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遺手紙  作者: きりもんじ
14/33

涙で売れた

○あなたはもう忘れたかもしれないが


あなたはおお泣きになきました。

「私はこんなことをするためにここに来たんじゃない!」


ほんとに申し訳ありません。当時、この針金にすべてを

掛けてみようという時期で、私は必死でした。


とにかく一度売ってみて、それからよく考えようと

涙ながらに説得したと思います。


○あなたはもう忘れたかもしれないが


初めて販売した夜のこと憶えてますか?かなり

アルト(旧市街)の雑踏から離れた銀行の脇で


小さな別珍を広げ、”アンバランスの調和”という

テーマで作ったへんてこな針金首輪。

あっという間に売り切れてびっくりしましたね。

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