都計 舗総(とけい ほそう)
都計 舗総
どっかの道路工事のおっさんかと思いきや、(いやそれは舗装だろ)俺は警部。
警察官からの成り上がり。CHANNNELに憧れるお洒落なおじさんだ。
舗総には、相手を補う、総括するという意味と、歩く、走るという意味が込められている。親からもらったお気に入りの名前なんだ。
親からもらった名前も大事だが、もちろん身体も大事だぞ。
俺は銃刀法違反に出くわした時も刺されないように気を付けたんだ。
俺が親から教わったことはこうだ。
「ひと様に迷惑をかけるな」
「人のせいにするな」
自分で仕事をしながら知ったことは
「犯罪者は人のせいにしがち」
「巻き込みがち」それはきっと犯罪を犯して孤独なんだろうな。
本当は様々な俺の事件記録から教えを皆に伝えようと思ったがそれでは遅い。
俺は毎回しつこくこの教えたちを言うことになるだろう。
「教えは生きている」
なに?かっこいいだろ?わりぃなぁ。俺も普通なところもあるが普通に生きながらも普通に生きてきたわけじゃないんだ。命がけもの何回も経験したし。
そんなこと自慢したところで、サラリーマンだって毎日通勤して命がけだぜ。警察官がサラリーマンかと聞かれると返答に困るが
俺はサラリーマンというよりも良い警部を目指している。
そして現行犯逮捕もしがちだ。
今回はそういう事件なんだ。
舞台、というか現場はホテル。
俺がひっそり通っている別に奥さんや彼女と寝るわけでもない部屋だぜ。
かっこつけてスイートルームなんかに泊まりゃあ同僚や部下、上司がボケとツッコミを交わすに決まっている。俺はお笑い芸人ではない。まぁ、書きながら笑いもとりたいところだが。お笑いを探したきゃ笑羽根 灯のところへ行け。まさにCHANNELだぜ。
俺を書いてくれている作家も灯りを心に燈すことがしたいらしい。黒には染まらない白い羽根だ。
困ったときはこの小説や都計、俺の小説を読んで気になる言葉を見つけて頼りにしろ。
一番いいのは人の意見も聞きながら自分を信じられるくらい実力を上げることだ。