちょっと気持ちいい。寝汗をかいていた。なんか夢を見たような気がする。でも、床の冷たさに意識が飛んだ瞬間、忘れた。何か見たような気がする。

 Tシャツにスウェットだけ、ついでにメガネという、あんまり外に出たくない格好の私は、もちろん外に出るわけでもなく、そっと足音を殺しながら、居間に出た。三分の一くらいカーテンが開いていて、外はもうだいぶん明るかった。ソファの後ろの床が一カ所ギシギシ音を立てるので、そこをよけて行く。目指すは、冷蔵庫。

 家中、建物中、しんとしていた。そろそろ新聞配達のバイクが走り出す時間。だけど、時間が止まったみたいになっている。私はこういう時間が好きだ。両親も弟も、眠っているんだと思う。静かだった。

 冷蔵庫は母が潔癖だからなのか、よその家の冷蔵庫と比べるとおそろしくなにもない。母は毎日、その日必要な分の食料しか買ってこない。だからだと思う。チラシを見て安い卵だとかお肉だとか、そういうものを見つけては買ってくるんだろうけど、買い置きという物をしない人。たぶん私が同じ立場でも、似たような感じだと思う。どうせ、買いこんでも、そのうち腐っちゃうんだから。

 うちの冷蔵庫の中で、いつも必ず切らさず入っているのが、麦茶のボトル。

 どういうわけか、真夏も真冬も、必ず入ってる。私が幼稚園に通っていた頃もすでに、なんかここには麦茶のボトルが入っていたような気がする。小学生のときは、はっきり覚えてる。いま私が手に取ろうとしているガラス製のボトルが、やっぱり入ってた。四人がそれぞれ飲むので、二、三日で空になる。空になったら、空にした当人が洗う、というルールがある。これは弟も守っているので、すっかり慣習になってる。いいことだと思う。ただ、私が空っぽにしたときは、やっぱり面倒だって思うけど。空にして洗って、台所においておくと、母がまた麦茶を作って冷蔵庫にしまう。そういう流れ。

 今朝の麦茶は、まだ半分以上残っていた。で、よく冷えていた。

 食器棚からグラスを一個、そして麦茶を注いで、一気に飲んでしまった。頭が痛くなるくらい冷たかった。気持ちいい。私はもう一杯注いでボトルを冷蔵庫に戻し、グラスを持って居間のソファに座った。

 接着剤の匂いがする。

 母がいくら言っても、父は居間でプラモデルを組み立てる。今日も塗料の瓶の上に、明らかに射出座席のパーツと思われる物が載っかっていた。色を塗って乾かしているんだ。下手に触って壊したらたいそう父は怒ってしまうので、触れずに眺めた。テーブルのもう少し離れた場所に、マスキングテープで仮留めされた部品があった。射出座席が収まるべき戦闘機の機首の部分。それにしても、でかい。一ヶ月前、父が模型店から買ってきたのがそれらで、F-15戦闘機のプラモデルだった。私は飛行機は好きだけど、てんでこういう工作がダメなので、見てるだけなんだけど、これで何機目のF-15だろう。作ったら作ったで、狭い我が家には置く場所もないので、よほど気に入った作品を除いて、けっこう他人にあげちゃった物もあるんだって聞く。空港の三階に、飛行機グッズばっかり売ってるお店があるんだけど、そのお店の前に、パネルに入った飛行機の模型が飾られてる。父の作品もあんな風にきれいに飾られていたら嬉しいけど、けっこう前、父がなじみの模型店の店頭で、うっすら埃をかぶったF-4EJ戦闘機を見かけて、私はなんとなくちょっと寂しくなった。どうせなら、家中に飾ってくれてもいいのに。

 汗をかいたグラスを、作成中のF-15から十分距離を取ったテーブルの上に置いて、私はソファに背をあずけた。相変わらず静かで、防音工事をしているから、鳥の声も聞こえない。

 電源が入っていないテレビは、でっかいガラスびんの底。これを磨いているのは母で、母はプラモデルよりもテレビドラマの方が好き。私も嫌いじゃないけど、母が見る番組と私では見たい物が違うから、チャンネルの主導権を握られたら私は部屋に戻るしかない。で、テレビの上には、絶妙なバランスで1/144のボーイング777が置いてある。ディスプレイ台に載せられて。これ、地震が来たら一発だ。地震というより、毎日掃除をする母の身になってみたら、家中にこういうプラモデルが飾られていたら、確かに迷惑かもしれない。掃除がしづらい。なにかの拍子で「墜落」させたら、父が怒る。または悲しむ。

 弟は飛行機にはあまり興味がないらしい。プラモデルにも興味がないらしい。そして弟が破壊した旅客機や戦闘機も数知れず。もしかしたら私も何機かぶっ壊してるかもしれない。故意じゃなくて、事故として、結果的に破壊してしまった機体が何機かあるのは覚えてる。最近は全然ないけど。最後に破壊したのは、私が中学二年生のとき。学校から帰ってきて、喉が渇いててかばんを放り投げるようにして居間に飛び込み、麦茶を取ろうとしたそのとき、私の視界の端に、ゆっくりと床に向かって墜落していく旅客機が見えた。あっ! 私は叫んだけど、身動きできなかった。そういうもんだと思う。なんかが破滅に向かって突き進み始めると、もう止めることなんてできなくて、ただ呆然とするだけ。あの旅客機の型式は分からない。中学二年生の頃の私は、F-15とMiG-25の区別がおぼつかない、ただの「飛行機が好き」な中学生だったから。でも、乾いた音を立てて、主翼と胴体が離ればなれになり、車輪は折れ、エンジンポッドはカラカラと転がり、父の労作を一機破壊してしまったことは分かった。放ったかばんがリビングボードに軽く接触し、その弾みで墜落してしまったのだ。帰宅した父に、私は正直に謝った。言い逃れをしても、父は激昂こそしないものの、逆にうなだれるようにしてぶっ壊れた機体の残骸を拾う姿は、見ていてけっして気持ちのいいものじゃなかったから。

 午前四時を回った。

 かつて私が破壊した旅客機の展示位置には、水色と黄色のストライプが入ったボーイング737-400が飾られていた。父にしてみれば「他社」の飛行機だけど、あまりそういう節操はないみたい。日本航空だろうが全日空だろうが、ノースウェストだろうがカンタスだろうが、米軍でも自衛隊でも、気に入った飛行機があれば作って飾ってる。居間には比較的旅客機が多いけど、父の部屋(であり、母の部屋)には戦闘機がたくさんある。

 節操のない。

 まあ、私も似たようなものかもしれない。

 私の性格は、明らかに父のそれを引き継いでいると思う。買い置きをしないってのは、性格よりも合理的なものの考え方だから、母の性格が私と近いわけではなくて、むしろ母と弟の性格の方が似ていると思う。私と父は、お互いマニアックで、節操がなくて、そして子どもっぽい。

 メガネをはずす。とたんに部屋の中のすべての輪郭が消える。ボーイング747もエアバスA300もC-130も、私の裸眼は全部「もやもやした何か」としか捉えない。そう言えば、父も近眼だ。だからパイロットにならなかったのかもしれない。なれなかったのかもしれない。

 ティッシュペーパーでメガネのレンズをふいた。今年に入って、一度私はこの大切なメガネをあろうことか踏んづけてしまい、破壊した。けど、新しいメガネを買うお金もなく、また、父や母に、踏みつぶしたから新しいメガネを買って欲しいとも言えず、コンタクトレンズがあるのを幸いにして、メガネ屋に持って行ってなんとか直してもらった。まあ直せる程度だった。レンズも無事だったし。でも以降、私のメガネは全体的に歪んでて、気付くと水平が狂うようになった。

 メガネことを考えたら、なんとなく憂鬱になった。コンタクトレンズと比べて、メガネをかけたときの矯正視力にはちょっと不安があったから。

 そして何より、私はメガネをかけて学校に行ったことがなかった。あったかもしれないけど、記憶にない。

 みんなにバカにされるだろうなぁ。

 メガネをかけた私の顔を知っているのは、お泊まりをしたことがあるチャキとか、あんま考えたくないけどあのコーク大好き野郎とか、その程度。去年の宿泊研修は、まあ寝る直前にコンタクトはずしてメガネを使ったけど、それも消灯時間ぎりぎりだったから、私のメガネッ子ぶりはあんまり知られていない。

 くだらないなぁと私は伸びをしながら思った。背骨が鳴った。声が出た。静かな部屋で、ボキという私の骨の音と、一瞬ちょっとかわいい声かも、と思ったけど勘違いだった私の声が、驚くほど鮮明に聞こえた。

 午前四時。

 まだ三時間は眠れる。

 私はグラスの中の麦茶を飲み干して、そっとソファから立ち上がり、明るさを増す窓の向こうに目を向け、やっぱり目は治っていないなぁとぼんやり思った。

 学校に行く前に眼科に行った方がいいかな。

 そうだ。

 夕食のとき、母に言われた。

 いい加減コンタクトレンズやめたら。と。

 言い返せなかった。でも。

 視力二.〇を誇る母と弟に、メガネの不便さを言ったところで理解されないだろうとも思った。

 グラスを水道で軽く流してから、私は来たときのように床を鳴らさないよう、自室に戻った。


 夏休みが目前だった。

 テレビのニュースで、中富良野のラベンダーが満開になってるってアナウンサーが言ってた。朝食の席で、私は首を右四十五度くらいひねって、テレビを見ていた。朝食のメニューは、ご飯と鮭の切り身と大根のみそ汁。全部私の好物っていってもいいかな。大根のみそ汁には油揚げが入ってない。油揚げが入った大根のみそ汁は、ちょっと邪道かなって思う。別に根拠はないんだけど。私の左隣には弟がいて、猛烈な速度でご飯を二膳食べてしまうと、低い声で「行ってきます」とつぶやいて部屋を出て行った。学校は私の高校よりはるかに近いのに、私よりも先にいつも家を出て行く。それは学校に対する意識の違いなんじゃないかって思う。私はたいして学校が好きじゃない。ない方がいい。

 私の向かって左斜向かいに母がいて、赤い箸の先端にちょっとずつご飯を載せて食べている。父はもうすでに出勤していて、残ったのが私たち女二人。あんまり会話がないけど、仲が悪いわけではなくて、話す必要がないって思ってるからお互い話をしない。母が私に話しかけることというと、「時間大丈夫なの」くらい。朝の場合はね。

「時間大丈夫なの」

 今朝もそうだった。

「別に」

「コンタクトレンズどうしたの」

「目が痛いから」

「だから言ってるのに」

 私は鮭の切り身から小骨を引っこ抜きながら、母の言葉には返事をしなかった。昨夜は目を隠すようにして夕食を食べたから、気付かれてなかった。

「そんなウサギみたいな目をして」

「別に、ウサギは赤い目じゃないよ」

「屁理屈ぱっかり」

 本当のことだもの。ウサギは別に赤い目をしてない。支笏湖の湖畔にウサギ小屋があって、そこにいつもウサギがいる。むしった草を金網越しに突っこむと、フムフム言いながらウサギたちは寄ってきて、食べる。草ってカロリー引くそうだから、草食動物は年がら年中食べてるのかもしれない。

「病院行ったの」

 母が言う。テーブルの真ん中に置いてある漬け物をつまんでいた。これが実は自家製。キュウリとナスビ。でもキュウリとナスビは近くのスーパーで買ってきたもの。

「行ってない」

「あとで困るから、行っておきなさい」

 それには私も異存はなかったけど、なんとなく同意したくない気分だったから、曖昧に頷いて、で私もナスビをつまんだ。おいしかった。

「保険証、持ってく?」

 キュウリをポリポリしながら、母が訊く。病院に行けといいながら保険証がいるかとは、ずいぶんだと思った。

「学校あるから」

「行く前に行きなさい」

 どうせときどきさぼってるんでしょ。母の顔に書いてある。はいそうです。

「時間大丈夫なの?」

「学校の前に病院行くよ」

「学校に電話しなさいよ」

 曖昧にうなずいた。病院へ行くって大義名分を学校に伝えて、正々堂々と遅刻する。まあそれもいいかな。でも、できれば眼科に行きたくなかった。

「ちゃんと病院行きなさいよ」

 私は、まあめずらしく、はっきりと母の言葉にうなずいた。


 小さい頃からほぼかかりつけになっている眼科に行った。待合室誌で待たされた。制服姿なのは私だけで、ついでに私が待合室の最年少らしかった。小さな病院で、先生は女医さん。これがまた恐い。平気で患者を叱る。だから私は、メンタマをいじられるってことに加えて、この病院が苦手。待合室には目に関するポスターや啓蒙書みたいなものばっかり置いてあって、すすんで読みたいと思うような雑誌もマンガも本もない。もしかすると、ここに来たからには余計に目を使うなと、そう言っているのかもしれなかった。

 二十分ほど待たされて、あの恐ろしい先生の前に座り、ペンライトやら名前も分からない恐ろしげな機器で目をいじくりまわされた。案の定、「結膜炎」だと診断された。コンタクトレンズは当分ダメです。はい、分かりました。できればメガネに戻しなさい。それはちょっと……。私は水平が狂ったメガネをかけて、涙を流しながら(これは点眼薬のせいなんだけど)、先生の言葉になんとなくうなずき続けた。

 結局、一時間半ほど遅刻して学校に行った。授業中に登場したくなかったので、休み時間になるまで一階のホールのベンチに座って、採光窓から降ってくる陽射しと、時折耳を打つ飛行機の爆音を聞いていた。背後をざわざわ教室移動の連中やら、体育が終わった奴らが過ぎていく。いつチャイムが鳴ったのか覚えてなかったってことは、私はたぶん眠ってたんだ。昨夜変な時間に寝たり早朝に起きたりしたからだ。二時間目と三時間目の間の休憩時間。私はちょっと屈託した気分で教室に向かった。

 教室のドアは開いていて、廊下にまで生徒が溢れていた。顔見知りや去年までのクラスメイトと擦れ違った。みんな「あれ」って顔をした。私が母の言うウサギみたいな赤い目をしているからか、それともこのメガネのせいなのか。たぶん両方だ。そんなに見ないで欲しい。たかだかメガネをかけてきただけで、そんな顔で見ないで。

 教室に入ると、小川さんがまず「あれ」って言った。坂井君が「あれ」って言った。教室を縦断し、窓際の最前列の自分の席に到着するまで、「あれ」って何回言われただろう。私はいずれの「あれ」にも返事をしないで、ふだんどおり「おはよう」とだけ言った。

「やっぱり」

 クラスメイトで初めて「あれ」以外のコメントを私に向けたのは、チャキだった。

「何よ」

 私はカバンを机の上に放ると、チャキを向いた。ニャーが私の顔を指さした。やめれ。

「メガネだメガネだ」

 ニャーが笑った。うるさい。

「病院行った?」

 チャキが訊く。

「行ったからこの時間」

「基地に行ってたんじゃなくて?」

「行ってない」

「なんだって?」

「アレルギー性結膜炎」

「あらそう」

「当分コンタクトはダメです」

 私はあの先生の口まねをしたんだけど、たぶん誰もわかんない。そりゃそうだ。誰もあの先生にかかったことなんてあるわけない。市立病院に行けばよかったかな。でも市立病院っていうと、バカみたいに待たされたあげく、診察は三分、なんて記憶しかない。けっきょくはあのおっかない病院がいちばんってことだ。

「メガネかわいいじゃん」

 チャキ。真顔で言わないで。

「うるさい」

「知的に見える」

「気のせいだ」

「たぶんね」

 ノッチが私を見てる。大きな瞳をキラキラさせて。そういやあんたって目がいいの?

「加苅さん似合ってる」

 ノッチがめずらしくそんなコメントをよこした。もう私はわけもなくむかむかしたので、メガネを外して胸ポケットに突っこんだ。

「はずしちゃうの?」

 ノッチが言う。私は何も言わず、胸ポケットからすかさずメガネを抜いて、ノッチに渡した。

「かけてみなよ」

「えー」

 えーじゃない。

 ノッチはどことなく嬉しそうに、ツルを広げてメガネをかけた(ようだ)。

「うわっ」

 ノッチの声が聞こえる。残念ながらノッチのメガネ姿が、私の目には見えない。

「おー、似合うじゃない」

 ニャーの声だ。

「有理よりいいんじゃない」

 チャキだ。

「気持ち悪いー」

 ノッチだ。そんなに私のメガネは度が強いのか。てか、私のメガネで「気持ち悪い」ってことは、ノッチは近眼じゃないんだな。

「どれどれ」

 ニャーだ。

「うおー」

 うおーじゃない。

「やばいわこれ」

 私の手にメガネが戻ってきた。

「有理こんなに目が悪いの?」

「悪い」

「ふへー」

「コンタクトやめたら。メガネの方が安全そうだよ。パイロットでもメガネはOKでもコンタクトはダメなんでしょ」

 チャキ。なんであんたがそんなこと知ってるんだ。もしかしたら私が言ったのかもしれない。確かにそのとおり。ちなみに視力回復矯正手術もダメ。

 私は受け取ったメガネをまたポケットに戻した。視界はぼやけてる。乱視のせいで蛍光灯や黒板も机もなにもかもが輪郭を失ってる。

「疲れる」

 私はつぶやいて、席に座った。


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