金欠対策のギルド加入
職業柄、流石に本業だけでは食っては行けません
さて、聖職者と薬師はギルドに登録に来ていた
理由は、ひとつ
流石に本業だけでは食って行けないから
聖職者はそもそも依頼を受けても滅多に金を受け取らない(食べ物/酒は受けとる)
薬草採取の依頼を受けて生計を立てるにも野郎二人+鴉二羽を養うには厳しいからだ。
「俺は養われてたのか…」
聖職者が遠い目をして呟いた言葉に薬師は苦笑した
「まあまあ、しっかりしろや、お前の奇跡は大活躍だしフギンやムニンもよくしてくれてるし…ほら、帰ってこーい」
遠い目をして何処かを見ている
聖職者の肩を揺すった
ハッとしたように目を見開き、軽く頭を振った
「すまんな…俺に甲斐性がないばかりにお前には苦労させる」
「お前さんそれは言わない約束、って、うるせえわ」
そんな二人のやり取りを見てか、周りにいた冒険者達も笑い声をあげた そして二人は足を進めた。
「てかよお、ギルドの決まりとかわからないんだが」
ギルドの中に入るとそこは酒場になっていた。
カウンターには受付嬢がいる。
受付嬢はこちらを見ると微笑みながら近づいてきた。そして自己紹介をする。
「えーっと、ギルドに登録したいんだがどうすればいい?」
そう聞くと彼女は説明してくれた。
まず登録料として2000G必要らしい。
次に冒険者になる為の説明を受けた。
冒険者にはランクがあり最初はFからスタートで依頼をこなしていく事で上がっていくそうだ。
F→E→D→C→B→A→Sとなる。
S以上になると国からの依頼も受けられるようになる。
また、冒険者は様々な恩恵を受けられる。
例えば街に入る時通行税を払わなくて済むなどだ。
他にも色々なサービスを受ける事が出来る。
まあ、それはおいおい知っていく事にしよう。
「なるほどな…………じゃあ早速登録してくれ」
聖職者と薬師、合わせて4000Gを渡した。




