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仲介  作者: あ行
18/37

18頭

「おぉ。仲介。よくやったな。花丸じゃ。」

 長はぐりぐりと頭を撫でた。ちょっと强引だ。

「お前の目は奇麗だな。」

 私の目線に入ってきた。

「うん。いい目だ。他の奴らの言う事なんか聞くなよ?わしの事だけ聞けな。」

「噓だ。」

 あの頃、まだ私は幼かった。

「……。お前は疑い深いなぁ。」

 ぐりぐりと頭が取れるくらい撫でられた。

――――――――――――

「仲介。お前のお蔭で取引が良い方向に進んでいる。」

 ありがとう。と長は私の頭を撫でた。身長は長の方が高いけど、昔よりかは背が伸びた。

「長、なんで撫でるのですか。私はもう小供ではありません。」

「くはは、わしにとってはまだまだ小供じゃよ。」

 長は歳が老いていると言うほど、老人ではない。まだまだ若い。奥さんだっていない。年齢なんて、何年一緒にいても分からなかった。

「仲介、」

 長は青年のように無邪気には笑わなかった。

「雑用にもやっとくれな。」

半分くらい終わりました

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