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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

目覚めたら貧乏な男爵令嬢でした〜他人の世界の歩き方〜

作者:帆々
未亡人のララ(38歳)は強盗に襲われた。再び目が覚めた時、見知らぬ場所で男爵令嬢に姿を変えていた。ノア・ブルー(20歳)だ。
家族は兄のみ。しかも貴族とは名ばかりの困窮っぷりだ。もちろんきれいなドレスなど、一枚もない。
「働かなくちゃ」
ララは元々がやり手の食堂経営者だった。兄が研究員を務める大学のカフェテリアで仕事を得た。
不安も感じるが、ノアの生活を楽しみ出してもいた。
外見は可憐な貴族令嬢。中身はしっかり者で活動的な大人の女性だ。しばらくする内に、彼女は店の看板娘になっていた。
そして、大学内でアシュレイに出会う。彼は二十七歳の教授で、侯爵だ。端正で貴公子然とした彼は、ノアに対して挙動不審だった。目を合わせない。合ってもそらす。狼狽える…。
「わたしに何か言いたいのかしら?」
しかし、アシュレイは紳士的で親切だ。ひょんなことから、仕事帰りの彼女を邸に送り届けることを申し出てくれた。しかも絶対に譲らない。ノアには迷惑だったが、次第にそれらにも慣れた。
「住む世界の違う人」
そう意識しながら、彼との時間をちょっと楽しむ自分にも気づく。
ある時、彼女が暴行に遭ってしまう。直後、迎えに来たアシュレイにそのことを知られてしまった。
当たり前に彼女へ上着を着せ掛けてくれる彼へ、抗った。
「汚れるから止めて」
「見くびらないでくれ」
彼は彼女を腕に抱き上げ、いつものように送り届けてくれた。
見られたくない場面を見られた。それがとても恥ずかしくて辛くて惨めで…。気丈なノアも取り乱してしまう。
暗い気持ちの彼女の元へ、毎日彼から大きな花束が届く。それは深く傷ついたノアを優しく励ましてくれた。
一方、アシュレイはノアが痛々しくてならない。彼女を傷つけた相手を許せずにいて——————。

三十八歳。しっかり者のシングルマザー。若い貴族令嬢に転生してしまう。
過去に起因し、彼女を前に挙動不審丸出しの侯爵、二十七歳。
奇跡的に出会った二人が惹かれ合う。じれじれラブストーリーです。ハッピーエンドです。

※途中、ヒロインの暴行シーンがあります。不快な方はご自衛下さい。
※『シングルマザー、娘が嫁ぎました。目覚めたら男爵令嬢に。侯爵が親切を押しつけてきます。』から改タイトルしました。
プロローグ
2023/05/12 20:34
1.ノア・ブルー
2023/05/12 21:03
2.『小鹿亭』
2023/05/12 21:04
3.アシュレイ
2023/05/12 22:20
4.雨上がりに
2023/05/12 22:46
6.舞踏会
2023/05/13 11:38
8.ニール
2023/05/13 18:28
9.ノアの涙
2023/05/13 20:12
10.親切と花束
2023/05/13 21:08
12.続・親切
2023/05/14 11:26
13.親切の訳
2023/05/14 13:23
14.証拠
2023/05/14 19:26
15.アシュレイの調査
2023/05/14 20:05
16.狩り場にて
2023/05/14 20:58
17.紳士同盟
2023/05/14 21:03
19.困惑
2023/05/15 13:15
20.行き止まり
2023/05/15 20:19
22.銀の鳥
2023/05/16 13:30
24.二人
2023/05/17 11:38
25.グレイ邸にて
2023/05/17 13:39
26.拒絶の言葉
2023/05/17 20:37
27.適切な距離
2023/05/18 11:29
28.ノアの決断
2023/05/18 13:23
29.ハークレイ
2023/05/18 20:12
30.オードリー
2023/05/19 11:31
32.ジュリ王女
2023/05/19 21:08
34.王宮
2023/05/20 13:32
40.告白の庭
2023/05/22 13:23
42.ララへの旅
2023/05/23 11:19
43.ララ
2023/05/23 13:40
44.ノアとララ
2023/05/24 10:36
45.ノアのいる場所
2023/05/24 13:27
46.プロローグに代えて
2023/05/24 20:40
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