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少年の夢  作者: ミレとんとん
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【短編プロローグ】

 この少年、渡辺 湊の夢…それは小説家になること。湊は昔から小説を読むのが大好きだった。SFもの、恋愛もの、コメディ、サスペンス…どんなジャンルだって好きだ。その中でもファンタジーが好きだ。読者に夢を見させてくれる、わくわくした気分が味わえる…!そんなファンタジーが好きだ。そんな好きなジャンルの小説である、ファンタジー小説を読んでいたら、突然本から声がした。

「湊君、君はわくわくすることが好きかい?」

少し大人っぽい低い声が聞こえた。そのとき湊は突然のことで、混乱した。誰だって本から声が聞こえてくるなんて、誰も想定したことがないだろう。だが、聞こえてきたのだ。本から声が。湊は「まぁ、幻聴が聞こえただけだろう。」と思った。だが、また本から声がした。

「湊君、聞こえているかい?聞こえていたなら返事をしてほしいのだけども」

「えっ、あ、はい!」

 何故か湊は反射的に返事をしてしまった。そして、嘘だと思ったことが、事実だと判明した。そして湊は「ファンタジー小説なのに、声は大人っぽくて低いんだな」と思った。ファンタジーだったら、もうちょっと可愛い声でも、それか少年の声でもいいんじゃないか、とも思った。

「湊君、君にお願いがあるんだ。」

 そんなことを考えているうちに、また大人っぽい低い声が聞こえた。

「お願い…?」

「そう、お願い。湊君、きいてもらってもいいかな?」

 本から人間にお願い??まだ、湊は理解ができてなかった。そもそも本が喋っているという時点でおかしいのに、その喋っている本から、お願いなんて、さらに、疑問が積み重なっていった。

「お願い聞く前にいいかな?」

 湊は勇気を出して、喋る本に疑問をぶつける。

「まず、本が何で喋ってるの?そして何で僕の名前を知ってるの?」

 とりあえず、今特に疑問に思っていることを、本にぶつけた。本は、はっという顔をした後、丁寧に説明してくれた。

「そうだね、突然いろいろなことが起きてびっくりしちゃったよね...。まず、僕の名前から説明するよ、僕は本に宿った精霊で、レオンって言うんだ。8年前に宿っていて、やっと喋れるようになったんだ!そして湊って名前はここ!」

 といってレオンは本の後ろに書いてある、わたなべ みなとの文字を指した。これは湊が幼少期にお母さんに書いてもらった名前である。この本は湊が、幼少期のころから大事にしていた本だ。

「まあ、信じられないけど信じることにするよ、で?そのお願いって何?」

「湊君、君には小説家になってもらおうと思うんだ」

「えっ…!?」

 思わぬ形で、夢が叶いそうだ...いや、叶うようだ。本に小説家になってほしいといわれた。そして、ここから僕の小説の冒険の旅が始まるのだった...。


                          


今回は、ファンタジーに挑戦してみました!僕は、なかなか続かないことが多いので…。気ままに投稿していきます。前作を進めたいのですがね…なかなか話を思い出せず…。ごめんなさい、新しいの書かせていただきます。で、そして今回の新しい小説。少年の夢。なんかすごい、感じに仕上がっておる…(汗)こんな駄作をお読みいただけるなんて、感謝です…!たぶん、次回も投稿すると思うので、できたら見てくださいね!それでは!

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