狭間の人間
かなり過激な表現が入っております。
仕事が終わり、帰りの電車に乗った。
電車に乗るたびに思う事がある。
何で、自殺の方法に電車への飛び込みなんて選択するのだろう。俺なら部屋の中で首吊ったり、練炭とかを考えるけどな。なるべく、人にも迷惑をかけない方法で。だって両親に人に迷惑をかけない人間になりなさいって教えられたから。
今の俺は生きてるっていうよりは、死にたくないから働いて、飯食って寝て、適度に性欲も発散してるだけって感じだ。みんなも、一度はこういう思いをした事はないだろうか。人生をリセットしたい。
俺はしょっちゅう思っている。けど、今の人間関係、恋人、職場など変わったりするとそれはそれは嫌な気もする。
じゃあどうするか、その選択で行き詰まった人間こそが自殺をするのではないだろうか。
自殺をしてしまう人間は、本来人間が生きようとする脳の制御装置みたいな物が、いじめや何らかの理由で壊れる事により起きる現象と言われている。
じゃあ、死にたくはないけど生きていたくもない俺のような人間は何なんだ?
脳科学的には、前述の事項を踏まえると優秀な「人間」ではないか。でも、社会から見たら俺は「死んでいる」。この一種のジレンマとも言えるような状態がここ最近はとにかく苦しい。
「明日は死ねるかな」、そう思いながら俺は今日も眠りに着こうと思う。
全ての報われなかった人間に、来世こそは幸あれ。




